●愛すべき存在それが「人間」
「まちづくり」ということに対する定義づけを、住民が、そこで暮らす人々が、政治家任せにせず、行政任せにもせず、学者任せにせず、デベロッパーや開発業者にも任せず、自分達で論議し、自分達で納得の上でひとつの定義を確認すべきことである。
というのが前回のブログで書いたことですが、そんなことがはたして実現できるのでしょうか。
わたしはできると考えています。
なぜならば、人はひとりでは生きられません。
そのことを、ほとんどすべての人は「そのとおり」と肯定しています。
心の中では、ですけど。
ひとりでは生きられない人間は、集団という社会を構成し、役割分担などを通して生活の向上をはかりました。
そればかりではなく、生活の利便性を求めて、様々な社会の仕組みが構成され、生活環境は利便性が増して、下水道の整備など衛生環境も整えられ、人間の生活環境はより良い方向へと整備されてきたのです。
つまり「まちづくり」は行なわれてきたのです。
では、ここでの主目標となっているのは何だったんでしょうか。
それは、人間の生活環境の基盤整備による「まちづくり」です。
では、これはすべて満足のいくものとなったのでしょうか。
それぞれの地域おいては、それぞれの課題を残している筈ですが少なくとも充足の域に達している地域がほとんどではないでしょうか。
では、「まちづくり」は終わったのでしょうか。
いいえ、そうではないのです。
人間らしい生き方とは客観的に見たとき、プライバシーの確保と社会的交わりによる生活圏の確保という、見方によっては二律背反する生き方を求めています。
人間はある意味でやっかいな生き物です。
平和を求めつつ、敵対者を呪います。
孤独を恐れつつ、うっとおしい交わりを嫌います。
沈黙を強いつつ、同意を求めます。
一人では生きられないと言いつつ、一人にしてくれと叫びます。
かまってほしいのに、ほっといてくれといいます。
とろけるような愛の言葉を語りつつ、完膚なきまでにののしります。
神を賛美しつつ、その口で神を呪います。
安さを求めつつ、高めの商品を買います。
まぁ数え上げればキリがありませんが、相当に矛盾と自己中心的な性向が内在したやっかいなものなんですね。
でも、それが「人間らしい」というわけのわからない、「このろくでもない星の、愛すべき住民」というのが人なんです。
だからこそ、神様は人間を愛してやまないのです。
これを、差し障りのない美しい言葉でいえば「多様性」というのです。
この多様性という言葉を、学者先生方は良く使うのです。
わたしは、罪人と呼んでいます。（心のうちでですよ！）
そう呼んでいる私は、最も罪の深い人間なんですけどね。
だから、神様許してくださいといつも祈るのです。
という、「多様性」を持った人間が集団を織り成して「平和で楽しく明るく、その多様性を尊重し」生活できる「まち」を構成する。まちづくりにおける「主役」でなければならないのです。
それこそが、今後の「まちづくり」における目標であり、中心課題であるとわたしは考えるのです。
そこには、人間に対する深い「尊厳」と「愛」とが求められるのではないでしょうか。
◆今日の祈り
全能なる御父天の神様、あなたの豊かな恵みと祝福に心から感謝申し上げます。
主の御前にあって愚かで弱く罪深いわたしですが、どうかお許しくださいますように。
主の恵みは、あまねく全地に及びその恵みから除かれる人も、土地もこの地球には存在しません。
主は、人の心をすべてご存知です。
しもべの心のうちもすべて余すところなく覚えておいででしょう。
すべてをご存知でありながら、なお人を愛してやまない主とは、どのようなお方でありましょうか。
人には、そのつくり主である神を知り尽くすことはできません。
ただ、知ることができるのは、主がおられるからしもべは生きることができ、立つことができ、歩くことができるということです。
願わくは主よ、この愚かなしもべを助けてください。
しもべは、今困難に見舞われています。
うちつづく苦悩はしもべを苦しめ、その心から平安を奪おうとします。
どうか主よ、助けてください。
苦境を耐え忍び、困難を乗り越える信仰をしもべに賜ってください。
あなたの慈愛と慈しみ、謙遜と忍耐、寛容と柔和、智恵と力とをしもべに賜ってください。
この祈りと願いとを尊き御子、主イエス・キリストの御名前を通して感謝してお祈り申し上げます。
