私が注目していたニコンD90が正式発表されました。発売は9/19とのことです。
なんと言っても話題は賛否両論のデジイチ初の動画撮影機能でしょうか。
動画撮影機能は今やコンパクトデジタルカメラ、通称コンデジでは割合おなじみの機能ながら、本格的に写真を撮るデジタル一眼レフに必要な機能なのかどうかは悩みどころです。
動画を撮るならもちろん本家デジタルビデオカメラがあるのでデジイチではオマケ的な印象は拭えないですし、その機能搭載によって価格まで上昇するのであれば、本来の写真撮影での基本機能をより充実させるべきってのが不要派の意見でしょう。
逆に今は機種によってはデジタルビデオカメラでも静止画が撮れるようにもなっています。
これもやはりオマケ機能の域を出ていないのですが、お互いの相手の領域を少し取り入れることにより軸足は専門域におきながらオールラウンド的な利用ユースにも応えようってことだと思います。
それはともかく肝心のカメラ機能ですが、画素数12.3メガピクセルで画質、感度ともにDXフォーマットのフラッグシップ機「D300」同等を継承している ( ニコンオフィシャルサイトより ) ということですから、恐らく発売後、年末までには本体価格10万円を切りそうな手頃さも考えればとりあえず文句はないでしょう。
それからこれまでは大好きサラブレッドが走る姿を撮るのにD40の連写2.5コマ/秒ではあまりに遅く、5コマ/秒は欲しいと思っていましたが、D90は4.5コマ/秒と微妙なところをついてきました。
ただD90が、3コマ/秒のD80の後継機ということ考えれば頑張ってくれた方かも知れません。
購入に踏み切れるかどうかは、結局以前にも書いたとおり、仕事が占める時間がますます増えつつある今の私に宝の持ち腐れにならない程度に使い倒せるかどうかにかかっています。
いずれにせよすぐには無理なので価格も下がって落ち着いてくる冬のボーナスのときにじっくり考えたいと思います。