お帰り
2018-02-28 | 日記
中村です。
この間の日曜日、私が27歳の時からお世話
になっている社会福祉法人の内定者研修の
仕事があった。
内定者は15名。新卒者だけでなく、臨時職員
から正職員になる人や、中途入社の人も一緒
に研修を受けるので、内定者と言えども年齢は
20歳から53歳まで幅広い。
研修後、会場近くの居酒屋で懇親会があった
研修の中で知り得た知識を元に、介護の仕事
をやりたいと思ったきっかけや、ボランティアで
携わっている児童施設でのやりがいなどを近
くの席に座った内定者達に軽~くふってみる。
熱い熱すぎる
みんな語る語る
軽~く振った話が返ってこない
そんな中に、飲食業から転職して臨時職員と
となり、4月から晴れて正職員になる男性内定
者がいた。きっかけは看護師の奥さんの勧め。
特に高い志を持って飛び込んだ業界ではない
が、はまったと言う。
もともと勉強なんて大~嫌いだったのに、今は
「もっと知りたい」という気持ちが高まって、勉強
することが多すぎて大変です。と言いながら楽
しそう。
「僕が出勤してくると、利用者が『お帰り』っ
て言うんですよ」
介護の仕事をしている人から
「利用者からの『ありがとう』がやりがいにつな
がる」という話はよく聞く
が、
『お帰り』ってかぁ~。
『お帰り』は、戻るべき人が戻るべきところに戻った
時にかける言葉。
大切な人が戻ってきた
『お帰り』の言葉をかける利用者は笑顔
自分の帰りを待ってくれている人がいる
声をかけられる職員も笑顔
パッと見た印象は少々いかつい雰囲気の内定者。
でも心はとっても熱い。