goo blog サービス終了のお知らせ 

おじさんのスポーツおたく奮戦記? 第2章:issanの諸国漫遊記!?

岡山のスポーツチーム、出身選手、岡山に関係する人々などを勝手に応援するissanの日本国内漫遊記 !?

2022シーズン、ファジアーノ岡山 明後日、開幕します!

2022年02月18日 19時51分00秒 | サッカー

Jリーグ、2022シーズンが開幕です。

J1は本日の19時キックオフ「川崎F vs FC東京」で開幕します。J1の残り試合は明日、一斉に行われ、2022シーズンが本格的に幕開けです。

J2は明日と明後日に分かれて第1節が行われます。ファジは明後日の14時キックオフ、ホームでヴァンフォーレ甲府とホーム開幕戦を戦います。


出典:https://www.fagiano-okayama.com/

北川社長の開幕に向けての挨拶文です。

にほんブログ村 サッカーブログへ
にほんブログ村

2022シーズンの開幕を迎えるにあたって
※以下、引用です。

2月20日(日)に、2022シーズンが開幕します。
木山隆之監督を新たに迎えたチームは、開幕に向けて士気高くトレーニングを重ねており、皆さまと同じく私もとてもワクワクしています。
政府、およびJリーグのガイドラインに則って岡山県に安全計画を提出し、今シーズンは収容制限を緩和してホームゲームを開催できることとなりました。
開幕戦はまん延防止等重点措置下での開催となりますが、ガイドラインは2万人以下となっており、16,500人を上限とするシティライトスタジアムでは実質100%収容での開催となります。
コロナ禍での2年間の経験を糧に、ご家族やご友人と一緒にファジフーズやイベントを楽しみ、そして試合観戦をする。そんな、「スタジアムの日常」を取り戻していく一年にしていきたいと考えています。
検温、消毒、マスク着用や大声を出さないといった基本的な感染対策については、引き続き皆さまにご協力をお願いする形となります。観戦時にご不安な点がございましたら、気兼ねなく周りのスタッフにお声がけください。
CHALLENGE1の1つ、平均入場者数1万人の達成はいまだ厳しい状況と捉えておりますが、1万人を超える試合を1つでも多く開催したいと考えております。
そして、J1。いずれの「1」も応援くださる皆さまの後押しなしには実現できません。
長いシーズンがいよいよ始まります。良い時もあれば、必ず苦しい時もあります。
どんな時も、一年間ともに戦ってくださいますようお願いいたします。

代表取締役社長 北川真也


にほんブログ村 サッカーブログ ファジアーノ岡山へ
にほんブログ村

まだ、コロナ前のようには行かないでしょうが、社長のおっしゃる通り「スタジアムの日常」を取り戻す為に、岡山が一丸となって後押ししないといけませんね。高ぶる心を落ち着かせながら、新しいシーズンを楽しみましょう。

今季の制服、いや戦闘服、違った!? オセユニは大盤振る舞いで4着準備しました。公表は開幕後ということで、開幕戦は誰のユニで行こうか、今は思案中です

とにかく、今季もこれまで以上によろしくお願いいたします。尚、今季のシーズンシートは昨年とほぼ同じ位置です。ファジシートの北寄り、ホームベンチ後方ですので、見かけましたらお声がけください。

にほんブログ村 サッカーブログへ
にほんブログ村

よろしくお願いします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北京五輪 フィギュアスケート 女子総合成績

2022年02月18日 07時05分00秒 | フィギュアスケート

北京五輪のフィギュアスケート、女子シングルのFSが昨日行われ、順位とメダルが決まりました。カミラ・ワリエワのドーピング問題で大いに揺れた女子のフィギュア界ですが、彼女に関してはここでは置いといて、純粋に競技成績をピックアップしたいと思います。



◇フィギュアスケート
【女子総合成績】

①アンナ・シェルバコワ 255.95
(SP:80.20,FS:175.75)
②アレクサンドラ・トルソワ 251.73
(SP:74.60,FS:177.13)
③坂本花織 233.13
(SP:79.84,FS:153.29)
④カミラ・ワリエワ 224.09
(SP:82.16,FS:141.93)
⑤樋口新葉 214.44
(SP:73.51,FS:140.93)
⑥劉 永 213.09
(SP:70.34,FS:142.75)
⑦アリサ・リュウ 208.95
(SP:69.50,FS:139.45)
⑧ルーナ・ヘンドリックス 206.79
(SP:70.09,FS:136.70)
⑨金 芸林 202.63
(SP:67.78,FS:134.85)
⑩マライア・ベル 202.30
(SP:65.38,FS:136.92)
⑪アナスタシア・グバノワ 200.98
(SP:65.40,FS:135.58)
⑫エカテリーナ・クラコワ 185.84
(SP:59.08,FS:126.76)
⑬ビクトリア・サフォノワ 184.83
(SP:61.46,FS:123.37)
⑭オリガ・ミクティナ 182.20
(SP:61.14,FS:121.06)
⑮エカテリーナ・リャボワ 179.97
(SP:61.82,FS:118.15)
⑯カレン・チェン 179.93
(SP:64.11,FS:115.82)
⑰ニコル・ショット 177.65
(SP:63.13,FS:114.52)
⑱リンジー・ファンズンデルト 175.81
(SP:59.24,FS:116.57)
⑲マデレーン・スキザス 175.56
(SP:60.53,FS:115.03)
⑳エリスカ・ブレジノバ 175.41
(SP:64.31,FS:111.10)
㉑エバロッタ・キーバス 171.75
(SP:59.55,FS:112.20)
㉒アレクシア・パガニニ 168.91
(SP:61.06,FS:107.85)
㉓河辺愛菜 166.73
(SP:62.69,FS:104.04)
㉔アレクサンドラ・フェイギン 159.31
(SP:59.16,FS:100.15)
㉕イエニ・サーリネン 153.04
(SP:56.97,FS:96.07)



