神様助けて

会社を良くしていこうと必死で経営している一人のクリスチャン、神を信じる者がどんな風に祝福され、恵まれて行くのか。

不安と焦燥VS希望ともどかしさ(4)

2005-02-18 21:35:55 | 零細企業の社長奮戦記
●経営戦略構築に向けて(2)
 画像は、事務所のヒヤシンスです。これも我が愛する妻が買ってきて育てています。

さて、このタイトルも4回目になるのにちっとも本題に入れないでいます。しかも小タイトルまでいつもは違っているのに(2)になっています。
さては手抜きか?おっとっとっと、そうではないんです。

このタイトル不安と焦燥VS希望ともどかしさシリーズで最初に書いたことは、昔も今も経営状態が大変であること、そして、最近私の心のありようが変化して来た事をお伝えしましたが、まさにこの心理状態の表れなのです。

これを判り易い表現にしますと、まず私は今「不安と焦燥」からは上半身をお尻まで抜け出している状態です。そして、頭から首までが「希望」に入り込んでいます。イメージしてみてください。
自分の体が、おちんちん(女性の方には失礼)から下がドロドロした泥沼のような中に浸かっていて、頭から首までは清々しい青空の下に美味しい空気を一杯吸い込める状態にいるのだが、そこからなかなか進展しないとしたら。

実に「もどかしい」状態じゃないですか。

そんな状態にいる私は、いわば生みの苦しみに呻いていると言えます。

何を生み出そうとしているのか、そうですこれから全精神と全知識と全ての力を出し切って行く為の経営戦略の構築に、呻き、のた打ち回っているのです。

しかし、その一歩の前進を今日見る事が出来ました。それは、こういうことです。

まず、インターネット活用事業の部門は何故取組もうとしているか、その大きな理由は、今後の経営戦略の根幹の一つ「地域戦略とグローバル戦略の両立をはかる。」から来ております。

私の会社は今まで、典型的に地域戦略でやって来ました。そうしか成り様が無かったといえます。
まず住宅建築や不動産事業、建物のメンテナンス等を主な事業として創業し今日に至っているのですが、この仕事は車で1時間以内で行けるところが基本的な商圏です。
特に建築部門において近年では、会社を中心として半径2km以内のお客様の数が占める割合は圧倒的に高くなっています。

勿論、そう意図して来たのですから当然なのですが、この地域密着戦略というのは弱者の戦略です。
弱者の戦略とは、まず兵力が少ない、武器もあまり無い、力も弱い者が勝つ為にある戦略です。
地域密着にすると、移動に要する経費が小さい、広告宣伝に要する経費も小さい、地域の住民に自社の存在を知らせやすい、濃密な人間関係を創れる等弱者でも勝つ可能性を高める事が出来ます。

しかし、阪神、新潟地震の被害に見られる事例では、これは命取りに成っています。
例えば、阪神では地域密着で営業していたパンやさんが廃業に追い込まれました。お店は割と直ぐに復興できる程度の被害で済んだらしいのですが、お客様が居なくなってしまったのです。

新潟の事例ですが、建設業の方が廃業に追いやられています。私もうっかりしていたのですが、大きな災害があったら私達の仕事はやり切れないほど発生するだろうと思っていました。勿論その需要に出来るだけ早く安く取組む事が、地域に育てていただいたことの恩返しであると思っていたのです。

しかし、現実は自分達では対応できなく成ってしまうのです。会社の工事施工に掛かる設備は崩壊し、社員や職人達も被害の為に戦力が著しく低下し、対応能力は半減してしまい、早急には復興の為に対応できないということから新潟の事例では廃業に追いやられました。

これがある程度広域での商圏で事業を行っていると、対応能力は全く違うものになるでしょう。しかし弱者はもともとこの様な態勢ではないのです。

では、弱者でありながら強者に負けない広域な商圏にビジネスを展開できる戦略は無いのか、そこで出て来るのが、インターネット活用です。
ところが、これが一筋縄ではいきません。様々障害が横たわっています。
まず、既存事業である、不動産、住宅建築、建物メンテナンスのような仕事はホームページで営業展開は出来ても、やはりお客様は既存商圏以上に遠くなることは無いのです。というより対応できません。

私は千葉県なのですが、福島県から住宅リフォームを見積してくれと言われても出来ません。
つまり、既存事業とは全く違う事業内容、もしくは商品、サービスでの事業を行うよりありません。

それで、色々情報を集め、調べ、考え、一つの方向性「人の生き方」に何らかの形で拘わる事業展開をしようと行き着きました。これは既にこのブログでも書いたことなのですが、ここで実は悶々とした時を過ごしていたのです。

それは、既存事業とあまりにかけ離れた仕事になり、現在の会社で行う整合性が見出せませんでした。でもやりたいという気持ちは募るばかりで、
どないしよう~。と言う状態だったのです。

そして、今日はっきりと決断しました。今現在は個人でも会社でもどちらで取組もうとそれはそれとして、将来現在の会社とは別の会社で事業を進めよう。つまり、部門で始めてその部門を独立した別会社にしようと決心したのです。


◆今日の祈り
全能なる御父、あなたの豊かな恵みと慈しみ、祝福に心から感謝いたします。
主の御前にあって愚かで弱く罪深い私を許してください。

あなたの恵みはこの愚かな僕(しもべ)に豊かに注がれています。
僕は今日はっきりと決断しました。いずれインターネット活用事業は別会社に独立を前提として事業を行うという、経営戦略を構築します。

それにより、既存の常識や考え方に拘ること無しに、戦略を構築できます。アッと驚く事業分野にも取組む事が出来るでしょう。

主よこの愚かな僕を助けてください。会社を再建し、成長と発展の礎を築く事が出来ますように「地域戦略とグローバル戦略との両立をはかる。」という経営戦略の根幹の一つを実現せしむる事が出来ますように、この愚かで弱い僕を助け導いて下さい。

この祈りと願いとを尊き主、イエスキリストの御名を通して感謝してお祈り申し上げます。
アーメン。

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