Ｊ２第13節が本日行われました。ファジにとっては中３日、徳島にとっては中２日。移動距離を考えれば、苦しくても勝たなくてはいけない試合でした。相手にとってもホームゲームですから、勝たないといけない試合です。前節が終わった時点で徳島は３位、ファジは13位。順位からしても地力では相手が上と言えますが、過去の対戦成績による相性を考えたら、どんなチーム状況であっても勝つ必要があった今日の試合です。
しかし、今季アウェーで勝ったのは愛媛ＦＣ戦の１試合のみです。前節でホームでは連勝していますが、アウェーで勝てない為に今季は連勝がありません。それらを差し引いても勝たなければ、どんどん上位との勝点差が広がってしまいます。
いつもであれば、現状で最も近いアウェーである鳴門での試合。行かない筈がないのですが、今季はコロナ禍の為にアウェー観戦が認められていません。残念ながら涙を呑んでＤＡＺＮ観戦でした。サッカーに限らずスポーツ観戦は原則的に現地観戦を義務だと考えて来ましたが、今季はそれは簡単な話ではありません。ＤＡＺＮにしても、ＴＶ観戦にしても、スタジアム観戦と比べて涼しいこと以外にあんまり良いことはありませんね。
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前節から中３日、今日の次の試合は中２日でやって来ます。鳴門とはいえ、行って帰らないといけませんので、体力的にはかなりきつい日程くんとの戦いもあります。総力戦とはいえ、疲労との戦いは最も厳しいかも知れません。ターンオーバーできるだけの選手層には足りていない現状のファジには、怪我も警戒しながら相手に勝たないといけないのです。そんな障壁を超えるには早い時間の複数ゴールが必要でした。
徳島ヴォルティスとの対戦成績は、ファジの１２勝３分６敗。しかし、アウェーでの対戦成績は、ファジの５勝２分４敗ですから、ほぼ五分でした。相性が良いと言っても、ホームでの７勝１分２敗の成績が大きく引っ張っているので、アウェーには当てはまらないと考えて戦わないといけません。
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*鳴門大塚 1,950人
徳島 ０-０ 岡山
┌０-０┐
└０-０┘
今季では初めてのスコアレスドローです。お互いにゴールの遠い試合になりました。連戦の疲労蓄積もあって、動きが鈍く、中々アグレッシブに行けなくなっていました。中盤と左サイドは出続けていますので体力的に厳しいのですが、ファジの得点源は左サイドの崩しですから、きつくても頑張っていただきたい。８月は地獄の連戦になるのは分かっていたことですから「超総力戦」なのです。ここでの成績が今季を左右するのです。苦しくても、もうひと踏ん張り頑張らないといけませんね。
この試合のスタッツは下記の通りです。
徳島 岡山
ボール支配率 54% 46%
シ ュ ー ト 10 11
枠内シュート 4 3
パス(成功率) 480(85%) 451(83%)
オフサイド 2 0
Ｆ Ｋ 13 11
Ｃ Ｋ 6 2
Ｐ Ｋ 0 0
次節は中２日でのホームゲーム、対戦相手はザスパクサツ群馬です。３年ぶりの対戦になる群馬戦、現状最下位にはいますが絶対に侮ってはいけない相手です。対戦成績は、ファジの７勝３分９敗ですから、根本的には苦手なチームの一つです。ホームでも、４勝１分４敗ですから互角と言って良いと思います。
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中々思うように勝てませんが、ホームでは連勝中ですから、次節はホーム３連勝しましょう。
快調に昇格レースを飛ばしている長崎と北九州をこれ以上走らせてしまっては、とても追い付けなくなります。差を広げられない為にも勝点「３」を取り続けましょう。
今季は降格がありませんから、下位のチームもプレッシャーなく戦っています。例年にも増して、"魔境Ｊ２"は難しく厳しい戦いなのです。
絶対に勝つ為に、超厳戒態勢下ではありますが、１人でも多くの後押しを必要としています。週末はＣスタでお会いしましょう。
よろしくお願いします。
