シンクロニシティ & etc.

日々訪れるシンクロニシティの意味の探求と、「青天井」な人間力向上の追究、その他いろいろなことについて。

真実・真理は隠される

2011-07-29 00:32:51 | 気づき

 真実や真理というものが、なぜ直接的に語られることが少ないのかについて考えてみた。

 これについては、まずもって真実や真理というものは、そのまま出したのでは誤解されるリスクが非常に高いということではないかと思う。真実や真理というのはそもそも大変シンプルなものだが、これをそのまま示されてもそうそう理解はできない。むしろ誤解してしまいやすいのだ。多くの人は、物事の表面しか見ないから、その背後にある真理・真実を言われてもピンと来ない。また、物事というのは見る角度によって違ってくるものだが、いろいろな角度から物事を観察できる人も少ない。

 例えば数年前、私は京都の青蓮院というところに貼ってあった、「ハイ、という素直な心」と書いてあるのを見て「ほら、やっぱり素直なのが一番。」とそのとき一緒に行った人に言われたが、これに対して「これは支配者の発想でしょう。みんながハイという従順な人なら支配しやすい。だからわざわざ紙に書いているんだ。」と私は言い、とても変な顔をされた。今から思えば、こういうときはわざわざそんな身も蓋もないことをいきなり言うこともない。そういう考えは余程頭が柔らかい人以外には言わない方がいいに決まってるのだ。

 また、真実・真理だからこそはっきりとは言ってはいけないことも沢山ある。真実や真理は、人々の共同幻想や、支配者が強要する幻想と矛盾することがかなりある。「王様は裸だ!」は基本的に危険なのだ。また、真実だからと言って、それを口にしたのでは人を傷つけることも沢山ある。今日、私は、ある小さな喫茶店に、露骨にカツラなオジサンが来て、出て行ったあとに「今の人、ヅラですよね。」と言いたくなったが、我慢した。今までなら必ずそれを口にしていたが、今日はそれを黙ってみたのだ。そしたら、何か新しい感覚が生まれた。何かこう、人への温かい気持ちのようなものだ。

 以上のような背景のもと、真実や真理というものは、あからさまに語らず、隠すべき場合が結構あるものなのだ。

 何でも言えばいいってものじゃないってこと。

 こんなの当たり前とお叱りを受けるかもしれないが、私にとっては結構、繰り返し確認すべき重大事だ。


8月28日の京都の町家でのコンサートのお知らせ

2011-07-27 13:12:41 | ちょっとした話題&日々の出来事

 

今回、懇意にしている作曲家の二宮玲子先生が、京都の町家で、
お茶と音楽のコラボコンサートを開くことになった。
生き方自体が潔く、ある意味かっこいい、二宮先生と、その二宮先生が「現代の風流人」と高く評価する森さんが手を組んだのだから、めったに見られない、素晴らしいものになるのは間違いない。
関西方面の方は是非観に行かれると良い。
演奏するメンバーの中では、私は南部さんのフルートを東京のスタジオで聞いたことがある。そのときの彼女のフルートは日本人離れした大胆さを持つ一方で、極めて日本人的とも言える繊細な音色を紡ぎ出すことにも成功しており、ドキドキするような精神世界を味合わせてくれた。http://www.yasuka-nambu.com/index.html
夏の終わりの思い出に、こういう企画が風流だと思う。
訂正:ちなみにこの前書いたときに、「お茶屋」と書いたが、正確には「町家」らしい。お茶屋は芸妓さんを読んで飲食する店のことだそうだ。
以下引用。
クラシックと和の響宴「花うつろう」のお知らせです。

二宮玲子作品集CD『花うつろう』リリース記念コンサート

うつりゆく花をテーマに作曲された音楽。
第一線で活躍中の演奏家。そして花おりおり(朝日新聞)の茂木透の写真によるコラボレーションステージ。
それらが一体化して京都の伝統的町家空間に展開されます。
新作の音楽と茶道お点前のコラボの組み合わせも初めての試みです。 

