おじさんのスポーツおたく奮戦記? 第2章:issanの諸国漫遊記!?

岡山のスポーツチーム、出身選手、岡山に関係する人々などを勝手に応援するissanの日本国内漫遊記 !?

タイガースやNPBだけの問題で済まないでしょうね !?

2020年03月27日 08時18分00秒 | プロ野球

阪神の藤浪晋太郎投手と他2名の新型コロナウイルスの「陽性」が判明したことで、球界にも激震が走っています。更に球団内及び他球団関係者にまでの感染拡大も不安視されているところです。



今回の陽性に至る経緯は、従来伝えられてきた発熱・倦怠感・咳・喉の痛みなどの基本事項ではなく、最近になって聞こえてきた『初期症状に「嗅覚、味覚の異常」がある』という情報から派生しているものです。本人が異常を感じた頃は、この初期症状がCOVIC-19感染に結びつかなかったことから球団の対応が遅れた理由ですが、今後の動きには多大な悪影響を及ぼしそうです。

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激震!阪神の藤浪晋太郎ら3選手が新型コロナ「陽性」…問題はどこに?そして球界に与える影響は?
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200327-00010001-wordleafs-base
※以下、引用です。

球界に衝撃が走った。新型コロナウイルスへの感染の疑いがあった阪神の藤浪晋太郎(25)を含む3選手が26日、PCR検査を受け「陽性」反応が確認された。国内プロスポーツ界の選手から初の感染者が出た緊急事態。球団は、甲子園球場、鳴尾浜らの施設の消毒処置を行う一方で、球団事務所、クラブハウスを閉め、選手、コーチ、スタッフ、球団職員に対して4月1日まで1週間の自宅待機を指示した。

藤浪は「ワインやコーヒーの匂いがしない」との嗅覚異常を感じて、24日に耳鼻咽喉科など2カ所の病院を回ったが、2日続けて嗅覚が戻らなかったため、25日に違う病院を受診した。そこで新型コロナの疑いが出て保健所に連絡が行き、26日にPCR検査を受けることになった。26日の夜に陽性反応が確認された。

球団が藤浪の11日以降の行動を確認したところ、14日に選手と会食をしたことが発覚し、そのうち2選手も同じく嗅覚異常を訴えたため、26日に2選手もPCR検査を受け陽性反応が出た。藤浪は19日からの神宮、横浜の関東遠征には同行せず、2軍で調整していたが、クラスター感染の危険性が出てきたため球団は26日に鳴尾浜で行われる予定だったソフトバンクとの練習試合を中止、緊急対策を取った。
 
NPBとJリーグが合同で設立した「新型コロナウイルス対策連絡会議」で、東北医科薬科大学の賀来満夫特任教授(感染制御学)、愛知医科大学の三鴨廣繁教授(臨床感染症学)、東邦大学の舘田一博教授(微生物・感染症学)の3人の専門家がまとめた対策提言書には、新型コロナの感染を予防、早期発見するために、起床直後・就寝前など決まった時間での体温測定、倦怠感、咳、咽頭痛、食欲低下の有無、睡眠時間などのチェック項目が記されていた。37.5度以上の発熱がひとつの目安とされていたが、初期症状に「嗅覚、味覚の異常」があることは、それらのチェック項目に入っていなかった。

藤浪が嗅覚異常を感じた時点で、すぐに新型コロナだと疑わず、阪神の対応が数日、遅れたのも、それが理由だった。

新型コロナの初期症状に「嗅覚、味覚の異常」があるという情報が明らかになったのも、ここ数日ゆえに、仕方がなかったのかもしれないが、NPBも含めて12球団で新型コロナに関する最新情報をすみやかに共有することができていなかったことは問題だろう。そして藤浪がいつどこで誰から感染したのかも明らかにしなければならない。

恐れていた選手の感染者が出たことは、今後、球界に、どのような影響を及ぼすことになるのだろうか。

ある他球団のフロントは「もし陽性なら4月24日開幕はアウトになるでしょう」と顔を曇らせた。

NPBは球場のサーモメーターの設置など万全の予防対策を行い、観客も満員にせず、5割程度に抑え、従来のような大声を出し飛沫が発生するスタイルの応援の自粛を要請するなど、できる限り感染リスクを減らして4月24日に開幕を目指すことを決定していた。だが、それは感染が爆発的に拡大するなどの社会状況の変化がなかった場合のもの。しかも、内輪の選手から感染者が出たとなると、そのプラン通りの開幕は難しいだろう。