日本の3人には大変失礼を申しました。謹んでお詫び申し上げます坂本が銅メダルを獲得してロシアの3人に割って入りました。ワリエワがミスを連発するなど予想の端っこにもありませんでしたが、そういう運を味方につけられる選手というのは、大きな大会に勝つ為には必要な条件の一つです。バンクーバーで銀を獲った浅田真央以来、12年ぶりの日本女子のメダルは銅メダルでした。ロシアが桁違いの技術力で女子フィギュア界を席巻している現状を考えても、この銅メダルの価値は非常に高いと言えます。4回転も3アクセルも跳ばない彼女が何故、銅メダルに届くことができたのか? スポーツライターのお歴々が色々分析されているので割愛しますが、フィギュアはジャンプだけにあらず、されどジャンプが必要という課題を解決するのに必要な方策の一つが示されたように感じます。

五輪も残りわずかになりました。選手たちの頑張りには最後まで拍手を送りたいと思います。

頑張ってくださいね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高木美帆 北京五輪 戦いの軌跡

2022年02月18日 05時08分00秒 | スピードスケート

スピードスケート女子の5種目にエントリーし、全てを滑り切った高木美帆の今大会の記録を確認したいと思います。

彼女自身の最終種目となった1000mは、中学3年生で出場したバンクーバー五輪で完走者の中で最下位に沈んだ種目です。前回の平昌五輪では銀メダルの小平奈緒に続く銅メダルでした。最も金メダルに近いと言われた1500mで前回に続く銀メダルに泣いた今大会では、前回金メダルを獲得したパシュートでもアクシデントとは言え金に届かず銀メダルに終わり、500mでの予想以上の銀メダル獲得があったにせよ、銀メダル3個の「シルバーメダルコレクター」のままで終わってしまうのかと思われてもいました。

只、ここまでの悔しい気持ちを爆発力に変えて、1000mでは金メダルに届くのではないかという気がしていました。というのも、従来苦手にしてきたスタートダッシュでは500mの好成績を見ても少しずつ克服できているように感ていたからです。

そんなこんなを含めて、北京での彼女の戦いについてフォーカスしてみたいと思います。

◇スピードスケート

【女子3000m】
①イレーネ・スハウテン 3:56.93
②フランチェスカ・ロロブリジダ 3:58.06
③イザベル・ワイデマン 3:58.64
④マルティナ・サブリコバ 4:00.34
⑤ラグネ・ビクルン 4:01.44
⑥高木美帆 4:01.77
⑦カルレイン・アフテレークテ 4:02.21
⑧アントワネット・デヨング 4:02:37
⑨佐藤綾乃 4:03.40


【女子1500m】
①イレイン・ブスト 1:53.28
②高木美帆 1:53.72
③アントワネット・デヨング 1:54:82
④佐藤綾乃 1:54.92
⑤マレイケ・ブルーネワウト 1:54.97
⑥フランチェスカ・ロロブリジダ 1:55.20
⑦エリザベータ・ゴルベワ 1:55.30
⑧高木菜那 1:55.34


【女子500m】
①エリン・ジャクソン 37.04
②高木美帆 37.12
③アンゲリナ・ゴリコワ 37.21
④バネッサ・ヘルツォーク 37.28
⑤ユッタ・レールダム 37.34
⑥フェムケ・コク 37.39
⑦金 旼善 37.60
⑧ダリア・カチャノワ 37.65
⑮郷亜里砂 37.983
⑰小平奈緒 38.09


【女子団体追い抜き】
①カナダ
(イバニー・ブロンディン,バレリ・マルテ,イザベル・ワイデマン)
②日本
(佐藤綾乃,高木美帆,高木菜那)
③オランダ
(アントワネット・デヨング,マレイケ・ブルーネワウト,イレーネ・スハウテン,イレイン・ブスト)
④ROC
(エリザベータ・ゴルベワ,エフゲニア・ラレンコワ,ナタリア・ボロニナ)
⑤中国
(アダク・アフナール,韓 梅,李 奇時)
⑥ノルウェー
(マリットフィエランゲル・ベーム,ソフィエカロリーネ・ハウゲン,ラグネ・ビクルン)
⑦ベラルーシ
(エカテリーナ・スロエワ,ヤウゲニア・ボロビオワ,マリナ・ズエワ)
⑧ポーランド
(カロリナ・ボシェク,ナタリア・チェルボンカ,マグダレナ・チュシュチョン)