2011年8月28日(日)
PM1:00開場 PM2:00開演 
料金:3,500円(お茶とお菓子付き)
場所:ちおん舎(椅子席あり)(京都中京区衣棚三条上る)
【会場へのアクセス】
京都市営地下鉄 烏丸線/東西線『烏丸御池駅』6番出口より徒歩約3分
TEL:075-221-7510 京都中京区衣棚三条上る突抜町126



フライヤー表面(クリックで大きくなります。)


フライヤー裏面(クリックで大きくなります。)

出演:
日下部 祐子(ソプラノ) 
河野 文昭(チェロ) 
南部 やすか(フルート) 
神谷 知佐子(ハープ) 
佐竹 裕介(ピアノ) 
森 琢麿(茶道お点前)

お問合せ:
花うつろうコンサート事務局(二宮) Tel 090-4134-0223
e-mail hiten21★reikocmajor.com(★を@に変えて送信してください。)
ボスコ京都(森) Tel 075-205-1020
e-mail vecchio★boscomusic.com(★を@に変えて送信してください。)

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曲 目
1、「君帰らず 何処の花を見にいたか」
  -さくらさくら幻想曲 フルートとハープのための(作編曲) 2011
2、「牡丹揺曳」 P.クローデル「百扇句抄」より 山内義雄訳 1999
3、「荒城の月に寄せるバラード」 フルートとハープのための(作編曲) 2011
4、「春に酔う」 ペルシャ古典詩より 岡田恵美子訳 1999
5、「漱石の俳句による七つの歌」 夏目漱石 1984
6、夏のお点前のための音楽 2011
7、古歌によるソプラノとチェロデュエット「桜小町」
  (万葉集・古今集からの編詞) 構成・編詞 清水博之 2003

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◆◆出演者プロフィール◆◆

◆日下部 祐子(ソプラノ)
京都市立芸術大学卒業、同大学院修士および博士(後期)課程修了と共に博士号。友愛ドイツリートコンクール第一位、文部大臣奨励賞他受賞。オペラではモーツァルト作品からイタリアオペラ、邦人作品、フランスオペラまで幅広く演じ、いずれも高い評価を得ている。ミサ曲や第九などのオーケストラ作品、室内楽の分野でも、関西を中心に全国各地やヨーロッパ各国でソリストとして活躍。京都市立芸術大学非常勤講師、華頂女子高校音楽科芸術顧問、関西歌劇団理事。

◆河野 文昭(チェロ)
京都市立芸術大学を卒業後、文化庁在外派遣研究員としてロサンジェルスに留学。その後ウィーンにて研鑽を重ねる。黒沼俊夫、G・ライトー、A・ナヴァラの各氏に師事。第50回日本音楽コンクールチェロ部門第1位、京都音楽賞、京都府文化賞功労賞等を受賞。現在独奏者として、またアンサンブル ofトウキョウ、紀尾井シンフォニエッタ東京、静岡音楽館(AOI)レジデンス・カルテット、岡山潔弦楽四重奏団等のメンバーとして国内外に幅広く演奏活動を行う。東京藝術大学教授、中国天津音楽学院客員教授。

◆南部 やすか(フルート)
アメリカとドイツで学ぶ。神戸市文化奨励賞、兵庫県坂井時忠音楽賞、大阪文化祭賞奨励賞受賞。日本フィル、大阪フィルなどと共演。2010年上海万博にて演奏。関西を中心に東京、中国、ドイツでのコンサート活動の他、スケート選手との共演など活動は幅広い。芦屋大学客員准教授。米コロンビア大学客員研究員 (2011年秋~)HP:www.yasuka-nambu.com

◆神谷 知佐子(ハープ)
名古屋市立菊里高校音楽科を経て、愛知県立芸術大学音楽学部卒業。同大学定期演奏会及び、卒業演奏会に出演。2004年にしらかわホールチャリティコンサートに出演。同年の名古屋フィルハーモニー交響楽団との共演を最初に、セントラル愛知交響楽団、小牧市交響楽団(現・中部フィルハーモニー交響楽団)、アルマ室内管弦楽団とコンチェルトを共演。第17回日本ハープコンクールプロフェッショナル部門4位入賞。

