その1
走路員として、虚空蔵山に入っていたおり、気になった花があります。
「野菊」です。
里では、「ヒメジョオン」などの帰化植物ばかりが目につく。それに比べて、里山に入ると、清々とした野菊が、それゆえに目立ってしまう。花も大分しおれてきたりしていたが、日陰の花は、ちょうどきれいな盛りで輝いていました。もう一度、ゆっくり登りたい。
その2
スタッフも、「松茸山荘入浴券」をいただいた。
夕方、長男次男を誘って、入りに行こう。
声をかけたが、あまり良い反応ではない。今までならば、「行こう行こう!!」と大騒ぎになるのだが、「お父さん、ひとりで行って来たら」と言われてしまった。あまりのショックに、「それならゆっくり入ってくるよ」としか言えなかった。
こんな風にして、親離れが始まってゆくのか。まだまだ先と思っていたので、なんとなく寂しさを感じてしまった。本格的な親離れはもう少し先だろうが、今のうちから「覚悟」しておかなければならないのだろう。
久しぶりに一人でゆっくり入った温泉だったが、こころにぽっかりと穴が開いたような感じだった。