【女子1000m】
①高木美帆 1:13.19
②ユッタ・レールダム 1:13.83
③ブリタニー・ボウ 1:14.61
④アンゲリナ・ゴリコワ 1:14.61
⑤アントワネット・デヨング 1:14.71
⑥イレイン・ブスト 1:15.11
⑦キミ・ゲッツ 1:15.40
⑧バネッサ・ヘルツォーク 1:15.644
⑩小平奈緒 1:15.65




出場した5種目の全てに入賞、金1つ・銀3つという成績を残しました。前回の平昌と合わせてメダルは7つ。メンタルの強さが際立ちました。改めてスポーツのメンタル面の大切さがクローズアップされたように感じます。

オリンピックも大詰めに近付いて、日本選手の活躍が目立ってきました。

かつて、メダルには縁がないと言われ続けた日本のウィンタースポーツに光を当ててくれた選手たちに惜しみない拍手を送りましょう。

よろしくお願いします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

打って、罹って、その繰り返しで何のコロナ対策なのか?

2022年02月17日 19時25分00秒 | COVID-19

専門家と称する人々によると、オミクロンの感染ピークも2月初旬でピークを越えたそうです。保健所がパンクしていて、検査できない、医者の判断で陽性か陰性を判断させるといっても満足な診断もできていない。適当に「はい! 陽性です」と言われても、果たしてこれがコロナなのか、インフルエンザなのか、只の風邪なのか、それすらよく分からないままに陽性者のレッテルを貼られるとしたら、何だかやりきれない話ですね。

昨年もそうでしたが、インフルエンザの感染者が激減しています。結局のところ、インフルエンザなのか、コロナなのかがはっきりしないままにコロナ感染者にされてしまった方が何人もいることでしょう。お気の毒ですが、運が悪かったと諦めるしかなさそうです。

ところで、状況が混沌としている中で、「打て! 打て! どんどん」のワクチン狂騒曲が続いています。打っても罹るものに無駄に命の危険を冒す行為を正当化する意味がよく分かりませんよね。コロナの死者数も増加していますが、果たして本当にコロナ感染が原因なのでしょうか? あくまでも推測ですが、ワクチンを接種して感染して亡くなった方がいたとすれば、原因がコロナなのかワクチンなのか、はっきり分からないのではないですか? コロナに感染して、いや陽性者にされて、不幸にも亡くなった方は原因がコロナでなくても自動的に「コロナ死」にされます。対して、ワクチン接種後に亡くなった方は因果関係不詳で処理されてしまいます。ワクチン接種後にコロナ陽性になり、その後亡くなった場合には100%「コロナ死」にされますが、本当ならワクチン接種が原因でなくなっているかも知れません。そこは知らぬ存ぜぬで押し通されるのでしょうね。

打っても打っても感染者が減らないなら、本当の原因がある筈です。そこは調べようとしないのでしょうか?ただ単にそれを繰り返すだけの能無し専門家の言うことを聞いて、責任逃れしたい政治家や首長が多いと言えそうです。メディアは視聴率さえ取れれば何でもOKですし。

どこまで茶番を繰り返したら収まるのか? 収まったら困る人の存在がそれを阻止しようとしているのではないですか?

いい加減には気付いて、そこに切り込むメディアが出てきてもありそうですが・・!?

期待薄ですね。

何とかならぬか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北京五輪 フィギュアスケート 女子SP

2022年02月16日 06時00分00秒 | フィギュアスケート

北京オリンピックも終盤に近付いて来ましたね。スピードスケート女子団体パシュートはまさかの結末で日本は銀メダルに泣きました。銀メダルが悔しいと思える種目が増えてきた昨今の日本の躍進に驚きを感じながら、嬉しく思います。

ノルディック複合のラージヒルも惜しかったですね。ゴール手前で2人にかわされて銅に終わったとはいえ、渡部暁斗の激走も見事でした。

五輪が終わるとスポーツロスに陥りがちなのですが、今年は五輪閉幕とともにJリーグが開幕することもあり、その点は心配ないかと思います。



さて、五輪ピックアップも残り少なくなりました。期待薄だとか失礼なことを述べてまいりましたフィギュアスケート女子シングルのSP結果を追ってみます。

カミラ・ワリエワのドーピング問題が灰色決着したままで、いやくすぶっている状況のままで、何となく釈然としない思いを抱きながら始まったショートプログラムで、ワリエワがメダル獲得順位に入ってもメダルを授与しないとか、ワリエワが24位以内に入った場合には従来24人が進めるFSに25位の選手も進めるとか、異例の裁定は方々に微妙に影響しています。本来なら、ドーピングに引っかかった選手が五輪に出場できるなどはあり得ないことなのに、彼女が15歳ということで、曖昧な結論に至ったとしたらCASもIOCも無責任と言えそうです。元々、フィギュアスケートに限らずロシアではドーピングが常態化しており、今回に限ったことではないから今回に限ったことではないから国としての五輪参加が認められていない訳で、それを野放しにしてきたことは大いに責められるべきだと思います。

それはさて置き、ワリエワ、シェルバコワ 、トルソワ のROCの3人があまりにも強くて対抗馬が不在という構図が伝えられてきた女子シングルの現状ですが、風穴を開ける選手が表れるのかどうかは非常に興味深い事柄になりました。

