大変遅くなりましたが、3月20日(日)にシティライトスタジアムで開催されたJ2第5節、横浜FC戦の観戦記を書きたいと思います。
Cスタに向かう途中で現在放映中の朝ドラ「カムカムエブリバディ」の精緻巡礼の一つとされている「旧岡山偕行社」の前を通りましたので、写真を撮りました。
旧陸軍の偕行社として1910年に建てられた建物です。偕行社は1877年に日本陸軍の全将校の社交、研究団体として設立されたものです。戦前は刊行物の発行、軍人の犠牲者の救済、宿舎や喫茶店の運営を行っていたそうです。県営総合グラウンドはかつて第十七師団練兵場だったことからこの場所に建てられました。実際には以前の場所から建物ごと少しだけ移動しています。ほんの僅かですが。戦後はドラムでもあった通り、進駐軍の駐屯地として使用されましたので、カムカムエブリバディの中であったような話が実際にもあったのかも知れませんね。
今季のホームゲームは3試合目です。相手が昇格候補ということもあって、試合前から結構賑わっていました。入場者の上限を撤廃してシーズンに入った今季のJリーグではありますが、まだまだコロナ前の入場者数にはとても戻りそうにありません。しばらくは、クラブ経営にも苦労が多い時期が続きますが、ここでクラブの体力が見定められます。苦難の時期を凌いで、再び順風に乗って行きたいところです。
既にスタメンが発表されていました。宮崎と木村が前節から入れ替わったものの、大体このメンバーで固定されつつあります。怪我が一番怖いですね。これから、ミッチェル・デュークがオーストラリア代表で抜ける時期が多くなるので、その期間のやりくりも含めて考えないといけません。
入場しました。場内ではユースとチアの卒業式が行われていました。
これから上のカテゴリーへ進む子もいれば、クラブを離れる子もいます。今までファジアーノで頑張った自信を胸に頑張っばって、人生を切り開いて欲しいと願っています。
トークショーは赤嶺真吾さんです。昨季限りで現役を退いた赤嶺さんは椋原健太さんと共にファジの『特命広報大使』に就任されました。
沖縄出身の彼は今後岡山に住んで、岡山初の情報を発信してくれるそうです。よろしくお願いします。
続いて、チアの演舞が行われました。
そして、練習も終わり、試合開始が近づいて来ます。
選手入場!
整列
横浜FC スターティングイレブン
ファジアーノ岡山 スターティングイレブン
円陣で気合を入れて・・・!
試合開始
*Cスタ 7,549人
岡山 1-1 横浜FC
┌1-0┐
└0-1┘
得点者:
19分 チアゴ・アウベス(岡)
70分 フェリペ・ヴィゼウ(横)
幸先良くPKを獲得し、チアゴ・アウベスが丁寧に決めて先制するまでは良かったのですが、リードした時から相手の反撃を食らい防戦一方になりました。何とか持ちこたえて「1-0」で経過していましたが、フェリペ・ヴィゼウに後ろ向きでヘッドを決められて同点に。その後も猛攻にさらされて失点のピンチを何とか持ちこたえて引き分けに持ち込みました。強豪を相手に先制して逃げ切るような試合展開ができるようになった時に昇格の2文字が見えてくるのだと思います。まだ、そこの領域には達していないということのようですね。
この試合のスタッツです。
岡山 横浜FC
ボール支配率 34% 66%
シ ュ ー ト 8 17
枠内シュート 2 5
パス(成功率) 262(63%) 674(81%)
オフサイド 1 1
F K 11 15
C K 3 7
P K 1 0
数字上もやられた感が満載ですが、そうだとしてもワンチャンスで勝ち切ることはできる試合でした。相手に関係なく勝つ試合を続けて行かないと上には行けないのですから精進しないといけません。
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この試合の入場者数は・・・!
この時期にすれば入った方なのでしょうが、以前の状態には程遠く、まだまだコロナの亡霊に取りつかれています。選抜高校野球も上限撤廃してもあの状態ですから、人々のマインドコントロールが解けるのは当分先になりそうです。辛抱が続きますね。
横浜からお越しの皆さん、遠路お疲れ様でした。自由に行き来できるまでにはもう少しです。
次節は3月26日(土)、NACK5でのアウェーゲーム、大宮アルディージャとの対戦です。
出典:https://mail.yahoo.co.jp/u/pc/f/
少しずつ調子を上げつつある相手に勝利し、必ず勝点「3」を持ち帰ってください。
よろしくお願いします。