電気刺激による治療って、ある種アンダーグラウンドなものかと勝手に思っていたが、東大や阪大でも取り組み始めていたことを今日知った。
日本経済新聞2009年6月22日の記事によれば、東大の渡辺克己准教授らと国立精神・神経センターでは頭部に微弱な電気刺激を加えて足の筋力を高めることに成功し、脳血管障害の後遺症やパーキンソン病の患者のリハビリなどとして年内にも臨床研究を始めるということだ。
一方、阪大の不二門尚教授らは網膜にコンタクトレンズタイプの電極によって電気を流して、被験者18人のうち半数以上で、病気で低下した視力を回復することができたそうである。2009年のうちに国の先進医療制度を申請し、他施設への普及を目指すと書いてあった。
電気刺激による治療というのは、どちらかというとこれまで民間の代替療法として行われてきていたはずだが、ついにメインストリームの医学の世界でも取り入れざるを得なくなってきたということなのかもしれない。
日々負電荷治療での効果を実感している私としては、そりゃあそうだよな、という感想である。