昨日のSP結果です。

◇フィギュアスケート
【女子SP】


①カミラ・ワリエワ 82.16
②アンナ・シェルバコワ 80.20
③坂本花織 79.84
④アレクサンドラ・トルソワ 74.60
⑤樋口新葉 73.51
⑥劉 永 70.34
⑦ルーナ・ヘンドリックス 70.09
⑧アリサ・リュウ 69.50
⑨金 芸林 67.78
⑩アナスタシア・クバノワ 65.40
⑪マライア・ベル 65.38
⑫エリスカ・ブレジノバ 64.31
⑬カレン・チェン 64.11
⑭ニコル・ショット 63.13
⑮河辺愛菜 62.69
⑯エカテリーナ・リャボワ 61.82
⑰ビクトリア・サフォノワ 61.46
⑱オリガ・ミクティナ 61.14
⑲アレクシア・パガニニ 61.06
⑳マデレーナ・スキザス 60.53
㉑エバロッタ・キーバス 59.55
㉒リンジー・ファンズンデルト 59.24
㉓アレクサンドラ・フェイギン 59.16
㉔エカテリーナ・クラコワ 59.08
㉕イエニ・サーリネン 56.97

                    
㉖ヨセフィン・タリエゴール 54.51
㉗朱 易 53.44
㉘ナターシャ・マッケイ 52.54
㉙カイラニ・クレーン 49.93
㉚アナスタシア・シャボトワ 48.68


にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村

大方の予想通りワリエワがトップでFSに向かうことになります。「メダルを渡さない」というのはフィギュアスケート協会側のCASへのささやかな抵抗なのですが、釈然としない思いは選手側にもあるでしょう。ドーピングは本人に責めがあるかないかにかかわらず、一定期間の出場停止は避けられないのが普通です。将来のある選手かどうかは関係ありません。日本選手はそうやって本人の知らない所で起こった事象に巻き込まれて選手生命を危うくした事例が枚挙にいとまがありません。

スポーツの世界ぐらいは卑怯な手を使って勝つようなことが起こらないでほしいと思いますが、その考えが既にお花畑なのでしょうか?

女子のFSは明日行われます。男子と違ってアメリカで人気が薄い女子フィギュアは向こうのゴールデンタイムを外していますね(笑) オリンピックも所詮彼らには金儲けの一手段でしかないのです。寂しいですね。

よろしくお願いします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『聖隷クリストファーの悲劇』に秘められた真実とは何なのか?

2022年02月15日 22時58分00秒 | 高校野球


東海地区大会の準優勝校が選抜への出場を逃すという『聖隷クリストファーの悲劇』から日数が経過しても、話題に上り続けているということは、やはり世間的なインパクトが相当大きかったと言えそうですね。

この選考の裏には語られていない本当の理由が隠されている筈です。しかし、高野連と毎日新聞社は説明に補足することなく、早期幕引きをしたいという意図が見え見えです。

何やら様々な憶測が乱れ飛んではいますが、真実はその中にあるのでしょうか?

この話を進める上で外して通れないのが、「高野連に嫌われている学校」の存在です。当落線上に何校かが残った場合に真っ先に落とされる運命にある学校です。そして、ここには静岡県という東海地区でも特異な存在も起因しているように感じます。
東海地区では旧来から『東海三県』という仲間意識が根強くあり、「東海は、愛知・岐阜・三重の3県のことであり、静岡は含まない」という考え方が強く持たれていました。それがどういうことになるかと言えば、選抜出場枠が2校しかない東海地区で「愛知・岐阜・三重」の3県から1校も選ばれないという事態は決して認めないというものです。

話が逸れますが、「東海地区の高校数と中四国地区の高校数はほぼ同数である。しかるに選抜出場枠は前者が2校、後者が5校というのは余りにも不公平ではないか?」という人がいます。しかし、東海地区は4県、中四国地区は9県あります。高校数がほぼ同じと言ってもそれが不公平というのなら、夏の大会は不公平の極致ということになります。鳥取県と大阪府を比べて「どちらも1校しか出られない夏の大会は不公平だから見直せ」というのと同じことです。
大阪を2校にせよという声が出たとしても、鳥取をゼロにせよという声は聞かれません。それを言うなら、選抜に和歌山から2校選ばれたことも大いに批判されなければなりません。どっちに転んでも、砂かけ論に終始します。東海2校が問題だというなら、21世紀枠を完全撤廃して枠を増やせばよいことですよね。
選抜大会は限られた日程で開催することもあって、今の出場校数を増やすことは難しいと思います。ならば、32校しか出られないにもかかわらず、21世紀枠に3校分を当てはめることの問題点が議論されないことの方が、普通に考えればおかしいと思うはずなのですが・・!?



