のんびりかな打ち日記  ini's blog

NikonD7100やSonyRX100M3で撮影した画像と日々の出来事を“ かな入力 ”でのんびり綴るブログです。

最近の通勤快読

2006-07-29 22:48:25 | 通勤快読
最近読んだ本は・・・あさのあつこの「バッテリー」のⅤ(第5巻)、松尾剛史の「ジョッキー」、石持浅海の「月の扉」、貫井徳郎の「被害者は誰?」、森絵都の「つきのふね」です。

「バッテリー」は順次文庫化されるのを楽しみにしている、実はジュブナイルなのですが、大人も十分楽しめる中学生が主役の野球小説です。
5巻目に入ってちょっと心理描写がくどい印象を受けますが、青少年の内面の難しさを描くのがメインでもあるのでそこに著者のこだわりがあるんでしょうね。6巻目(シリーズ最終巻)の文庫化が楽しみです。

「ジョッキー」は、ゆいさんのブログで紹介されていたのがキッカケで読んだのですが、とても味のある競馬小説でした。
主人公が天才ジョッキーでもなければ、とりたてて努力家なんてこともないし、そこそこ実力はあるんだけどとりあえず平凡なジョッキーっていうところがいい。
そしてそれを取り巻く、ごく普通の、それでいて私達の知らない競馬界独特の環境の中で、ストーリーが上手く語られています。
終盤でもう少し全体のまとめも欲しかったところですが、すばる新人賞受賞作とのことでこれが新人作家の作品かと思うととても良く書けてます。

「月の扉」は例によってミステリー。石持浅海さんの作品は、「扉は閉ざされたまま」についで2冊目ですが、彼は「会話」や「言葉」のやりとりにとても詳しい説明をつけたり意味づけをするのが得意そうです。
おそらく「言葉あそび」が好きなんでしょう(笑)。それもあって「月の扉」では、こんな状況下でこんなに会話はしないだろう?って、ちょっとストーリー的に無理な印象も受けますが、これも先が楽しみな作家です。

「被害者は誰?」は久々に読んだ貫井徳郎さんの作品ですが、以前に読んだ「プリズム」「慟哭」とは全く違ってコミカルな口調で進む軽いノリのミステリー、残るものはないけど通勤電車読みなんかにはあってるかもしれません。
「つきのふね」は今日の名古屋出張の新幹線の中で読みました。これもゆいさんがブログで紹介されてた一冊でバッテリー同様、児童小説です。
おなじ森絵都さんの「DIVE!!」をちょっと前に読んだばかりだったので物足りなさはいたしかたないところですが、ラストのあたりはなかなか盛り上げてくれました。
しかし今どきの中学生を描くとデフォルメされることもあるんだろうけど、やっぱりこんな感じになっちゃうのかな。

とりあえず最近の通勤快読は、ちょっとミステリー離れしてます。
でも最近文庫化された横山秀夫さんの「出口のない海」は、ミステリーではないものの、今の私には重すぎてちょっと読む気がおきない・・・。
横山秀夫さんの作品はこれまで文庫化されたものはすべて読んでいるのですが。
やっぱり私にとっての通勤快読は、なんと言っても息抜き、そして娯楽が基本なんですよね。

光明

2006-07-29 00:36:50 | 仕事
さすがに追いつかない仕事で今週は休みなしかとあきらめかけてましたが、なんとか日曜日は出勤しなくて済みそうです。

今日、土曜日は新設するオンラインショップの在庫を保管する配送センターで、出荷の際の梱包方法の説明をするため名古屋まで出張です。こちらの方もやっとメドがついてきました。

それに8月10日から連休を取って実家に帰省することにしました。
実家に2泊してついでにユニバーサルスタジオにも行く計画です。こちらに戻った翌日も休みを取ってあわせて4連休。だいたい4連休自体が何年かぶり(^^ゞ
と言っても月間計画で7日間ある休みのうちの4日間を無理やり並べただけですが(汗)

まぁ、ただ忙しさに流されているとなかなか打破できない状況ですから無理にでも計画してしまわないと(^_^;)

