(183)初めてのラブホテル
四百字詰原稿用紙換算8枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ち上がるように書いてあります。季節は常に真夏である。
登場人物
北条愛
2年生。修一と同クラス。170㎝。性同一性障害の美少年だったが3話目から上品な美少女に変身する。
真菜
3年生。180㎝の上品な美人。昔はリストカットしてたが修一と出会って人生が一変。空手部。
狂暴な面相の半ぐれ3人(各25)
N=ナレーション
真菜が愛のスカートの中に右手を入れ性器に触れる。
ビクッと驚いて赤面し、
愛 「真菜さん、だめですー」
スカートで見えないが愛の性器が大きくなりだしたので驚き、
真菜(おお、みるみる・・・)
欲情に目を潤ませて尚も性器をしごき、
真菜(すごい・・・)
性器をしごきながら、向こうからヤン車が爆音を鳴らし走ってくるのに気づく。
うんざりしたように、
真菜「間の悪い時に馬鹿のご到来・・・」
ヤン車が横を猛スピードで走りすぎたのを気にもとめず、
真菜「女同士のタンデムだから、あいつらソッコーで追っかけてくるわよ」
愛 「(平然と)B1の出番ですね」
真菜「いえいえ、私の出番です」
うっとり右手の指を嗅ぎながら、
真菜(いいとこを邪魔された私の怒りは半端じゃないよ)
走り過ぎたヤン車が「ギュユーン」とUターンする。
右ミラーに真菜がうっとり指の匂いを嗅いでるのが映ってるのに気づき、
愛 「やん、真菜さん、嗅いじゃいや~」
恥じらい、
真菜「ばれたか。だってやめられない匂いなんだもん~」
愛のパンツに手を入れたまま、振り返って追跡してくるヤン車を見て、
真菜「あいつら、私達に目をつけたのが運のつきね」
性器をシコられて困ったように恥じらい、
愛 「真菜さ~ん・・・」
狂暴な面相の男3人が乗ったヤン車(前席に2人、後席に1人)が右側にピタリとつく。
男達、真菜が平然とした顔で愛のスカートの中に手を入れてるのを見て、おっという顔をする。
ヤン車がしつこく併走してくるが愛達は平然と走っている。
風防裏の2機のB1が男らに飛び掛からんと身構える。
左手で2匹の頭を優しく撫で、
愛 「いいのよ。真菜さんにストレス発散させてあげなきゃ」
助手席の男「(作り笑顔で)ねえ、よかったら一緒にドライブしませんかー」
3人の顔を見て呆れ、
真菜「うは、そろいもそろってパンチがきいた御面相」
真菜「(呆れ)なんなの、あんたらの顔?」
真菜「一丁前に女に声をかける前に高須クリニックに行ってこい」
さっと血相を変えた3人を蔑むように見くだし、
真菜「あんたたち、散々強姦や悪行の限りをつくしてきたんでしょ?」
男達、物凄い目で真菜を睨む。
真菜「生きてても世に害をなすだけだから今日を命日にしてやるわ」
驚き、
愛 (言動が修ちゃんとそっくり)
憤怒の形相で、
助手席の男「下手に出たら調子こきやがって、回したあと山に埋めてやる」
助手席の男「おい」と運転手に顎をしゃくる。
ヤン車がギュューンとタイヤをきしませて急発進する。
前に出てキキッと停まったヤン車から五m後ろにリードもスッと停まる。
真菜が左足を地面に着き、右足を「よっこらしょ」と言いながら軽々リアボックスを跨いで降り、愛もバイクから降りる。
愛 「よいしょっと」と愛がセンタースタンドを立てようとしてるのに真菜が気付く。
真菜が片手でリアボックス下のステーをひょいと引っ張って軽々とスタンドを起てたので、
愛 「(驚き)ひゃ、真菜さん力持ちー」
五m先のヤン車から悪相の三人が降りて真菜達を睨む。
三人を眺め、
真菜「こんな卑しい御面相のやつらを素手で殴ったら手が腐っちゃうね」
リアボックスの上部を指でコツコツとノックして、
真菜「愛さん、ボックスを開けてくれる?」
イグニッションからキーを抜きながら、
愛 「はーい」
愛、カパッとボックスの蓋を開ける。
真菜、リュックのファスナーをジャーと開ける。
真菜がリュックからヌンチャクを取り出したのを見て驚き、
愛 「おおー、容赦なしですね」