で、話を戻します。

聖隷クリストファーの野球を称して高野連は「頭とハートを使った野球」と言いました。これが落選のキーワードとなったとされています。対して、大垣日大は「個人の能力に勝っている」「甲子園で勝てるチーム」という理由で選ばれました。準決勝であわやコールド負けという試合をしたにもかかわらず・・・です。

その準決勝のイニングスコアは以下の通りです。

▽準決勝
大垣日大
  200 000 210│5
  200 044 00X│10
日大三島


(大)五島・山田・五島・山田・三松-西脇
(三)松永-野田

一方、聖隷クリストファーが決勝で日大三島に敗れた試合のイニングスコアは下記のようになります。

▽決勝
聖隷クリストファー
  110 010 000│3
  000 402 00X│6
日  大  三  島


(聖)今久留主・塚原-河合
(三)京井・松永-野田


日大三島との直接対決を比較すると、大垣日大が聖隷クリストファーを上回る要素はありません。内容を見ても聖隷クリストファーの方が優れていると言えます。

では、両チームの準々決勝までの勝ち上がりを見てみます。

【大垣日大】

▽1回戦
大垣日大
  001 420 000│7
  100 000 100│2
静  岡


▽準々決勝
大垣日大
  010 001 100│3
  200 000 000│2
享  栄


そういえば、大垣日大が静岡と享栄に勝ったことを高く評価する意見もありましたね。あくまで、結果論で何とでも言えますが(笑)

【聖隷クリストファー】

▽1回戦
津  田  学  園
  011 001 01│4
  100 210 43x│11
聖隷クリストファー
 (8回コールド)

▽準々決勝
聖隷クリストファー
  000 100 003│4
  002 100 000│3
中       京


▽準決勝
至   学   館
  040 100 003│8
  000 030 004x│9
聖隷クリストファー


逆転・逆転で勝ち上がった聖隷クリストファーの「頭とハートの野球」の真骨頂となったのが準々決勝の中京戦の9回です。公式記録には中京の投手・瀬戸亮太の走塁妨害としか残されていませんが、三本間に挟まれたランナーが故意に走塁妨害を狙ってぶつかりに行った結果だということです。日頃から隙あらばと狙う姿勢が「勝利至上主義で高校生らしくない」という意見が出たそうです。それなら大垣日大の「甲子園で勝てるチームを選んだ」という選考理由と大いに矛盾しているのではないでしょうか?

以前、熊本の済々黌がショートライナーで3塁ランナーがホームへ突っ込み決勝点をあげて勝利した試合がありました。刺殺時のアピールプレーの盲点を突いた頭脳プレーと称賛されたものです。しかし、これも日常的に隙を狙って練習していたそうです。これは公立進学校らしいプレーと褒めたたえられたのに、今回の聖隷クリストファーの故意に走塁妨害を狙ったプレーは「勝利至上主義で高校生らしくない」と批判され、選抜出場を逃した理由の一つとされた模様です。

何が違うのかというと、済々黌は公立進学校で聖隷クリストファーは私学だということです。選考の根底に「力で劣る公立校が頭を使って点を取る」プレーは称えられ、「力で劣る私学が同じことをする」と勝利至上主義と批判されるという、公立校の優位性を高野連が暗黙の内に認めているということです。同じ静岡県の学校でも、静岡がこれを行ったとしたら同様の批判を受けたかどうか?

結局のところ、東海地区高野連は「聖隷クリストファーを選びたくなかった」「汚いプレーをする学校だから落とした」とはっきり言えば良かったのです。そういう変なところに気を配るからモヤモヤが残るのです。

にほんブログ村 その他スポーツブログへ
にほんブログ村

勝利至上主義を批判して21世紀枠を肯定しながら、一方で「甲子園で勝てるチーム」を選んだという、高野連のダブルスタンダードが今回の悲劇の本質のように感じます。「嫌いだから選ばない」という最も人間らしい理由であったのに、言い訳と嘘で塗り固めようとしたからボロが出たというのが本当のところではないでしょうか? 当分、この問題は議論され、やがて時間と共に忘れ去られるのでしょうね。そうやって不可解な選抜が繰り返されるのでしょう。

一方、選抜に出場する大垣日大ナインは大会前からヒール扱いされて、負ければ大いに批判されるでしょう。この不可解な選抜の影響は落選した聖隷クリストファーだけでなく、選ばれた大垣日大にも不要なプレッシャーという重荷を背負わせました。「地区大会は予選ではない」ならば、優勝した学校が選抜されなくても不思議ではないですよね。「あの学校は準優勝したけど、選考委員が嫌っているので落選させました」と正々堂々と言えないならば、今回の悲劇の理由が分からないままに風化していくのでしょう。

本当のところが何なのかは私も分からないのですが・・・!?

にほんブログ村 その他スポーツブログへ
にほんブログ村

高校野球が勝利至上主義ではいけないならば、何のために優勝を目指すのでしょう? 勝利至上主義を否定するなら大阪桐蔭などは選ばれないはずなのですが(笑) 神宮大会優勝校を落選させたら、高野連を見直しても良いですね(爆)

ともあれ、選抜はやって来ます。コロナごときでゴタゴタするのだけは、もう御免被ります。普通に有観客で実施していただきたいものですね。

よろしくお願いします。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

vs 木下マイスター東京 苦しい状況を乗り越えて進む先にファイナルがある !!

