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四賀地区4小学校統合に関する全体懇談会 その2

2007年02月26日 | ちょっと堅い話
 「ちょっと堅い話」ばかり続いて、申し訳ありません。

 今晩、「四賀地区4小学校統合に関する全体懇談会」の2回目が開催されました。


 正直、今回の参加者数は、前回をはるかに下回って、「数十人」程度と思っていたのですが、前回と同程度の方々が集まりました。


 前回との違いは、  緊張感。




 前回にも増して、場の雰囲気が緊張しています。やはり、「1校統合までの緊急処置としての2校統合」にかなりの反発があるようです。市としても、1校に統合するまでに、3,4年のタイムラグがあるので、その間にも「より安全な学校に通わせたい」との思いで、「緊急手段2校統合」を出してきたと思うのですが、「心」の問題がかなり大きく出てきたようです。


 市としては、「案」のひとつとして出したと思うのですが、受け取る側は、「決定事項」のように感じたようです。議論は、「案」から始って、「対案」「賛成」「反対」などいろいろ出てきて、はじめて議論が深まるのだと思います。その、最初の「案」に過剰反応しても仕方が無いと思うのですが。これから始る、議論に注目と期待をします。


 今日の会議の集約で、「市の方針案には概ね賛成。2校統合等の詳細は別組織を立ち上げて、そこで検討する」 に落ち着いたと思います。


 これまで30数年かに渡って議論も出来なかった、「小学校統合問題」が、大きく前進した一日でした。


 それにしても、多くの方が自分の意見を言えた、すばらしい会議だったと思います。今後の進展にも「期待」と「自分自身のかかわり」を強く、心に刻んだ一日の終了です。