◆佐竹 裕介(ピアノ)
京都市立芸術大学を卒業。音楽学部賞を受賞。読売新人演奏会に出演。同大学修士課程を修了。大学派遣によりフライブルク音楽大学(ドイツ)へ交換留学。宝塚ベガ音楽コンクール等に入賞。京都市交響楽団、京都フィルハーモニー室内合奏団等と協奏曲を共演。アンサンブル・ピアニストとしての評価も高く、多数CD録音にも参加している。これまでに森本雅子、両澤隆宏、迫昭嘉、阿部裕之、上野真、M.ロイシュナーの各氏に師事。

◆森 琢麿(茶道お点前)
大阪音楽大学音楽学部声楽科卒業。電子楽器奏者やバンド活動等を経て、現在築100年の京町家を拠点に、作曲家としてまたシンセオルガン演奏家、音楽プロデューサーとして活躍。淡交会会員。


観光庁長官 溝畑 宏 様より、お言葉をいただきました。
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音楽の力は東北を、日本を救います。
フルートとハープが奏でるメロディで多くの人に感動を
与えてください。心より応援しています!! 
国観光庁長官 溝畑 宏です。

 「花うつろう」のリリース及び、お茶のお点前とクラ
シックのコラボレーションによるコンサートの開催に
際し、心より御祝いを申し上げます。また、関係者の方々
がこれまでに払われた時間と労力の大きさは容易に想
像でき、その熱意に敬意を表します。
 ご存じの通り、今、我が国は大地震により未曾有の危
機に晒されています。この状況を乗り越えるためには、
オールジャパンの協力体制が重要です。復旧作業や医療
活動など、直接的な被災者への支援はもちろんですが、
各地域から「日本の元気」を積極的に発信すること、さら
には、その活動を通して被災地への想いを集約すること
は、まさに適役と言えるでしょう。
 是非とも、音楽の力でより多くの人に「感動」を与えて
ください。感動は、生きる力、立ち上がる力に繋がります。
日本の元気再生に向かい、ともに進みましょう!
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ご来場を心よりお待ちしています。 二宮 玲子

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会場の「ちおん舎」はこちらです。





 


いつ、不良なプログラムが発動するのか?

2011-07-27 01:22:07 | 気づき

 今日、面白いことに気づいた。

 自分を支配しているトラウマや、誤動作プログラムと言った、不良なプログラムがいつ発動するのかを見分ける方法。

 それは、自分の中に過剰なネガティブ感情が湧き起こるときなのだと、ふと思ったのだ。

 相手を攻撃したくなるときや、むかつくとき、イライラするとき、悪態をつきたくなるとき、落ち込むとき、やる気が全くなくなってしまうとき・・・etc.

 こういう、過剰なネガティブ感情が自分を支配するときには、不良なプログラムが作動している。

 こういうときがどういう時なのかを分析すると、自分という人間がとても深く分かってくる。

 そして、この不良なプログラムないしその原因となっている記憶を修復してしまうことで、かなり早いスピードで成長できそうな予感がする。

 大抵の人は、不良なプログラムが作動しているときには、客観的にそれを意識していない。だから人に対して、あるいは自分に対してネガティブな行動に出てしまうことを止められないのだ。例えば人に対して暴言を吐いたり、罵詈雑言を並べ立てる人を観察してみると良い。その人はきっと我を失っていて、自分のことを客観的に見ることができない状態だ。

 それを徹底的に客観視し、自己改善に役立てようというのが今回のアイデアである。

 もちろん、嫌なものを嫌ということも大切であり、ネガティブ感情が全て悪いわけではない。ネガティブなことをされたらネガティブ感情が出るのは当たり前だ。ここで言っているのは、「必要以上に」ネガティブ感情が出てきてしまうときの話であることをご理解願いたい。

 


