シンクロニシティ & etc.

日々訪れるシンクロニシティの意味の探求と、「青天井」な人間力向上の追究、その他いろいろなことについて。

スティーブ・ジョブズ

2008-02-23 16:35:29 | 学んだこと

 最近、アップルの創始者である、スティーブ・ジョブズに関する本を読んでいます。

 日本ではそれほどでもないですが、彼はアメリカでは圧倒的なカリスマだということで、どんな人物かを仔細に追っていきました。

 で、分かったのが、彼がクレージーと言っても過言ではないような、鬼のような人であるということ。

 彼を会社に呼び戻してくれた人を追い払ったり、いきなり細かいことで人を首にしたりと、滅茶苦茶な感じです。しょっちゅうわめいたり叫んだりしているような性格。

 ただ、スティーブ・ジョブズから学んだことはとても多かったです。

 1つは、何かを実現するために、それに不要なものを全て切り捨てるような凶暴さです。人間にはときにそういった類の凶暴さが必要なときがあります。そういう凶暴さが全くないと、何も事をなさずして引っ込み事案のまま人生が終わってしまうかもしれません。彼は、そこらへん、本当に徹底しています。ま、もともとそういった凶暴性がある人は、ある程度それを大事にするということで良いわけですが(笑)。 

 もう1つは、人はいつ死ぬか分からないから、自分の心の内側の声に常に忠実であれ、ということです。いつも自分の心の内側の声に嘘をついたまま人生を終わってしまうのはとても空虚なことでしょう。

 しかし、知れば知るほどに、本当に破天荒な人格であることがわかり、彼くらいの極端な人間が大成功を収められるアメリカという国はとても懐が深いと思いました。


沢山の天才が埋もれている・・・

2008-02-19 20:56:08 | ちょっとした話題&日々の出来事

 最近、たまに思うことがあります。  それは、世の中には、学歴とか社会的地位とかとは関係なく、天才的な才能の持ち主が一定の割合で存在しているということです。  

 あまりに頭が良すぎて、周りに理解されずに、子供の頃から変人としてしか扱われていないケースが結構あるのではないかと思います。  頭が良すぎるので、学校の授業やテストも、「何のためにそんなことをするのか?」と疑問に感じて真面目にやる気が起きません。無味感想な教科書を覚えるなどというつまらないことには全く反応しない彼らは大抵劣等生です。  

 じゃあ、IQはどうなのかというと、それも、「何のためにするのか?」という目的が分からないので一生懸命やりませんから測定不能になることが多いでしょう。  精密機械のように緻密な頭脳は、目的や、その意味が良くわからない無味乾燥な授業や、テストなどを全て拒否します。  

 彼らの特徴は、極めて論理的であったり、物事の本質しか見ないところに表れることが多いように思います。  いいかげんな理由や、表層的、あるいは非論理的な話を全て拒否する彼らは、大抵既存の教育システムや、社会システムからはむしろ頭が悪いとして放り出されることが多いはずです。  

 でも、世の中をガラっと変革したり、画期的なことをやったりするのは彼らのような人種だと思います。  性能が高すぎて周りから理解されない天才を発掘して、のびのびとその性能を発揮してもらうことが私はとても好きです。  

 素晴らしい、車で言えばF1のような性能を誇る頭脳であっても、それを評価する人がいなければ、自らが異常であると感じて早晩孤独の中で行き詰まってしまうでしょう。 愛情と、理解を普通の人よりも遥かに要求する点も、多くのリソースを必要とするF1とそっくりです。

 しかし、これからの日本にはそういう、F1のような性能の、普通の人には到底理解されずに変人扱いされてしまうような天才的人物がどんどん世に出なければならないのです。  

 だから、そういう人を発掘することにはかなり意味があると感じています。  各フィールドで、そのとてつもない才能ゆえに孤立しがちな天才に自己の天才を自覚させ、他の天才と触れさせて刺激して目覚めさせる、そんなコンセプトを常に抱いています。


究極のブレンド茶?

2008-02-19 20:36:05 | ちょっとした話題&日々の出来事

 この前、叔父に会ったら、面白いことを言ってました。

 叔父は、前から糖尿を患っていたのですが、数年前から、あるお茶をブレンドして飲んでいたと言います。

 他には何もしていなかったのですが、最近病院に行ったらお医者さんが驚いたそうです。なんと、糖尿病を示す数字が正常値に戻っていたのです。

 お医者さんは、何かの間違いかと思ったらしく翌月も翌々月も検査をやり直しましたが、数値は正常値のまま安定。糖尿病が自然治癒したという結論になったそうです。極めて珍しいと言われたとか。

 叔父は他には何も健康法をせず、むしろ朝食をおはぎで済ませるなど、甘党生活を全くやめないズボラな生活をしていたというので、かなり信憑性があります。

 叔父は何を飲んだのか? 