アーメン
「まちづくり」ということに対する定義づけを、住民が、そこで暮らす人々が、政治家任せにせず、行政任せにもせず、学者任せにせず、デベロッパーや開発業者にも任せず、自分達で論議し、自分達で納得の上でひとつの定義を確認すべきことである。
というのが前回のブログで書いたことですが、そんなことがはたして実現できるのでしょうか。
わたしはできると考えています。
なぜならば、人はひとりでは生きられません。
そのことを、ほとんどすべての人は「そのとおり」と肯定しています。
心の中では、ですけど。
ひとりでは生きられない人間は、集団という社会を構成し、役割分担などを通して生活の向上をはかりました。
そればかりではなく、生活の利便性を求めて、様々な社会の仕組みが構成され、生活環境は利便性が増して、下水道の整備など衛生環境も整えられ、人間の生活環境はより良い方向へと整備されてきたのです。
つまり「まちづくり」は行なわれてきたのです。
では、ここでの主目標となっているのは何だったんでしょうか。
それは、人間の生活環境の基盤整備による「まちづくり」です。
では、これはすべて満足のいくものとなったのでしょうか。
それぞれの地域おいては、それぞれの課題を残している筈ですが少なくとも充足の域に達している地域がほとんどではないでしょうか。
では、「まちづくり」は終わったのでしょうか。
いいえ、そうではないのです。
人間らしい生き方とは客観的に見たとき、プライバシーの確保と社会的交わりによる生活圏の確保という、見方によっては二律背反する生き方を求めています。
人間はある意味でやっかいな生き物です。
平和を求めつつ、敵対者を呪います。
孤独を恐れつつ、うっとおしい交わりを嫌います。
沈黙を強いつつ、同意を求めます。
一人では生きられないと言いつつ、一人にしてくれと叫びます。
かまってほしいのに、ほっといてくれといいます。
とろけるような愛の言葉を語りつつ、完膚なきまでにののしります。
神を賛美しつつ、その口で神を呪います。
安さを求めつつ、高めの商品を買います。
まぁ数え上げればキリがありませんが、相当に矛盾と自己中心的な性向が内在したやっかいなものなんですね。
でも、それが「人間らしい」というわけのわからない、「このろくでもない星の、愛すべき住民」というのが人なんです。
だからこそ、神様は人間を愛してやまないのです。
これを、差し障りのない美しい言葉でいえば「多様性」というのです。
この多様性という言葉を、学者先生方は良く使うのです。
わたしは、罪人と呼んでいます。（心のうちでですよ！）
そう呼んでいる私は、最も罪の深い人間なんですけどね。
だから、神様許してくださいといつも祈るのです。
という、「多様性」を持った人間が集団を織り成して「平和で楽しく明るく、その多様性を尊重し」生活できる「まち」を構成する。まちづくりにおける「主役」でなければならないのです。
それこそが、今後の「まちづくり」における目標であり、中心課題であるとわたしは考えるのです。
そこには、人間に対する深い「尊厳」と「愛」とが求められるのではないでしょうか。
◆今日の祈り
全能なる御父天の神様、あなたの豊かな恵みと祝福に心から感謝申し上げます。
主の御前にあって愚かで弱く罪深いわたしですが、どうかお許しくださいますように。
主の恵みは、あまねく全地に及びその恵みから除かれる人も、土地もこの地球には存在しません。
主は、人の心をすべてご存知です。
しもべの心のうちもすべて余すところなく覚えておいででしょう。
すべてをご存知でありながら、なお人を愛してやまない主とは、どのようなお方でありましょうか。
人には、そのつくり主である神を知り尽くすことはできません。
ただ、知ることができるのは、主がおられるからしもべは生きることができ、立つことができ、歩くことができるということです。
願わくは主よ、この愚かなしもべを助けてください。
しもべは、今困難に見舞われています。
うちつづく苦悩はしもべを苦しめ、その心から平安を奪おうとします。
どうか主よ、助けてください。
苦境を耐え忍び、困難を乗り越える信仰をしもべに賜ってください。
あなたの慈愛と慈しみ、謙遜と忍耐、寛容と柔和、智恵と力とをしもべに賜ってください。
この祈りと願いとを尊き御子、主イエス・キリストの御名前を通して感謝してお祈り申し上げます。
アーメン
