中村です。
辛島のBOSTON紀行のあとに、久しぶりにちょっとゆる~い話題
この間の日曜日。出張先から戻ってきて新大阪駅からタクシーに乗った。
時々新大阪からタクシーに乗るが、気のいいおっちゃん運転手にあたって
おっちゃんとの軽~い会話を楽しみながら帰宅することが多い
ただ、
その日はタクシーに乗り込む際からいや~な予感がしていた。
だからこそ、そんなマイナスイメージを払拭しようと
「天満橋までお願いします!」
と元気よく行き先を告げタクシーに乗り込んだが、反応がない。
一瞬聞こえなかったのか・・・と思ったがおもむろに発進したので、
聞こえてるんやったら返事ぐらいせんかい
感じの悪いおっちゃんやな。。。
と思ったが、わざわざ文句をいうほどでもないのでそのままにしていた。
しばらく走ったところで、ふと
財布に一万円札しかなかったのでは?
と気になって財布の中身を確認した。
案の定、財布には一万円札が2枚。さらに小銭入れに800円程度の小銭。
くずしておけばよかった・・・
と思ったものの、
クレジットカードで払えばいいわ
ただ、
あまり態度のよくないおっちゃんやし、
支払いの際もめたくないから早目に
アナウンスしておこう
と思って、努めて丁寧な口調でこう切り出した。
「すみません。一万円札しかないんですけど、おつりありますか?
それともクレジットカードで払った方がいいですか?」
おっちゃんはちょっと面倒くさそうに、
「夜勤務で入ったばかりやから一万円札で払われても
釣りないで」
そのふてくされた態度に かっち~ん
しかも、
「夜勤務はあんたの都合で私には何の関係もないわ!」
「釣りぐらい用意しとけや!」
と思った。
とは言え、こんなことでもめるのも面倒だし、何より仕事終わりで疲れている。
そんな元気はない。
ということで、黙っていた。
が、おっちゃんの上記に続くこの一言でブチ切れた
「カードでええでぇ」
カードでええでぇっ・・・?と思った瞬間
「カードでええでぇ!って
どういう意味ですかっ?」
強い口調で言葉を発していた。
「・・・・・」
それまでどちらかと言うと温厚な物わかりの良さそうな客を演じて
いただけにびっくりしたのか、はっとした表情のおっちゃんとミラー
越しに目が合った。
で、
「鏡越し」にしっかりと「おっちゃんの目を見て」
さっきよりも、さらに強い口調で
「カードで、ええでぇ!って、どういう、
意・味・で・す・かぁ~っつ?」
と同じ質問を繰り返した。
「・・・・・・」
黙っているおっちゃんに対して、
「言葉の使い方間違ってません?
こういう場合は、『カードでお願いで
きますか?』って言うんじゃないんで
すか??」
ここまでくるともう止まらない。
「さっき夜勤務って言わはったけど、それはあなたの都合であって私
には関係ありませんどうして私があなたの都合にあわせなあかん
のですかあわせてほしいんだったら、それなりの言い方あるんと
違いますのん」
かくして
マンションについた際には、おっちゃんは運転席から降りてきて
「すみませんでした」
と45度の最敬礼で見送ってくれた。
同じ頭を下げるなら、
「勤務に入ったばかりでお釣りが準備できないんです。カードでお願い
できませんか?準備不足で申し訳ありません」
と私の怒りをかう前に先に下げるべき。
後から頭を下げても遅いことは多い。
大切なお客さんを失うことにつながる。
サービス業にあるまじき言動
久しぶりに怒り心頭の一件でした。