 何のことはない、杜仲茶とウーロン茶のパックをやかんに放り込んで煮出したものをただ毎日飲んでいただけだそうです。

 杜仲茶が単独で効いたのか、ウーロン茶が単独で効いたのか、はたまた両方のお茶が相乗作用を発揮したのかは分かりません・・・

 叔父に言わせると、そのブレンドで肌もつるつるになるとか・・・

 とりあえず、杜仲茶とウーロン茶を買いに走ったのは言うまでもありません。

 糖尿病ではありませんが、予防のためです。

 ちなみに叔父は、インシュリンが出ないタイプではなく、インシュリンは多く出るがそれが効かないタイプの糖尿病だったそうです。

 何かのお役に立てれば幸いです。 


コンビニの年齢分類ボタン!

2008-02-15 21:57:05 | ちょっとした話題&日々の出来事

 以前、テレビか何かで、コンビニでは客の推定年代をレジのボタンで押して集計しているという話がありました。

 その話を知ってからずっと、どれが年齢ボタンなのか、疑問を持ちつづけること数年、ついにボタンを発見しました。

 それは近所のナチュラルローソン。何となく、店員の女性が私のことをチラっと見たのが気になって、「もしかして今、年齢確認をしたのでは?」と思い、チラっと見た直後に押したボタンを、ささっと見ると、なんとそれこそがあの、年代分類ボタン。ピンク色のボタンは結構目立ちます。

 しかも・・・嬉しいことに、彼女が押したボタンには、「~29歳」という文字が・・・

 ジーンズ履いてたせいかな・・・リアルでの関係者の皆様、怒らないでください・・・

 とりあえず、いい気分のまま、二度と見ないことにします・・・

 とか、書かれたら、皆さんも気になって仕方なくなっちゃうかもしれませんね・・・(笑) 


人間の履歴

2008-02-09 23:31:55 | 気づき

 パソコンでインターネットをやってると、「履歴」というものが出来上がってきます。そしてそれは消さない限り閲覧可能です。  

 これと同じように、人間の場合も、各人の人生の履歴というものがきっちりと記録されていくように思います。 履歴と言っても、履歴書に書くようなものではなく、日々の行動や、思いの積み重ねのことです。

 誰が記録しているかって、もちろん、自分です。自分は自分の人生をいちいち細かく観察し、記録しています。  

 そして、この、人生の履歴というものも、ある程度他の人から閲覧可能なのではないかと思います。

 普段人に親切でない人が、自分に得をもたらす人にだけ親切になっても、普段のありようがにじみ出てきて相手に伝わってしまいます。また、普段嘘をつきまくっている人は、いくら隠しても、何となくそういう雰囲気が漂ってしまいます。人に対して悪意のある悪口を言っていれば、その人に会ったときによそよそしい態度を取ってしまいがちで、結局裏で何をしているのかばれてしまいます。

 わかり易い態度を取った場合にはもちろんバレバレですが、自分の履歴を隠しているときにまでどうして伝わるのでしょうか・・・?  

 私は、自分の履歴は、自分の顔のしわのより方、笑顔のときの口の開き方、目つき、身体の動き、手の動きなど、ありとあらゆる身体的・可視的な媒体を通じて周りに放射していると思います。  

 自分では自分の履歴はばれないと思っていても、実際には相当部分まで閲覧されてしまっているわけです。

 また、仮にばれない場合でも、結局自分はすべてわかっていますから、履歴をきちんとしておかないと、自分のセルフイメージ(「かくかくしかじかの履歴がある自分」ということ)にどんどん傷が付いていき、不幸感の原因になることでしょう。  

 だから、できうる限り、自分の履歴をきれいにしておくことがとても大切だと思うのです。 あたかも、田宮のプラモデルが、目に見えない部分のディテールにこだわって作られているかのように、人から見えない部分についても磨きあげておく必要があるのではないでしょうか。

 人から見えないところで何を思い、どんな行動をしているのかが大事、ということです。「天網恢々疎にして漏らさず」ということですね。

 もちろん、私がこういうことをすでに完璧にできているということではありません。すでにちゃんとできていればこんなことは書きませんから、安心してください。


ホテルBORNHOLM&戸田幸四郎絵本美術館

2008-02-05 00:09:06 | ちょっとした話題&日々の出来事


 
 日曜日から、熱海(正確には伊豆多賀)のホテルBORNHOLMに宿泊してきました。
 じゃらんや、楽天で☆の数がやたらに多い割りにはリーズナブルなこの宿は、有名な絵本作家の戸田幸四郎さんのプロデュースです。
 で、内容はかなり良かったです。1人の絵本作家の哲学とセンスのDNAが隈なく練りこまれたこのホテルは非常に快適で、普段結構何かとうるさい私がずっとご機嫌でした。さらっとしているけど、温かく、とてもリラックスできて、仲の良い知り合いの家に遊びに来たような気持ちになれました。食事も量、質共にとても満足できる内容。従業員の方も非常にフレンドリーで温かい感じが良かったです。http://www.bornholm.jp/
 レストランからの絶景の写真をUPしました。

