昨日の市民タイムスで、松本市 「収入役が退任へ」 と報道されていました。
見た瞬間にショックを受け、思わず 「うそだろー!!」と叫んでいました。
松本市ではじめて、女性の収入役、しかも民間から登用された三役ということで、かなりの注目を集めていたと思いますが、その、注目にたがわぬ活躍に、非常に期待していたので、落胆はひとしおです。
ことの始まりは、昨年夏に開かれた「市長と語る会」のあと、駐車場で私と市川さんとで言葉を交わた時からです。その時、「いつでも会いますから連絡してください」と言われたのを真に受けて、さっそく翌日にアポをお願いして、お盆の休日にお会いできました。休日にもかかわらず、市民サポートセンターで1時間ほど話をさせていただきましたが、実直な方で、真剣に話を聞いていただき、いろいろアドバイスなどをいただいた事が非常に印象に残っています。
その後、昨年10月に開催した 「四賀林研まつり」 にも、来賓で参加いただけました。当日は、担当部課の職員との親睦会もあったようなのですが、わざわざ予定を空けて出席していただきました。事前に、「いつものような素敵な衣装では汚れますので、ラフな格好で来てください」との依頼にも、素直に「素敵な」普段着で参加いただけ、人柄が表れていたと思います。
今までの 「偉い人」 のイメージは、弱い立場の人の言うことには耳を傾けないと言った感じでした。ところが、市川収入役さんをはじめ、市長、助役さんの三役は、偉くもなく、声も大きくはない、一般の市民の声に真剣に耳を傾けてくれ、本当にこれからの「松本市」が楽しみになります。
そんな時の 「退陣劇」 ですので、ショックは隠せません。
しかし、市川収入役さんの残した足跡は、しっかり地面に形を残し、次の一歩への大切な足がかりとなっていると思います。
なので、市川さんには、次のステップでの活躍を期待して、暖かい拍手で 「門出」をお祝いしたいと思います。
最後の仕事、「来年度予算の三役調整」で十分力を発揮して、次なる人生に大きく歩みだしてください。
自治法の改正が関係しているとか、つまり助役を副市長にし、収入役を廃止するというもの。こんな時期に収入役だったというか、巡り合わせが悪いというか、とにかくそういう事情だからよけいに残念に思います。
とはいえ、市川さんはどこへ行かれても、力を発揮してくださるはずですから、今後の転身に期待しましょう。
それが彼女の活躍する腕を縛っていたように思います。
オイラもとても期待していたんですけど、収入役廃止の流れの中で残念なことになりました。
副市長になってもらえばいいのに。
本当に残念ですが、本人が決めてしまったことは仕方がありません。自分たちにできることを一生懸命やることと、市川さんの前途を祝す事が、いまできる最高の事かと思います。
できれば、同等以上の能力を持った女性の、三役クラスへの登用を期待します。