2022年02月13日 08時14分00秒 | 卓球

チーム状況があまり良くない現状ながら、何とかファイナル進出を果たしたい岡山リベッツは昨日、アウェーのアリーナ立川立飛で木下マイスター東京と対戦しました。2位以下の勝点が接近して来て、1試合1試合が非常に大事になって来る時期になって来ましたが、張本が出場するKM東京相手にどのような試合ができるかは非常に重要な点の一つです。張本と及川のシングルスでの強さが際立つ相手に対して、ダブルスを含めてどうやって勝つかを考えないといけません。



この試合の両チームのベンチ入り選手は以下の通りです。

【東京】
張本智和
及川瑞基
吉田雅己
松島輝空
大島祐哉
鈴木 颯


【岡山】
吉村和弘
郝帥
(ハオシュアイ)
田添 響
谷垣佑真
森薗政崇


にほんブログ村 その他スポーツブログ Tリーグへ
にほんブログ村

では、試合結果です。

*アリーナ立川立飛 107人
東京 3-1 岡山

第1マッチ(ダブルス3ゲームマッチ)
大島祐哉/松島輝空 2-0 田添響/森薗政崇
        ┌11-07┐
        └11-05┘


第2マッチ(シングルス5ゲームマッチ)
張本智和 3-1 郝帥
    ┌11-00┐
    │09-11│
    │11-04│
    └11-09┘


第3マッチ(シングルス5ゲームマッチ)
松島輝空 3-2 吉村和弘
    ┌08-11┐
    │02-11│
    │11-10│
    │11-09│
    └13-11┘


第4マッチ(シングルス5ゲームマッチ)
及川瑞基 1-3 森薗政崇
    ┌11-10┐
    │07-11│
    │06-11│
    └08-11┘


第3マッチで吉村が松島に逆転で敗れたのが驚きですが、コンディションがどうだったのかも含めて、それでも仕上げなければならないところでした。森薗が及川を下して一矢を報いましたが時すでに遅し。やはり、滑り出しのダブルスを取らないと苦しいというチームの勝ちパターンが崩れている今季は、ここが最も重要なピースというそうです。森薗の消耗は考えないといけない重要な課題とも言えそうですね。全員が少しずつ調子を上げて勝ちパターンを構築していきましょう。



琉球を下した彩たまがリベッツを抜いて勝点1差で2位に上がりました。リベッツは3位に後退しましたが、まだまだ混戦が続きます。直接対決もあるので逆転を信じて勝ち続けましょう。
にほんブログ村 その他スポーツブログ Tリーグへ
にほんブログ村

岡山リベッツの次戦は、2月19日(土)に笠岡総合体育館で行われる琉球アスティーダ戦です。ホームでもあり、岡山の拍手で後押しして勝たせましょう。この試合には参戦予定です。

にほんブログ村 サッカーブログ ファジアーノ岡山へ
にほんブログ村

2月20日(日)には、ファジアーノ岡山の開幕戦がホームのシティライトスタジアムで行われます。いよいよ、本格的に今季のスポーツシーンが帰って来ますね。

今年も元気で頑張って行きたいものです。会場でお会いしましょうね。

よろしくお願いします。
にほんブログ村 その他スポーツブログ Tリーグへ
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「No ! と言える日本」へ変わるべき時なのか !?

2022年02月12日 05時43分00秒 | COVID-19

コロナが何でこんなに混迷の一途をたどるようになったのか? そもそも、始まりが何だったのか?

その辺りが、時間の経過とともに忘れ去られて、陽性者の数ばかりが話題にされてきました。当初こそ、「死に至る恐怖の感染症」と煽れるだけ煽って、人心を乱し、国内に混乱をもたらし、社会生活を麻痺させるまでに至ろうとしていましたが、途中からこの感染症の底が知られてしまい、結局多少死者が多く出る風邪になってきました。

昭和の頃を思い起こしてくださいね。私たちの小学生当時は日本人の死因第1位はダントツで結核でした。
最近でこそ抗生物質に耐性を持つ結核菌によって、一時よりも感染者が増加傾向に転じましたが、それでも「不治の病」という認識は薄れています。

同じ頃、岡山県南ではコガタアカイエカが媒介する日本脳炎が爆発的に流行し、「蚊に刺されたら死ぬ」という恐怖を夏が来るたびに感じて過ごしていました。
赤痢やコレラもたびたび流行し、その度に人は病との闘いの日々を過ごしていたのです。

「日本は感染症の恐怖から脱した」と言われながらも、ひとたび諸外国からマラリアなどの感染者が帰国したりすると、既に国内には治療薬も担当医もいないという危機的状況に陥っていたのです。コロナのドタバタ喜劇を見るにつけ、感染症に対するディフェンス力の脆弱さを危惧されていた時から何の改善もなされてなかったことがよく分かりました。


出典:https://voice.charity/events/112/reports/740

オミクロンの感染拡大をお祭り騒ぎのごとき狂喜乱舞で報道してきたメディアも、最近は少しずつ潮目が変わってきたように感じ始めました。

それでも、WHOと製薬大手に国民を人質に取られた状況の政治家たちは、3度目接種と小児へのワクチン接種拡大に向けて邁進しています。全てが、製薬大手などのあちら側の人々のシナリオ通りに動いているにもかかわらずです。欧米でのワクチン反対デモは拡大の一途を辿っていますが、BSなどでは報道されることがありますが、地上波ではあまり見受けられません。

世界的に見てもワクチン接種の開始が大幅に遅れた日本が既に諸外国を抜いて接種率はダントツです。「Noと言えない日本人」は従順ですね。情報を操作されていることに気付けば「ちょっと待てよ!?」と考えるのでしょうが、メディアが寄ってたかって「打て打て!ドンドン」キャンペーンを張ってきましたから疑うタイミングすらなかったとも言えます。