 近所にある戸田幸四郎絵本美術館の入場券とそこでのコーヒー券がじゃらんでのパッケージに含まれていたので訪れました。下の二つの写真が美術館と美術館からの眺めです。この美術館も素晴らしい所で、自然と人間のかかわりについての作家の哲学が実に細やかで温かい来館者への配慮の元にさりげなく表現されていました。コーヒーも何気に美味しかった・・・ここでは、現在私が進めるプロジェクトに関わるなかなか美しいシンクロも起き、自分がここに来た意味を感じ取ることができました。http://www.ehon-museum.jp/

 雪の影響でピアニストが登ってこれず、夕食時のピアノ生演奏を味わうことはできませんでしたが、BORNHOLMは、私が間違いなくリピートするであろう、極めてコストパフォーマンスの高い宿です。次回はジャグジーもあるという特別室を狙います。 


眼鏡シンクロニシティ

2008-02-03 00:31:50 | 新たなシンクロニシティ

 ちょっとしたシンクロがありました。

 それは・・・

 以前からずっと使っていた眼鏡を部屋で踏み潰してしまったので、それに代わる新しい眼鏡を買いに行きました。

 そこで、店員さんに手伝ってもらいながら、私に似合って、しかも比較的手ごろな値段のフレームを選んだのです。

 手にとってみると、その黒いフレームの内側に漢字の文字が書いてあって、なんと読むのか分からないままに、「この文字は消してください。」とお願いしたのでした。

 で、昨日取りに行って家に持ち帰って眺めてみてびっくり。

 フレームの漢字が書いてあったのと反対サイドに、私の出身高校の名前がローマ字で書いてあったのでした。

 確かに、思い出してみればあの漢字、そう読めなくもありませんでした・・・

 というわけで、あたかもうちの高校オリジナルの眼鏡のような眼鏡が、意図せずして手に入ってしまったのでした。

 なかなかきれいなシンクロです。

 これで昨年11月に買った新しい眼鏡と合わせて2本になりました。


若者の車離れ、スキー離れ

2008-02-01 13:29:32 | ちょっとした話題&日々の出来事

 昨日の日経夕刊17ページに、「若者は面倒くさがり?」という記事がありました。車に乗らない、スキーしない、自室でケータイという小見出しがある記事です。

 全体的に今の若者のそういった内向きの姿勢に対して否定的で、それじゃあ駄目なんだ、的な論調でした。

 これに対しては、私は異なる見解です。

 私は、この記事を書いてる記者と、若い人の間の意識のジェネレーションギャップが記事中に表れてしまっているのではないかと思います。

 すなわち、この記事を書いている記者や、この記事に登場する、この記事にフィットした意見を述べている人たちは、「外に行くのは良いこと、レジャーは素敵なもの」という価値観が根本にあるのですが、今の若い人の価値観は違ってしまっていると思うのです。

 つまり、今の若い人は、子供時代に既に地球環境破壊について教育や、ニュースなどを通じて十分知らされているため、そういうものが深刻でなかった時代に育った人とは根本的に異なる価値観を身につけている可能性があるわけです。

 すなわちそれは、「人間が羽を伸ばすと、ろくなことがない」という価値観です。それが良いか悪いかは別にして、そういう大きな変化が生じているように私は感じます。彼らが人格形成期に吸収した、教科書、アニメ、ニュースなどのコンテンツは全てそういう方向性に彼らをいざなったのではないかと思うのです。

 どうしてそういう風に思うかというと、10年前にプリウスに乗り始めた頃、異様に反応するのが皆小学生だったからです。大人は特に反応しないのに、プリウスには手を振ってくる小学生が沢山いたのです。あの10年前の小学生たちが、今のちょうど10代後半から20代前半の若者なのです。

 そういう価値観の大きな変化が分かれば、車離れも、スキー離れも当然のこととして理解できてくるのではないでしょうか。

 あれだけCO2による地球温暖化の話題がニュースにのぼる現在、自動車というものに無邪気な志向性を抱ける方がむしろおかしい、と考える方が自然と言えば自然です。

 スキーにしても、自然の野山を切り崩して作ったスキー場に、顕在意識でははっきりとは分からずとも、潜在意識下において抵抗を感じるようになるのは十分予測可能です。

 前にも、「引きこもり、地球環境、そしてGT-R」http://blog.goo.ne.jp/imagingstar/e/453c12345076aedd8ac56e51a1975c34で若干かぶることを書いてます。