路上ライブ

2006-07-21 00:31:57 | Weblog
今日、会社の帰りのしかも午後9時半も過ぎた時間に、何故か錦糸町の駅前で外国人のオジサンのソロギターの路上ライブを聴いてました。
以前に渋谷で、これもたまたま通りがかって聴いたSOLTというバンド以来の立ち止まってしまう演奏でした。

気持ち良さそ~に弾いていらっしゃるのですが、これがホントに上手いのです。
ボサノバ調だったり、フラメンコ調だったり、早弾きも見事です。

そのオジサンのとなりに座っていた日本人の女性、奥さん?それともマネジャー?がCDを売っていましたので、そのギターオジサンに「ブラボー!」とかなんとか(笑)、意味不明のオヤジのノリで声を掛けて、ちゃんと1枚買ってきました。

CDを見る限りではPeter Dicksonさんって方、もちろん名前は全く聞いたことはありませんが、それでもCDも10枚ほど出していらっしゃる方でした。

疲れた仕事帰りにもかかわらず、電車の乗り換え途中にふと立ち止まってから4曲ぐらい?、結局最後まで聴いてましたが、目の前で上手いギターが聴けて徳した気分に浸れました(^^)

撮影

2006-07-19 01:04:06 | 仕事
世の中、連休明けでしたか。
私はと言えば日曜日、祝日と出勤で、早くも疲れが溜まってきたところです(汗)

昨日、火曜日は今度開設するOnline-shop用の撮影をしました。
撮影と言ってもりっぱなスタジオでプロのカメラマンに撮ってもらう訳ではありません。

私が仕事をしている机のうしろの空いたスペースにコルクボードを敷いて、自分の椅子の上に立って、しかも私が自前のコンパクトデジカメで撮るだけです。撮影用のライトもなければ、レフ板もなにもなく、素人なのでピントも若干甘いですがお構いなし(笑)

とりあえず実験販売なので掲載アイテムは9品目のみ。
もともとちゃんと代理店に頼んで作成したカタログが一応あるので、メインの画像はそこから引用して使い、経費節約のため自前で撮るのは、サブで掲載する背面の画像などです。それでも色違いの商品とかもあるのでカット数はそれなりにあります。

これまでも、うちの会社サイトには私が携帯カメラで撮った店舗の画像を堂々と掲載してたりしますから、わりとテキトーです(^^ゞ

実際、カメラマンを頼んでスタジオを借りて、アシスタント付で撮影して、さらに切り抜きや画像調整代も含めると、ちょっとカット数が増えれば50万円や100万円すぐにかかってしまいます。
でも自前で撮れば、あってないような私の人件費だけ(笑)
これでネットショップで売れて利益でも出れば、せめて安月給・・・ちっとは増やしてもらいたいものです(^^ゞ

手遅れ?

2006-07-15 10:43:34 | Weblog
「最後に診察を受けたのはいつ頃ですか?」 先生のちょっと冷めた一言が耳に痛かった。
「ハッキリとは覚えていませんが4~5年前になるでしょうか」力ない声で私が答える。
「まっ、あきらめて抜くものは抜いて残せるものは出来るだけ残しましょう!」

昨日、仕事中(と言っても午後7時半の予約だが)に抜け出して会社近くの歯医者さんに行きました。
これまでは痛くならない限り絶対に行かなかったのですが、今回は一念発起してどこも痛くもないのに行きました・・・にもかかわらず冒頭のやりとりです。
お世辞にもまともとは言えない生活習慣、歯がガタガタになってても何も不思議じゃないです。
総入れ歯ですねって言われないだけ良かったかも。
歯周病や歯槽膿漏の進行度合いにも加速がかかっていたようです。
レントゲン写真を見ながら懇切丁寧な説明を受けましたが、もともと自覚症状はうんざりするほどあるので、ある程度覚悟は出来てました。

そこの歯医者さんはうちの会社の人も結構通っていて、そこそこ評判のいいところですが、これから長~い付き合いになりそうです。
歯だけは、大切にしないと!なんてわかっていてもなかなか行けないのが歯医者さん。
初診の帰り際、先生に「とにかくじっくりいきましょう!」なんて励ますように言われましたが、「そうですね」ってため息のような返事しか出ませんでした。