スポーツ界もコロナ禍に見舞われて、激動の時を迎えたかも知れませんね。ＮＰＢとＪ２の福岡ソフトバンクホークスとアビスパ福岡という福岡繋がりで、試合中止に追い込まれた対戦相手が埼玉西武ライオンズと大宮アルディージャで、どちらも埼玉のチームというのは偶然でしょうが不思議な取り合わせです。感染者を出すことは相手クラブやファン、サポーターにまで迷惑をかけることになります。何度でも「感染したら許さん！」と言い続けなければなりません。「規定に反するようなことはしていない」と皆さん同様におっしゃいますが、感染につながる行為を必ず行っている人が必ずいて、その人から広がるのですから、本人が加害者であろうと被害者であろうと、それは関係なく感染を回避するのは義務だということを肝に銘じないといけません。これが、コロナでなければ相手側から損害賠償を要求されても仕方ない案件ですからね。
福岡戦中止 異例１時間15分前 Ｊにコロナ直撃
https://news.yahoo.co.jp/articles/bbf20ab7803364900a0893559689994db4f95738
※以下､引用です｡
Ｊリーグが2週連続で新型コロナウイルスの脅威に見舞われ、試合中止を余儀なくされた。公式検査でアビスパ福岡の１選手が、陽性の可能性が「非常に高い」とされ、２日のＪ２大宮アルディージャ－アビスパ福岡戦（ＮＡＣＫ５）の中止が、開始1時間15分前に発表された。新型コロナによる中止は、7月26日のＪ１広島－名古屋戦（Ｅスタ）に続き2試合目。大宮と福岡との合同オンライン会見に出席したＪリーグの村井満チェアマン(60)は、ＰＣＲ検査と、試合日に検査できるというスマートアンプ法の導入による併用を、至急検討する意向を示した。
ギリギリの決断だった。大宮－福岡戦は、開始1時間15分前に中止が発表された。午後４時に、福岡に、選手１人が公式検査で陽性の可能性が非常に高いと判定されたと伝えられた。専門家と協議の末、Ｊリーグが約１時間後に主催の大宮らに中止を伝えた。オンラインで、両クラブと合同会見した村井チェアマンは「陽性だった場合、チーム内の濃厚接触の可能性も否定できなかったので中止の判断をした」と説明した。
7月31日に検体を採取した今回の検査結果は、本来４日に出る予定だった。１日のＵ-19日本代表候補合宿の集合時に日本協会が実施したスマートアンプ法とＰＣＲ検査により、Ｊ２町田ＦＷ晴山の陽性が、その日のうちに判明。町田は２日に京都戦を控えていたため、Ｊリーグは公式検査の結果判定の前倒しを依頼。晴山以外の陰性を確認し、保健所が遠征メンバーに濃厚接触者がいないと判断し、実施を決めた。
同時に他のＪ２クラブの検査スピードも上げた結果、福岡の選手の陽性の可能性を試合前に見つけることができた。Ｊリーグは２週間に１度のペースで、全56クラブの選手と審判員らを対象にＰＣＲ検査を実施。金曜日に検体を採取し、翌週の月曜日と火曜日の結果を受けて水曜日以降の試合のエントリー可否の判断材料としている。専門家との協議を重ねて細心の注意を払っているが、２週間で生まれるわずかな“隙”を２週連続で突かれた。
村井チェアマンはスマートアンプ法との併用の検討を示唆した。「トータルの実効性とコスト、検査スピードなど大至急、検討に入りたい」。１日は東京の長谷川監督が、相手の鳥栖に前日発熱した選手がいた中で試合が開催されたことへの不安を口にしていた。
Ｊリーグはこの試合前にも、急いで鳥栖の公式検査結果を出し全員陰性だと伝えていたが、全クラブ一斉に同様の措置を取ることは不可能に近い。濃厚接触者を判定する保健所と週末に迅速に連携する難しさもある。全国で再び感染拡大が進む中、安全の下で、どう運営していけばいいのか－。ガイドライン修正を含め、見えざる敵との厳しい闘いは続く。【浜本卓也】
◆スマートアンプ法を活用した新型コロナウイルスの迅速検出法 神奈川県衛生研究所と理化学研究所が開発したもの。７月にダナフォーム社（本社・神奈川県）が簡易パッケージ化し、１時間に24検体の検査が可能となった。研究用試薬の段階では、陽性一致率90％、陰性一致率は100％。神奈川県が「検査の神奈川モデル」として医療機関への導入を推進している。
ソフトバンクの場合はホームゲームの中止であったことで、損失の責任に関しても自ら負うことは仕方ないとして、前回の名古屋グランパスにせよ、今回のアビスパ福岡にせよ、両チームはアウェー側であり、対戦相手の主催試合を中止させたことになり、責任問題を問うことになれば、賠償請求に応じることにもなりかねない事態だということを認識する必要があります。単純に「選手が感染したので試合を中止します」だけでは収まらない問題をはらんでいます。台風や地震、大雨などの自然災害とは明らかに違う、人災的側面の色濃い事象だということを重く受け止めなければなりません。
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そんなこんなで、ソフトバンクの主催試合が中止された、昨日は４試合が行われました。
では、昨日の４試合の結果です。
【セ･リーグ】
*東京ドーム
広 島
２１２ ００１ ３００│９
０１０ ０００ ００１│２
巨 人
(勝)遠藤 ２勝１敗
(敗)桜井 ２勝２敗
◇本塁打：(広)鈴木誠11号②，西川４号③，(巨)大城５号①，坂本６号①
(広)遠藤－坂倉
(巨)桜井･大江･高木･田中豊･宮國･堀岡－大城･岸田
*ナゴヤドーム
ヤクルト
０００ ０００ ０００ ０│０
０００ ０００ ０００ ０│０
中 日 (延長10回引き分け)
(ヤ)山中･清水･石山－西田･井野
(中)梅津－木下拓
*甲子園
ＤｅＮＡ
１００ ０００ ０００│１
０００ ００２ ０１Ｘ│３
阪 神
(勝)馬場 １勝
(Ｓ)スアレス ６Ｓ
(敗)平良 ２勝２敗
◇本塁打：(Ｄ)梶谷９号①
(Ｄ)平良･三上－戸柱
(阪)岩貞･馬場･ガンケル･藤川･スアレス－梅野
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【パ･リーグ】
*ＺＯＺＯマリン
楽 天
０００ ３００ ２１０│６
０００ １０２ １３Ｘ│７
ロッテ
(勝)チェン.グァンユウ １勝
(Ｓ)益田 １勝２敗11Ｓ
(敗)酒居 １勝１敗
◇本塁打：(楽)ロメロ10号②，ロメロ11号②，(ロ)角中１号①，マーティン８号①
(楽)福井･津留崎･久保･牧田･酒居･宋家豪－足立
(ロ)中村稔･唐川･南･チェン.グァンユウ･益田－柿沼･田村
※PayPayドームで予定されていた「ソフトバンク－西武」戦はソフトバンクの長谷川がコロナウィルスに感染した為中止。
感染拡大が球界にまで影響して、内部での感染が広がるようだと、今後のペナントレース開催に大きな支障が生じてきます。球団関係者や選手は勿論ですが、スタジアムを訪れる観客の皆さんも、「もし自分が感染したら、どれだけの迷惑をかけることになるか!?」をよく考えて、感染に繋がるような行為は絶対にしないと肝に銘じないといけません。
応援する人が感染していては本末転倒です。何があっても感染しないこと。「コロナに罹ったら絶対に許さん！！」が合言葉ですよ。
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復活しつつある日常を自ら妨害してはいけません。
よろしくお願いします。
