シンクロニシティ & etc.

日々訪れるシンクロニシティの意味の探求と、「青天井」な人間力向上の追究、その他いろいろなことについて。

集団フロー

2013-02-15 17:45:47 | 気づき

 フロー状態というのは、ウィキペディアによると、「フロー (英: Flow) とは、人間がそのときしていることに、完全に浸り、精力的に集中している感覚に特徴づけられ、完全にのめり込んでいて、その過程が活発さにおいて成功しているような活動における、精神的な状態をいう。」という意味である。

 私がこれまでずっと目指していたのは自分の言葉では「人間超伝導」であるが、これはフロー状態とすごく似ているように最近思い始めた。

 脳内が超伝導になるために、記憶の傷の修復を行うことから始めて、イメージ能力を飛躍的に向上し、コミュニケーションや企画などに生かしていくのが私の方法論だが、これは結局のところフロー状態へと人間を導いていくことにもなるようなのだ。

 そして私が更に注目しているのが、フロー状態の個人が幾人も集まった、「集団フロー状態」。子供というのは、もともとフロー状態なので沢山集まるとすぐに集団フローに到達する。みんなで無我夢中で目標に向かっていく状態だ。ただ、子供には知識や経験、そして目的意識があまりないので、そこには成果は出にくい。

 過去の歴史上でこの集団フローが生じたと思われるのは、日本においては、近いところから行くと、トキワ荘(手塚治、石ノ森章太郎、藤子不二雄、赤塚不二夫ら)、ソニー(井深大・盛田盛田昭夫)共立学校(秋山真之、正岡子規、南方熊楠など)、湯川秀樹と朝永振一郎などがわかり易いところだろうか。非常に限られた範囲から、とんでもない人材やプロジェクトが出てきている。

 大人はなかなか個人でもフローには入らないので、集団で入る例はそう多くはないが、それが起きたときには、「世界を変える」何かが起きるのだと思っている。フローに達した個人たちが相乗効果を起こすと、ものすごいことになるに違いない。

 目を輝かせて、無我夢中で目標に向かって自由闊達な精神を羽ばたかせる、この集団フロー状態が最近周りで徐々に置き始めている予兆を感じている。私としては、個人のフロー状態を意図して作り出せるノウハウがあるので、集団フロー状態を、歴史の偶然ではなく、必然として作り出してみたいと思っている。それが日本を変え、世界を変えるのだと信じているのである。

 


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