まだ藤浪の感染経路は明らかになっていないが、さらに2次感染、3次感染が、チーム関係者、メディアにまで拡大していく可能性さえ残っている。同じく選手に感染者が出たNBAは、すぐさまシーズンを中断。再開のメドは立っていない。

前述したNPBとJリーグが合同で設立した「新型コロナウイルス対策連絡会議」で専門家がまとめた提言書には、「選手および家族も含めたチーム関係者にPCR検査の結果、陽性反応が出た場合の対応」という項目がある。不測の事態に備えて専門家チームは、5人の地域アドバイザーを決めており、そのアドバイザーと相談の上、今後の対応を練ることになっている。阪神の場合、大阪市立大学の掛屋弘教授が担当で、まず藤浪の感染経路と濃厚接触者の洗い出しが最優先事項。
舘田教授は、「一人出たら大変なことです。混乱してしまい、試合が継続できない状況になるでしょう。そうならないようにそれぞれの選手の行動を日記のようにつけて、振り返って、どういう人と濃厚接触したかをすぐに確認して、すぐに封じ込める。選手の協力のもと、そういう対策をとることが大事」と訴えていた。

陽性反応が出た2選手以外に藤浪の濃厚接触者がチーム内にどれだけいるかで、今後の対応は変わってくる。
阪神は早期発見できたが、もし感染が拡大すれば、選手、コーチ、スタッフらの1週間の自宅待機がさらに伸び、阪神はチームとして機能しなくなる。そうなると「公平」の見地から判断しても開幕は先送りになるだろう。

ただ一方で、提言書には、「その他の選手やチーム関係者は原則、チームの動きに従い、チームは予定どおりに試合・練習をする。チーム全体の活動はこの時点では停止しないが、検温等の健康チェックをより厳正に実施する」との一文があり、決してチーム活動の全面禁止を求めてはいない。
この理由に関して専門家グループは、「ケースバイケース」「大事なのは一人出たら全員がならないようにする対応」と説明していた。

この提言に従うのであれば、阪神は原則としてチームとしての練習、練習試合を行っていいことにはなっている。だが、阪神の選手、関係者がクリーンな状況にあるか否かが明らかになっていなければ対戦チームは不安だろう。

いずれにしろ阪神に3人の陽性反応選手が出てしまった以上、まずは、藤浪の感染経路を調べ、濃厚接触者を洗い出し、クラスター感染のリスクを減らし、今後の予防、対策をより厳重に行っていくしか手段はない。興行よりも健康、安全が第一である。NPBは27日に臨時理事会を開き対応策を練ることになっている。


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日本全国、いや世界中でスポーツを含めた大きなイベントが全てなくなっている現状ですが、この大きな自粛の中で主たる目的は「選手、スタッフを感染の危険から守る」ことだったはずです。野球に限らず、現状で中断している全ての競技でこのことが固く守られたうえでの再開時期の判断になるからです。

この時期に選手本人が感染したことが判明した場合には、今までの経緯を根底から覆してしまうことになります。藤浪本人の感染経路がどこにあるのかが分らないと、今後の対策の取りようがないというのが現実です。



このことが、連携して再開時期を模索しているJリーグにも暗い影を落としかねません。阪神球団内の選手、スタッフに感染が拡大することになれば、チームは一つの密集した塊ですからクラスターになる危険を孕んでいます。

競技に限らず選手や球団職員、クラブスタッフはその責任を背負っている自覚を持って、慎重にも慎重を期して行動していただかないといけません。

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コロナとの戦いはまだまだ長く苦しいものになりそうですね。

NPBやJリーグの再開時期がさらに遅れるとすれば、以前から述べているように日程くんよりも現実的で恐ろしいチームの破綻が切実な問題となってきます。それだけは、何があっても回避しないといけません。

頼みますよ~
コメント (6)
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