心と身体の解毒

2011-07-26 12:38:29 | 青天井な能力開発

 青天井な能力開発を行うためには、心と身体の両方の解毒が必要である。

 心については、トラウマの他、両親や教師などからダウンロード&インストールした、間違った、あるいは時代と合わないコンセプトや思い込みがある種のウイルスプログラムのように我々の心を支配している。これらが集積していくと、我々の精神は自由度を失って硬直化しやすくなり、制御困難な誤作動に見舞われる。また、心の視野が狭くなり、判断が歪んでくる。更には、他人に対して害のある情報を含んだ言葉を伝達してしまうことも多々ある。心のデトックスは、実は自分だけのためではなく、周囲の幸福のためにも必要である。

 一方、身体については、重金属や添加物などの毒素が腸や脂肪中などに集積されている。これらが蓄積されていくと、ガンやアトピーなどを中心とする身体の病気になるほか、毒素が脳に回った場合は、他人への罵詈雑言に転化することもあるし、精神的な病の引き金になることもあるだろう。

 このような見立ての下に、心と身体の解毒=デトックスを行ってきている。心のデトックスと、身体のデトックスは、できれば同時平行的に行うのが理想だ。心と身体は互いに作用しあっているからだ。

 ところで心についても、身体についても、デトックスが進んでくると、むしろ毒素の存在が増えたように感じることがある。ある種のパラドックスとも言えるこの現象は、デトックスが進めば進むほどに毒素が目立つようになるためである。真っ黒なインクに満たされているうちは何も気づかないが、これが透明度を増してくると少しの汚れも気になるのようになると喩えれば分かりやすいだろうか。

 だからデトックスのプロセスにおいては、ハードランディングか、ソフトランディングかの違いはあるにせよ、一定程度の苦しみというのは避けられない。このことを十分理解していないと、途中でデトックスをやめてしまい、ある意味赤字国債のような毒を抱えたまま、最終的に、より大きな苦しみを味わうことになるのだと思う。

 


更なる発見

2011-07-17 12:48:36 | 気づき

 今朝K氏と話していてまた発見があった。

 それは、忙しいとき、変化が大きいときほど、頭の中の情報の整理と修復が必要であるということ。まさに「忙中に閑あり」である。

 これまでは反対に、時間があるときほどそういう作業をまめにやっていた。それはすっきりして気持ちよくなるからに他ならないのだが、実際にはこれでは本来の使い方とは言えず、フルに効果を発揮することができない。

 そういうことが分かったので、更にパフォーマンスが上がる可能性が高くなってきた。


台湾旅行まであと3日

2011-07-16 16:33:32 | ちょっとした話題&日々の出来事

 来週の火曜日から台湾に行くのでその準備をしている。

 キャリーケース、クロップドパンツ、ショートソックス、半そでシャツ等、一気に買い揃えている。

 度付きのサングラスは1週間かかるらしいので諦めた。

 ウェットティシュ、石鹸、日焼け止めがまだだ・・・

 台湾、なぜか石鹸があまり泡立たず、品質が良くないと聞いた。

 暑いだろうな・・・


甥っ子に記憶の修復法を教える

2011-07-12 02:24:21 | ちょっとした話題&日々の出来事

 ちょうど東京に来ている高校生の甥っ子に、トラウマ記憶を修復する方法を教えた。

 10代からこんなやり方を知っていたらさぞかし人生楽しくなるだろう。

 人間の幸せは、脳内の情報に依存している。そしてこの脳内の情報のうちで最も重要なのが過去の記憶である。

 記憶の中にある陰を修復することができるなら、誰でも幸せになれるはずだ。


タンゴ

2011-07-09 03:02:38 | ちょっとした話題&日々の出来事

 サントリーホールでの七夕コンサートに招待していただき、昨日行ってきた。

 3部に分かれていたが、最高に良かったのが、小松亮太さんという、バンドネオンを演奏する人がやっていたタンゴ。

 私はこれまでタンゴには全然興味なかったが、全くもって素晴らしい世界だということが良く分かった。

 また、これまでバンドネオンという楽器を知らなかったがとても好きになった。

 今後小松さんのCDなどもっと聴いてみたい。