最近つくづく思う。
言葉ってとても大事。
これができないと意思の疎通がちゃんとできなくなるので、無用なトラブルがどんどん起きてしまう。
バベルの塔の話は同じ言語の人同士でも十分あてはまる話なのだ。
ちゃんと自分の国の言葉をきちんと使えるようになることは最低限必要なことなんだと思う。
でも、大抵言葉が使えない人に限って、言葉を軽視し、更に悪い状況に進むというスパイラルをたどるのが興味深い。
そういう人に限って、「言葉では表現できない」というフレーズを濫発する。
特に年を取ってから言葉を使えないのは非常に恥ずかしいことだと思う。
そういう風にならないように、本を読んだり、言葉の意味をしょっちゅう調べる努力を続けるのが大人のたしなみというものだろう。
今朝、この前一緒に山中湖に行ったネパールの高校生S君から電話があった。
今日午後に成田からネパールに帰るという。
日本滞在中のことについてお礼を言い、ネパールに来たときには声をかけてくださいという内容だった。
別に見返りを求めていたわけではないが、朝から心地よい気分になった。
未来塾２１というところの集まりに参加してきた。
６８歳の元三菱商事出身の方と、後は若い人ばかりの会だ。
大歓迎され、ついつい気分が良くなってしゃべりまくってきた。
ある意味こことは運命を感じている。
例えば、この代表の方は荻窪に住んでいて、事務局の方も荻窪で会社をやっている。私も荻窪出身なのだ。
非常に良いメンバーばかりの会で、こんな会に出会えたことに、未来への流れを強く感じる次第だ。
この前、あるベンチャーが、誰も見向きもしていなかったチャンスをものにしたら、ある大手広告代理店がそれをつぶしに来たという話を聞いた。
その席では、もっとひどいことをされたベンチャーの話も出ていた。
リスクを取った人を賞賛しないどころか、その人の成功を奪いに来るような人間がいるというのは悲しいことだ。
リスクを取った人をもっとリスペクトするようにしないと、この国でリスクを取ろうとする人は誰もいなくなるだろう。
リスクは取らずにリターンだけを取ろうとするようなずる賢い人間達が甘い汁を吸い続ける社会に明日はないと思う。
先週末に、ネパールの例の高校生１７歳と、甥っ子１４歳を山中湖に連れて行った。
ネパール以外、インドくらいしか行ったことがない彼にいろいろと日本のことを知ってもらおうと、温泉に連れて行くことにした。
が、脱衣場で、パンツを履いたまま温泉に行こうとしていたので、
"It's very strange to be here wearing a pants"と言ったら驚いた顔をしながらもすぐに素直にパンツを脱いだのがおかしかった。
温泉からの帰りに、人生においても最も興味深い経験をすることができたと告白していた。
来年国立大学の医学部に行って、心臓外科医になるという夢を持っていたが、入学が来年のいつになるのかについては、ストライキがしょっちゅうあるので不明だと言っていた。
そんな話があるのか・・・
確かにネパールは２００８年に当時の王が排斥され、現在国情が不安定である。医療環境も大変悪く、医者になることには非常に意味があると言っていた。
山中湖から帰る車の中で、「勉強めちゃくちゃできてクリケットのキャプテンだったら女の子に人気あるでしょう？」と聞いたら、
「男の子にも、女の子にも人気がある」
と答えたのが笑えた。
東京に戻ったら、すぐにfacebookを通じて連絡があった。
翌日彼のお父さんであるシェフと話したところ、彼は温泉に入ったことを何度も頭の中で反芻していると言っていた。
彼に比べれば遥かに恵まれている甥っ子は、今回の旅で何を感じただろうか？
また会う日が来るだろう、きっと。
昨日の夕方素晴らしい富士山を見られたのでとても気分が良くなったばかりだったが、今朝の富士山も素晴らしかった。
これは朝６時頃。朝日に焼けて赤色を帯びた富士山はこれまた美しい。
美しい存在との出会いは全てがシンクロニシティだと感ずる。
昨日の夕方山中湖にいたら、観たこともないような絶景に出くわした。
富士山方面にはしょっちゅう行くが、なかなかここまで綺麗な光景が見られることはない。
少し撮るのが遅かったから、富士山が暗くなってしまったが、この５分くらい前までは富士山も紅に色づいていた。
思わずボーっと眺めていたが、数分後にはこの輝きは消えてしまった。
コバエがホイホイという、ショウジョウバエを取ってくれる製品を２週間くらい前に買った。
これは素晴らしい効き目で、部屋の中のコバエが全くいなくなった。バナナの皮なんかを放っておいても全然来ないレベル。
こんなにいたのかと思うくらいのショウジョウバエが取れていた。
ショウジョウバエを駆除したい方には是非おすすめの品である。
私は予定を沢山詰めて入れるのが嫌いだ。特に仕事ではない予定を多く入れるとろくなことがない。
どういうわけか、予定を沢山入れると必ず別の予定が入ってきててんやわんやになる。
だから予定は比較的オープンにしてあまり入れないようにしている。
でも今回は夏というのもあって予定を結構入れてしまった。しかも、仕事ではない予定も・・・
そうしたら案の定、不本意な予定（苦笑）が入って、全部をきっちりとはこなせない状態になった。
しかも、慣れないリズムでバタバタしているうちに２個の携帯のうちの１つが行方不明になった・・・
こういうパターンが結構多いのだ。
今後も同じようなことが続くだろうから、やはりできるだけ予定は入れないようにしよう・・・
私たちは何かにつけ、「どうせ分かってもらえないだろう」と、人に対して言葉を尽くして何かを説明することを怠ろうとする。
でも、相手の立場になってみれば分かるが、きちんと言葉も尽くさないで理解しろというのは無理な話だ。
だから、できる限り言葉を尽くして、私たちは自分の思っていることや、スタンスを相手に伝える努力をしなければならない。
言葉を尽くす努力を怠っておいて、安っぽく「言葉では言い表せない」などと言うのは間違っていると常々思っている。
