人間というのは、それまでに生きてきた中で自分の心の視野というものを獲得しています。
そして、それには必ず限界があります。
全てを知る人はいないのだから当たり前の話ですね。
でも、この当たり前のことを当たり前にわかっている人が実に少ないのは驚きです。
ソクラテスが無知の知という考えを発表してから何年が過ぎたのか知りませんが、恐らく事態は何も変わっていないと思います。
人がそれを通して世界を見る、心の視野。これの限界を知っている人と知らない人とではとてつもない差があると私は思っています。
私にとって、前者とは話をする意味がありますが、後者と話をするのは面白くもなんともないです。
自分の心の視野の限界を知っている人と知らない人の違いはある程度話せば分かります。
そりゃあそうですよね。
自分の視野の限界を知らない人は、自分が知らないということを絶対に認めませんし、限界を知っている人はそれをすぐに認めますからね・・・