この感染症の正体が明かされないまま、いやそもそも存在すら怪しいものに対して、これだけ疑いもなく従えるのは日本人しかいないでしょうが、これは非常に危険だと感じます。政治家やメディアは本当のことを伝えません。それを鵜呑みにすれば個人は消滅します。

一旦踏みとどまって、少しだけ考えてみる。少なくとも、ワクチン接種に関しては、「No ! と言える日本」に変わらなければなりません。

にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村

これだけ騒ぎになっている「コロナって実のところ、何なのですか?」という疑問を持つだけでも流れが変わると思います。幼い子供たちの未来を奪うことだけは避けてください。子供は逞しく生き抜いていくものですから。

よろしくお願いします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スノーボード ハーフパイプ 男女成績

2022年02月11日 19時40分00秒 | オリンピック

昨日が女子、今日は男子の決勝が行われたスノーボードのハーフパイプ、冬季五輪の中でも華のある競技の一つです。


出典:https://switch-box.net/wallpaper-snowboard-photo.html

金メダルが期待される日本男子と比べて、クロエ・キムという絶対女王が君臨する女子では日本選手がメダルに絡めるかどうかに関心が寄せられます。男子もキングと呼ばれ、長く頂点に立ちづけたショーン・ホワイトの最後の五輪ということもあり、平野歩夢の金メダルなるかという興味と別に注目を集めることとなりました。

にほんブログ村 にほんブログ村
にほんブログ村

では、まずは昨日行われた女子ハーフパイプの結果です。

◇スノーボード
【女子ハーフパイプ】

クロエ・キム 94.00
ケラルト・カステリェト 90.25
冨田せな 88.25
蔡 雪桐 81.25
冨田るき 80.50
エリザベス・ホスキング 79.25
ベレニス・ウィキ 76.25
劉 佳宇 73.50
小野光希 71.50
10 ブルック・ドーント 66.75
11 ライラニ・エッテル 57.50
12 邱 冷 53.75




冨田せな(アルビレックス新潟)の銅メダルは、スノボHPの国内女子としての初メダルであり、結構画期的な出来事です。このメダルが男子の追い風になるかどうかは分かりませんが、男子主導で進んできたこの競技の今後の広がりの為にもプラスになることでとても良かったと思います。



そして、本日行われた男子ハーフパイプの結果です。日本選手は出場した4人全員が決勝進出を果たすなど、チームとしての勢いをそのまま決勝の舞台に持ち込みたいところです。

◇スノーボード
【男子ハーフパイプ】

平野歩夢 96.00
スコット・ジェームズ 92.50
ヤン・シェレル 87.25
ショーン・ホワイト 85.00
テーラー・ゴールド 81.75
バレンティノ・グセリ 79.75
チェース・ジョージー 79.50
アンドレ・ヘフリヒ 76.00
平野海祝 75.50
10 戸塚優斗 69.75
11 パトリック・バーゲナー 69.50
12 平野流佳 13.00


平野歩夢(日大)が3度目の五輪にして初の金メダルを獲得しました。過去の2回はいずれも銀メダルで、あと一歩届かず涙を呑んできました。今日も2回目の得点がかなり低く抑えられ、本人はその怒りを3回目にぶつけたそうですが、まさに完璧なパフォーマンスで大差の圧勝を収めました。スノーボード全種目で日本に初の金メダルをもたらしました。まだ若いので先があると思いますが、今後は追われる立場となります。ショーン・ホワイトのように一時代を築く王者になってほしいと思います。

今後も個人的に注目している競技を中心に見ていけたら良いと思います。
にほんブログ村 にほんブログ村
にほんブログ村

よろしくお願いします。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北京五輪 フィギュアスケート 男子総合成績

2022年02月10日 19時37分00秒 | フィギュアスケート



一昨日のSP結果を受けて、本日は男子のFSが行われ、総合成績とメダルが確定しました。

SPでは、アメリカのチェンが別次元の世界記録で首位に立ち、鍵山が2位、宇野が3位につける結果でした。4回転サルコーが1回転になった羽生は8位で、実質的には金メダル絶望の点差を逆転できるかと考えたら、絶対に不可能だろうというのは素人目にも分かります。とにかく羽生におんぶにだっこでここまでやってきたメディアにしてみれば、逆転可能とアピールして関心を引こうという魂胆が見え見えだったのですが、それよりも鍵山と宇野を取り上げてやれよ、という気持ちには多くの方が鳴ったと思います。「結弦の時代は終わった」というべきで、4回転アクセルなどという色物に頼らないといけなくなった時点で限界説が出てきてよかったのにメディアは見て見ぬふりをして視聴率稼ぎに没頭したことで本質を隠してしまいました。世界の勢力図は明らかに変わっています。オリンピックに縁のない選手の代表格だったネーサンが普通に滑れば圧勝するのもよく分かっていたことです。メディアに騙されるのもここまで来たら自己責任の範疇なのでしょうが、それでも納得できない点は多く残りました。