背に隠した右手にヌンチャクを畳んで持ってる真菜達の側に三人が歩んでくる。
真菜の眼前で憤怒の形相で、
男 「言いたい放題・・・」と言いかけた男の横っ面に目にも止まらぬ速さでヌンチャクが飛ぶ。
横っ面に「ガゴッ」と命中し、顔面がひん曲がった男の両耳から脳髄が噴き出て目玉が飛び出る。
愛 「ひゃっ」と両手で目を覆う。
絶命してドサッと倒れた男を見て、連れの2人が呆気にとられる。
間髪入れず、もう一人の顔面に容赦なくヌンチャクを八の字に振り回して「ガツガツガツガツガツ」と機関銃のように殴りつける。
更に殴り続けられ頭蓋骨の破片と脳髄が飛び散る。
絶命してドサッと倒れた男を見て最後に残った男がジョーと失禁しながら腰を抜かし 「ひっ、ひーーっ」と悲鳴を上げる。
男、慈悲を乞うような目で真菜を見上げる。
その男の頭頂部目掛け思いっきり垂直に「ガツン」と振り下ろす。
頭頂部がパカッと割れ脳髄が飛び出した男がゆらりと倒れる。
愛、絶命した男達に手を合わせ「ナンマンダブー」と呟く。
手を合わせたまま、ふと前方に止まってるヤン車に目をやり、
愛 「真菜さん、ドライブレコーダーに私たちが写ってたらまずくないですか?」
真菜「うっかりしてた。愛さん、よく気づいたわ」
車に身を入れてフロントガラスの上部を見るとドラレコはついておらず、
真菜「クズが悪事の証拠になるドラレコをつける訳ないか」
愛がすでにバイクに跨ってる後ろに跨りながら、
真菜「ドラレコはつけてなかったわ」
その時、ぽつぽつ振ってきた大粒の雨を掌を上に向けて確かめ、
愛 「やだー、まだカッパを買ってないのにー」
遠くに見えるラブホを指差し、
真菜「雨がやむまであそこで休憩しょうか」
愛 「はい」と頷きプルンとエンジンをかける。
空が暗くなりゴロゴロゴロと雷が鳴り、ザーと降りだす。
雨中、ホテルの手前まで辿り着く。
駐車場入り口のビニールのすだれをくぐり、リードが中に入ってゆく絵にN『無邪気な愛は休憩という言葉に秘められた淫靡な意味など知る由もなかったーー』
つづく
四百字詰原稿用紙換算8枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ち上がるように書いてあります。季節は常に真夏である。
登場人物
北条愛
2年生。修一と同クラス。170㎝。性同一性障害の美少年だったが3話目から上品な美少女に変身する。
真菜
3年生。180㎝の上品な美人。昔はリストカットしてたが修一と出会って人生が一変。空手部。
狂暴な面相の半ぐれ3人(各25)
N=ナレーション
真菜が愛のスカートの中に右手を入れ性器に触れる。
ビクッと驚いて赤面し、
愛 「真菜さん、だめですー」
スカートで見えないが愛の性器が大きくなりだしたので驚き、
真菜(おお、みるみる・・・)
欲情に目を潤ませて尚も性器をしごき、
真菜(すごい・・・)
性器をしごきながら、向こうからヤン車が爆音を鳴らし走ってくるのに気づく。
うんざりしたように、
真菜「間の悪い時に馬鹿のご到来・・・」
ヤン車が横を猛スピードで走りすぎたのを気にもとめず、
真菜「女同士のタンデムだから、あいつらソッコーで追っかけてくるわよ」
愛 「(平然と)B1の出番ですね」
真菜「いえいえ、私の出番です」
うっとり右手の指を嗅ぎながら、
真菜(いいとこを邪魔された私の怒りは半端じゃないよ)
走り過ぎたヤン車が「ギュユーン」とUターンする。
右ミラーに真菜がうっとり指の匂いを嗅いでるのが映ってるのに気づき、
愛 「やん、真菜さん、嗅いじゃいや~」
恥じらい、
真菜「ばれたか。だってやめられない匂いなんだもん~」
愛のパンツに手を入れたまま、振り返って追跡してくるヤン車を見て、
真菜「あいつら、私達に目をつけたのが運のつきね」
性器をシコられて困ったように恥じらい、
愛 「真菜さ~ん・・・」
狂暴な面相の男3人が乗ったヤン車(前席に2人、後席に1人)が右側にピタリとつく。
男達、真菜が平然とした顔で愛のスカートの中に手を入れてるのを見て、おっという顔をする。
