シンクロニシティ & etc.

日々訪れるシンクロニシティの意味の探求と、「青天井」な人間力向上の追究、その他いろいろなことについて。

今という瞬間のこと

2006-02-11 13:32:31 | 気づき

 何気ない日常に、言い尽くせないくらいのとてつもない価値があることに気づくには、100年後を想像するといいですね。

 もう、自分も、自分と仲良くしてる人も、けんかしてる人も、誰もいない世界です。しーんと静まり返ったような印象を感じます。

 当たり前のことですが、全てはいずれ必ず消え去ってしまいます

 その、当たり前のはかなさを、いてもたってもいられなくなるくらいの程度まで理解できるようになると、今という瞬間の価値、そして周りにいる人たちの有難さを突如、しみじみと感じられるようになるわけです。

 7年くらい前のアカデミー賞受賞の、アメリカンビューティという映画も、100年後がどうとかいう話は出てきませんが、同様のテーマを扱った映画でありました(ここでフラッシュが見られます→http://www.uipjapan.com/americanbeauty/main.htm→LOOK CLOSERというのを次々と押してください)。スピルバーグがこのフラッシュの中で絶賛しているのも当然と言うことのできる傑作だと思います。

 そういう、ごくごく普通の当たり前のこと、つまり人生のABCみたいなことがわかるかどうか、が決定的な違いを生み出すのではないか、と思います。ABCのお話は、http://blog.goo.ne.jp/imagingstar/e/d6f69b7f9dd59e621354c9505615f603 にありますのでご参考まで。


成功は失敗の素

2006-02-11 02:30:47 | 気づき

 失敗は成功の素、という言葉がありますが、成功もまた失敗の素になることがあります。

  特に、現在のように時代が大きく移り変わり、それまで通用したやり方が、非常に短い期間で全く通用しなくなるようなときにはよりそういうことが増えてきます。ついこの前までなら成功したやり方が、新たな失敗の原因になるわけですから当然ですね。

 しかし、過去の成功体験をひきずっている(あえてこういう表現をします)人の中には、過去のやり方を全く変えずに、うまく行かないことの原因を他のことに求めようとする人がいたりします。こういうタイプの人は、「このやり方で今まで成功したんだから、成功できない場合は、このやり方自体には絶対に原因があるはずがない。他に理由があるはずだ。」と思い込んでしまってるわけです。 こうなると、どんどん時代の変化から取り残されてしまうのは必定ですね。

 たしかに成功を否定するというのはとても難しいことです。成功体験は既に自分のセルフイメージと一体化していますから、それを否定することがそのまま自己否定につながるからです。

 その意味で、今のような全てがめまぐるしく変化する時代においては、自己否定を平気でできるようなタフな精神の持ち主、すなわち、根本的なところで自分を信じきれるが故に、それ以外の非本質的な部分については自己否定が容易にできるような人物が成功していくものと思われます。

 ちょっと難しい表現でしたが、要は、本質的な部分で自分を肯定できる人は、自分の人格の本質的でない部分であるところの、自らの過去の成功体験を否定することができるため、そのときそのときの時代に完全にマッチした、自由柔軟な意思決定ができ、現在のような激しい変動の時代にも生き残っていくことができるだろうということです。→これでもなんか難しいですね(笑)。

 結局、再び、最近お話したSelf Esteemhttp://blog.goo.ne.jp/imagingstar/e/5b8bc30e2cf737e78fa3fb14c3d2b7ff)のお話に行き着いてしまいました。 

 自分の本質的でない部分の否定ができるかどうかとSelf Esteemの関係についてはいずれまたこのブログで書こうと思います。