何気ない日常に、言い尽くせないくらいのとてつもない価値があることに気づくには、100年後を想像するといいですね。
もう、自分も、自分と仲良くしてる人も、けんかしてる人も、誰もいない世界です。しーんと静まり返ったような印象を感じます。
当たり前のことですが、全てはいずれ必ず消え去ってしまいます。
その、当たり前のはかなさを、いてもたってもいられなくなるくらいの程度まで理解できるようになると、今という瞬間の価値、そして周りにいる人たちの有難さを突如、しみじみと感じられるようになるわけです。
7年くらい前のアカデミー賞受賞の、アメリカンビューティという映画も、100年後がどうとかいう話は出てきませんが、同様のテーマを扱った映画でありました(ここでフラッシュが見られます→http://www.uipjapan.com/americanbeauty/main.htm→LOOK CLOSERというのを次々と押してください)。スピルバーグがこのフラッシュの中で絶賛しているのも当然と言うことのできる傑作だと思います。
そういう、ごくごく普通の当たり前のこと、つまり人生のABCみたいなことがわかるかどうか、が決定的な違いを生み出すのではないか、と思います。ABCのお話は、http://blog.goo.ne.jp/imagingstar/e/d6f69b7f9dd59e621354c9505615f603 にありますのでご参考まで。