信州四賀から

斉藤一徳が信州四賀の情報をお届けします。

「失職レストラン」 その4

2006年07月21日 | ちょっと堅い話

 

 

 


 

  来年3月には東京大学の助教授として、信州を離れるそうです。今日の話を聞いていて、寂しい反面、新天地での更なる発展を期待します。


 
 ・「PPK(ピンピンコロリ)」が今注目を集めています。長野県は全国一高齢者の医療費が少なく、その理由が「高齢者になってもピンピンと生活して、ある日突然コロリと亡くなる」。



 ・この、PPKはかなり前から知っており、自分も年をとったら「PPK」であの世に行きたい!と率直に思っていました。



 ・でも、武藤さんに、「それじゃ、PPKで逝けない人はどうするの? もともと障害者でピンピンしていない人はそれだけで悪いと言う事?」 と指摘され、はたと考え込んでしまいました。そうなんです、PPK自体は良い事なのですが、かといって、これを推奨するために大規模に宣伝して、国の施策にまでする事が良い事のなのか?



 ・「PPKが良い!」と聞いて、脳性まひの人達は 「オレ達は生きていく価値が無いのか?」とも感じるそうです。


 ・「人に迷惑をかけても良い社会」を考えましょう。PPKはもしかすると「機能的社会、効率優先社会の象徴」なのかもしれません。



 ・耳障りの良い言葉でも、その奥にあるものをしっかりと感じる事の大切さを学びました。やっぱり、物事の本質を見つめようとする武藤さんはすごい。

 

 

 


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