のんびりかな打ち日記  ini's blog

NikonD7100やSonyRX100M3で撮影した画像と日々の出来事を“ かな入力 ”でのんびり綴るブログです。

影踏み

2007-02-28 23:44:26 | 通勤快読
新しく文庫化された横山秀夫さんの推理小説です。
文庫化された横山秀夫さんの本で読んでないのはテーマが重過ぎて躊躇してしまう「出口のない海」ぐらいで他はすべて読んでます。
 ということでこの「影踏み」もいつもの横山節?は見事。
短編が得意の著者ならではの、7つのストーリーからなる連作集でさらにそれらが総合して一つの長編小説として読める内容になってます。
しかし警察小説が十八番の著者はもちろん、いつもは刑事や警察官など捕まえる側からの話ですが、これは「泥棒」が主役っていう悪役側の話になっているだけに単純に読めない部分があったことは否めないです。

悪役側が主役の場合は、女ねずみ小僧に見られるように狙う相手が悪代官や悪徳高利貸し、庶民を苦しめて私腹を肥やす越前屋か越後屋か?まぁ、とにかくいけいけドンドンで気楽に応援できる設定が痛快セオリー?って勝手に思ってます。
この小説も若干それっぽいところもあるものの、なんでこの主役が泥棒稼業なのかってところがイマイチ納得しにくい点はありますね。

難しく考える必要はないんでしょうけど、ユーモア小説とかじゃないだけにそういう部分は深読みしちゃいます。
でも著者のいつもの「人間交差点」的な話の筋立てはさすがですね。

パン屋

2007-02-24 22:04:33 | Weblog
パン好きなので、パン屋さんはよく行きます。
今日は「マルキンベーカリー」ってところで買ってきました。
いつもは超コミコミで嫌になるぐらいの「ピーターパン」で買うのですが、甘党であんこ大好きの家内がマルキンさんのあんぱんもなかなか美味しいってのを聞きつけて、ちょっと足を伸ばしてみました。
こじんまりした普通のパン屋さんでしたが、やはりあんぱんが種類もあってイチオシっぽく販売してました。生地は普通でしたが、中のあんこがあまり甘くなくてとても美味しいです。船橋に引越す前、浜松に住んでたときは、近くに「クルート」ってデニッシュがとても美味しいちっちゃなパン屋さんに良く行ってましたし「フルハウス」って店のメロンパンもお気に入りでした。

でも、何故か妙に忘れられないのが20年ほど前に住んでた、新潟は上越の「バラパン」ってパン屋さんのパン。古いくたびれた建物のパン屋らしからぬ店(笑)のガラスケースの中に、一見ちょうど田舎のよろずやさんに普通のヤマザキパンとかが並んでるようにしか見えないんですが、実はこれがほんのり甘くてやけに美味しい。調理パンもとても美味しかった。でも地元では人気の店で、いつもすぐに売り切れてだいたい昼過ぎにはあっさり閉まってました(^^;)
今、住んでる船橋にはららぽーとの中にパン屋さんの有名どころが順次入替えで入店している「東京パン屋ストリート」があるのですが、わざわざそういうところに行くより、いつも行くご近所のパン屋さんが美味しいってのが一番なんですよね。
なつかしのバラパンのパンがときどき無性に食べたくなります。



再検なし(^^)

2007-02-24 13:08:13 | Weblog
先日、受けた人間ドックの結果が今日郵送で届きました。
気にしていた再検査項目は今回は無くてホントに良かったです。

やっぱり事前記入して提出した問診表に「健康そのものです」なんて書いておいたのが良かったのでしょうか(笑)

結果表は各診断毎に細かい診断数値とともに
1.異常なし
2.わずかに異常をみとめるが日常生活に差支えなし
3.日常生活に注意を要し、経過の観察が必要
4.受診が必要
5.二次検査が必要
6.治療中
って6段階で結果が出るんですが、今回はほとんどが異常なしの1で、2が二つ、3も胃部と腹部の二つでした。
前回は腹部で4、血液一般と便検査の二つで5があって二次検査を受けてます。

油断は出来ませんが、とりあえず一年間猶予をもらったような嬉しい気持ちです。
年齢を経てますます実感しますが、やっぱり健康が一番なんですよね。
と言っても四十肩の症状がなかなか治らないのには辟易してますが(^^;)

黄色い目の魚

2007-02-22 23:37:32 | 通勤快読
『一瞬の風になれ』『しゃべれども しゃべれども』といずれも良かったので、佐藤多佳子さんの小説では3冊目として期待して読んでみました。
しかしこれが最初、どうも自分には合わない感じの意味不明な短編集かと思って、途中まで読んでほったらかして、別の本を読んでました。

でもって何冊か別のを読んでしまって、ちょうど読むのがなくなったときに、仕方なしにまた引っ張り出して続きを読み始めましたが、それからはなかなか面白くなってきて、最後はすっかり青春恋愛?小説にハマってました。

二人の高校生主人公、サッカー部なんだけど絵描き少年の木島君とちょっと不思議な感じの村田さんのキャラクターが、そんなに特別じゃないんだけどなんとなくいいですね。
青春小説は、若かった頃の切ない思いを回顧させてくれるだけでもいいもんです。

ともあれいろんなジャンルをミックスしながら読むのが新鮮さの継続としてもいいのかも知れません。

@nifty利用10年目に

2007-02-20 00:39:09 | Weblog
先日、私が利用しているプロバイダの@niftyから、ご利用9周年のお礼メールが来てました。

まる9年たったってことですから、いよいよ10年目に突入したってことですね。
これまで他のプロバイダーに乗り換えることもなく使ってきたのですから10周年を迎える来年にはメールだけじゃなくて記念品ぐらいくれてもいいんじゃないかな?(笑)

それはともかく入会した9年前と言えば、私は37才、息子達がまだそれぞれ4才と8才の頃です。
その37才のときにはじめてノートパソコンを購入しましたが、その前にワープロでちょこちょこネットに繋いでましたので、ネット歴自体はそろそろ10年ぐらいになるでしょうか。

インターネット開始年齢としては遅いですが、ネットの利用開始自体は遅かったわけではありません。
ちょうど転勤で本社勤務になり、ワープロを久々に買い換えたことがそもそものきっかけでした。

でもワープロでのインターネットではすぐに限界がきましたので、ほどなくパソコンに買い替え、それ以降、会社ではExcel、WordなどのOffice中心に、自宅ではインターネット中心にとそれまでの生活が一変しました。
それからの10年間は長いようでもありますが、ドキドキワクワクしながら初めてネットに繋いだのが、つい先日のような気もします。

ネットを始めた頃買った本にPHP研究所から出てた「インターネットで何が変わる」ってのがありました。
そこに書かれていた内容は、ブロードバンド環境が整った今、次々と現実化しています。
またYahooの設立が1995年、グーグルは1998年、たった10年たらずで超ビッグ企業に成長してます。Amazonや楽天も生まれました。
ITバブルがはじけてからは、ちょっと落ち着いたもののまだまだ進化の度合いが早い世界だけにネットの動向から目が離せません。

@niftyから利用20周年のお礼メールが来る頃には、いったいどうなっているでしょう。