信州四賀から

斉藤一徳が信州四賀の情報をお届けします。

「松本検定」 ハプニング

2007年02月25日 | ちょっと堅い話

 今日、「松本検定」の試験官をやってきました。そのときの「ハプニング」

 

1.私が担当する試験会場で、かなりの方が参考書を読んで、最後の追い込みをしているとき。

  一人のご老人が、試験官の私に近づいてきました。

 

  「今回の松本検定は、なぜ、こんなに急いでやるのか。参考書の発売から、1月足らずで試験をするなんて、あまりにも準備が出来ない。市は、どうしても今年度中にやってしまいたくて、慌ててやったんじゃないのか。」

 

  確かに、ごもっとも。 その方には言いませんでしたが、私もそう思います。

 

  「検定料の振込金融機関は、なぜ、八十二銀行だけなのか。郵便局やコンビにでも振り込めるようにしなかったのか。松本市は、なぜ、そんなに八十二銀行ばかりを優遇するのか。」

 

  その方には言いませんでしたが、初めて聞きました。確かに、コンビになどでも振り込めたほうが、はるかに便利ですよね。

 

  「試験終了後に、解答集を配らないのか。市民タイムスで報道するといっても、購買していない人はどうするのか。」

 

  確かに、ごもっとも。

 

  その方が最も言いたかったのは、「受験者の身になって考え、実施する『松本検定』にして欲しい。行政の都合の良いことばかりで進めて欲しくない」 と言う事だと思いました。来年のための、大きな宿題をいただいたような気がします。

 

  でも、本当に「松本市」「松本検定」の事を考えていただいているからこその、苦言だと思います。しっかり胸に刻みましょう。

 

 

2.試験官の時計

  試験は、「試験官の持っている時計」を基準にして進められます。いつもは携帯電話を時計代わりにしているのですが、受験者には禁止している上、秒針が無いので、子供のストップウォッチを持参しました。

 

  10時の開始時間に丁度、「ピッピ」と鳴って、幸先良いスタートをきったと思ったのもつかの間。

 

  10時6分に突然「ピッピ」とアラームが鳴るではありませんか。慌てて止めて、冷や汗です。

 

  ところが、その5分後にもアラームが。慌てて、試験会場から外に出て、アラームを解除しようとしたのですが、方法がわかりません。そのまま外で様子を見ていると、さらに5分後アラームが・・・。

 

  仕方なくあきらめて、基準時計を携帯電話に切り替えました。ところが、マナーモードでバイブの設定を解除したいのですが、出来ません。試験の間中、携帯電話を握り締め、不意の電話にも、すぐ切れるようにしていましたが、冷や汗びっしょりでした。

 

  受験者の皆さん、集中できなかったのなら、ごめんなさい。

 

 

 

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする