昭和40年代の懐かしいフォークソングを取り上げたいと思います。当時は私も小学生でしたから、ただ悲しい歌という印象しかありませんでした。人生を重ねた今でも悲しさは変わりません。

『小さな日記』
作詞:原田晴子 作曲:落合和徳 唄:フォー・セインツ
小さな日記に 綴られた
小さな過去の 事でした
私と彼との 過去でした
忘れたはずの 恋でした
ちょっぴりすねて 横むいて
だまったままで いつまでも
やがては笑って 仲なおり
そんなかわいい 恋でした
山に初雪 ふる頃に
帰らぬ人と なった彼
二度と笑わぬ 彼の顔
二度と聞こえぬ 彼の声
小さな日記に 綴られた
小さな過去の 事でした
二度と帰らぬ 恋でした
忘れたはずの 恋でした
[[youtube:N5-KC4pVu90]]
この曲には、幻のフルバージョンがあるそうです。
学生運動が最も激しかった頃の曲で、若者にある筈の未来が揺らぎ始めていた時代を反映して、何となく暗い曲調が多かったのですが、何かを訴えるメッセージソングが少しずつ歌謡曲にとって代わろうとした昭和40年代前半のフォークソングの一つです。
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懐かしいと思っていただける方も多いでしょう。時々、様々な曲を取り上げたいと思います。
よろしくお願いします。