ヤン車がしつこく併走してくるが愛達は平然と走っている。
風防裏の2機のB1が男らに飛び掛からんと身構える。
左手で2匹の頭を優しく撫で、
愛 「いいのよ。真菜さんにストレス発散させてあげなきゃ」
助手席の男「(作り笑顔で)ねえ、よかったら一緒にドライブしませんかー」
3人の顔を見て呆れ、
真菜「うは、そろいもそろってパンチがきいた御面相」
真菜「(呆れ)なんなの、あんたらの顔?」
真菜「一丁前に女に声をかける前に高須クリニックに行ってこい」
さっと血相を変えた3人を蔑むように見くだし、
真菜「あんたたち、散々強姦や悪行の限りをつくしてきたんでしょ?」
男達、物凄い目で真菜を睨む。
真菜「生きてても世に害をなすだけだから今日を命日にしてやるわ」
驚き、
愛 (言動が修ちゃんとそっくり)
憤怒の形相で、
助手席の男「下手に出たら調子こきやがって、回したあと山に埋めてやる」
助手席の男「おい」と運転手に顎をしゃくる。
ヤン車がギュューンとタイヤをきしませて急発進する。
前に出てキキッと停まったヤン車から五m後ろにリードもスッと停まる。
真菜が左足を地面に着き、右足を「よっこらしょ」と言いながら軽々リアボックスを跨いで降り、愛もバイクから降りる。
愛 「よいしょっと」と愛がセンタースタンドを立てようとしてるのに真菜が気付く。
真菜が片手でリアボックス下のステーをひょいと引っ張って軽々とスタンドを起てたので、
愛 「(驚き)ひゃ、真菜さん力持ちー」
五m先のヤン車から悪相の三人が降りて真菜達を睨む。
三人を眺め、
真菜「こんな卑しい御面相のやつらを素手で殴ったら手が腐っちゃうね」
リアボックスの上部を指でコツコツとノックして、
真菜「愛さん、ボックスを開けてくれる?」
イグニッションからキーを抜きながら、
愛 「はーい」
愛、カパッとボックスの蓋を開ける。
真菜、リュックのファスナーをジャーと開ける。
真菜がリュックからヌンチャクを取り出したのを見て驚き、
愛 「おおー、容赦なしですね」
背に隠した右手にヌンチャクを畳んで持ってる真菜達の側に三人が歩んでくる。
真菜の眼前で憤怒の形相で、
男 「言いたい放題・・・」と言いかけた男の横っ面に目にも止まらぬ速さでヌンチャクが飛ぶ。
横っ面に「ガゴッ」と命中し、顔面がひん曲がった男の両耳から脳髄が噴き出て目玉が飛び出る。
愛 「ひゃっ」と両手で目を覆う。
絶命してドサッと倒れた男を見て、連れの2人が呆気にとられる。
間髪入れず、もう一人の顔面に容赦なくヌンチャクを八の字に振り回して「ガツガツガツガツガツ」と機関銃のように殴りつける。
更に殴り続けられ頭蓋骨の破片と脳髄が飛び散る。
絶命してドサッと倒れた男を見て最後に残った男がジョーと失禁しながら腰を抜かし 「ひっ、ひーーっ」と悲鳴を上げる。
男、慈悲を乞うような目で真菜を見上げる。
その男の頭頂部目掛け思いっきり垂直に「ガツン」と振り下ろす。
頭頂部がパカッと割れ脳髄が飛び出した男がゆらりと倒れる。
愛、絶命した男達に手を合わせ「ナンマンダブー」と呟く。
手を合わせたまま、ふと前方に止まってるヤン車に目をやり、
愛 「真菜さん、ドライブレコーダーに私たちが写ってたらまずくないですか?」
真菜「うっかりしてた。愛さん、よく気づいたわ」
車に身を入れてフロントガラスの上部を見るとドラレコはついておらず、
真菜「クズが悪事の証拠になるドラレコをつける訳ないか」
愛がすでにバイクに跨ってる後ろに跨りながら、
真菜「ドラレコはつけてなかったわ」
その時、ぽつぽつ振ってきた大粒の雨を掌を上に向けて確かめ、
愛 「やだー、まだカッパを買ってないのにー」
遠くに見えるラブホを指差し、
真菜「雨がやむまであそこで休憩しょうか」
愛 「はい」と頷きプルンとエンジンをかける。
空が暗くなりゴロゴロゴロと雷が鳴り、ザーと降りだす。
雨中、ホテルの手前まで辿り着く。
駐車場入り口のビニールのすだれをくぐり、リードが中に入ってゆく絵にN『無邪気な愛は休憩という言葉に秘められた淫靡な意味など知る由もなかったーー』
つづく