では、FSを終えての最終順位を確認します。

◇フィギュアスケート
【男子総合成績】


ネーサン・チェン 332.60
 [SP:113.97,FS:218.63(TES:121.41,PCS:97.22,減点:0.00)]
鍵山優真 310.05
 [SP:108.12,FS:201.93(TES:107.99,PCS:93.94,減点:0.00)]
宇野昌磨 293.00
 [SP:105.90,FS:187.10(TES:96.24,PCS:91.86,減点:1.00)]
羽生結弦 283.21
 [SP:95.15,FS:188.06(TES:99.62,PCS:90.44,減点:2.00)]
車俊煥 282.38
 [SP:99.51,FS:182.87(TES:93.59,PCS:90.28,減点:1.00)]
ジェーソン・ブラウン 281.24
 [SP:97.24,FS:184.00(TES:87.66,PCS:96.34,減点:0.00)]
ダニエル・グラスル 278.07
 [SP:90.64,FS:187.43(TES:103.35,PCS:84.08,減点:0.00)]
エフゲニー・セメネンコ 274.13
 [SP:95.76,FS:178.37(TES:94.81,PCS:82.22,減点:0.00)]
金博洋 270.43
 [SP:90.98,FS:179.45(TES:97.33,PCS:82.22,減点:0.00)]
モリシ・クビテラシビリ 268.62
 [SP:97.98,FS:170.64(TES:85.93,PCS:84.72,減点:0.00)]
キーガン・メッシング 265.61
 [SP:93.24,FS:172.37(TES:84.13,PCS:88.24,減点:0.00)]
ケビン・エイモズ 254.80
 [SP:93.00,FS:161.80(TES:76.60,PCS:86.20,減点:1.00)]
デニス・バシリエフス 252.71
 [SP:85.30,FS:167.41(TES:84.75,PCS:83.66,減点:1.00)]
アダム・シャオイムファ 250.15
 [SP:86.74,FS:162.71(TES:81.69,PCS:82.72,減点:1.00)]
マルク・コンドラチュク 248.82
 [SP:86.11,FS:162.71(TES:80.15,PCS:83.56,減点:1.00)]
マッテオ・リッツォ 247.53
 [SP:88.63,FS:158.90(TES:76.92,PCS:82.98,減点:1.00)]
ブレンダン・ケリー 244.80
 [SP:84.79,FS:160.01(TES:83.51,PCS:76.50,減点:0.00)]
ブラディミル・リトビントセフ 239.19
 [SP:84.15,FS:155.04(TES:80.76,PCS:74.28,減点:0.00)]
アンドレイ・モザリョフ 233.33
 [SP:77.05,FS:155.04(TES:79.48,PCS:78.80,減点:2.00)]
コンスタンティン・ミリュコフ 222.22
 [SP:78.49,FS:143.73(TES:71.35,PCS:72.38,減点:0.00)]
ニコライ・マヨロフ 220.78
 [SP:78.54,FS:142.24(TES:67.60,PCS:74.64,減点:0.00)]
ドノバン・カリジョ 218.13
 [SP:79.69,FS:138.44(TES:66.56,PCS:72.88,減点:1.00)]
ルーカス・ブリチュギ 212.58
 [SP:76.16,FS:136.42(TES:64.72,PCS:71.70,減点:0.00)]
イワン・シムラトコ 205.76
 [SP:78.11,FS:127.65(TES:57.17,PCS:71.48,減点:1.00)]

チェンのフリーは細かいミスがあったものの、圧倒的に高い基礎点の積み上げで、技術点のみならず演技構成点でも高得点をたたき出す結果となりました。2位以下の選手が逆転するには自らノーミスの完成度の高い演技を行ったうえで、チェンのかなり大きなミス待ちということでしたから、そもそも逆転はほぼ無理な状況であったと言えます。そこのところをはっきりと事前に知らせておかないと無駄な期待をしてしまうことにもなりかねません。

結局のところ、ネーサン・チェンの独壇場となり、他の選手は引き立て役となってしまいました。近年の五輪ではあまりなかった圧勝での金メダル、ネーサンにはおめでとうと言わなければなりません。

今後の流れを考えると、4Aのような新技に無理して取り組むことよりも、5種類の4回転ジャンプを全て確実に飛べることを重視して取り組むべきだと思います。特にルッツジャンプは今後の世界で勝つ為を考えたら必須です。跳べるジャンプの種類が増えれば演技構成が大きく拡がるので基礎点が大幅に上がります。その段階を踏んでからアクセルジャンプに取り組むなら良いのですが、一足飛びにというのは考えものですね。

かつて、浅田真央が3Aを武器に世界の頂点を目指しましたが、結局五輪で勝てませんでした。あれも正々堂々の勝負だったとは微塵も思いません(勿論、相手選手に対する批判ですよ)が、彼女が飛べない3回転ジャンプが2種類あったという致命的な欠点を持ちながら、アクセルに頼って戦い続けた結末でもあると思うのです。そういう点を見ても、4Aに拘ることは武士道としてなら良いですが、こと勝負に関してはマイナスにしかなりません。



さて、日本としては期待薄の女子シングルですが、ここに来てロシア勢にきな臭い情報が降ってわいています。故意であれ、過失であれ、ドーピングは競技の公正性を著しく損なうものですから、当然厳しく処分されなければなりませんが、それによって他の選手が浮かび上がったとしても、結果を喜ぶことはできますまい。やはり、公明正大に行われることが大事なことなんですね。

ともあれ、注目しましょう。

よろしくお願いします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする