シンクロニシティ & etc.

日々訪れるシンクロニシティの意味の探求と、「青天井」な人間力向上の追究、その他いろいろなことについて。

心と身体の解毒

2011-07-26 12:38:29 | 青天井な能力開発

 青天井な能力開発を行うためには、心と身体の両方の解毒が必要である。

 心については、トラウマの他、両親や教師などからダウンロード&インストールした、間違った、あるいは時代と合わないコンセプトや思い込みがある種のウイルスプログラムのように我々の心を支配している。これらが集積していくと、我々の精神は自由度を失って硬直化しやすくなり、制御困難な誤作動に見舞われる。また、心の視野が狭くなり、判断が歪んでくる。更には、他人に対して害のある情報を含んだ言葉を伝達してしまうことも多々ある。心のデトックスは、実は自分だけのためではなく、周囲の幸福のためにも必要である。

 一方、身体については、重金属や添加物などの毒素が腸や脂肪中などに集積されている。これらが蓄積されていくと、ガンやアトピーなどを中心とする身体の病気になるほか、毒素が脳に回った場合は、他人への罵詈雑言に転化することもあるし、精神的な病の引き金になることもあるだろう。

 このような見立ての下に、心と身体の解毒=デトックスを行ってきている。心のデトックスと、身体のデトックスは、できれば同時平行的に行うのが理想だ。心と身体は互いに作用しあっているからだ。

 ところで心についても、身体についても、デトックスが進んでくると、むしろ毒素の存在が増えたように感じることがある。ある種のパラドックスとも言えるこの現象は、デトックスが進めば進むほどに毒素が目立つようになるためである。真っ黒なインクに満たされているうちは何も気づかないが、これが透明度を増してくると少しの汚れも気になるのようになると喩えれば分かりやすいだろうか。

 だからデトックスのプロセスにおいては、ハードランディングか、ソフトランディングかの違いはあるにせよ、一定程度の苦しみというのは避けられない。このことを十分理解していないと、途中でデトックスをやめてしまい、ある意味赤字国債のような毒を抱えたまま、最終的に、より大きな苦しみを味わうことになるのだと思う。

 


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