前から思っていて、最近本当にそうだと思うのが、何でも、成功するためには必要条件というのがあるということ。。 そして、どうしても最低限必要な条件を簡単な順に並べて、abc・・・とランク付けしてみるようなことを最近結構しています。
例えば、人間関係で成功するための必要条件を簡単な順に並べると、言えば、aが挨拶、bがちゃんとした言葉が使えること、cが笑顔(意外に難しい)、dが相手の話を聞くこと、eが嘘を言わないこと、fがいばらないこと、gが約束を守ること、と言った感じです。
そして、gまでが必要条件とした場合、残りはオプションということになります。なくてもいいけど、あれば尚良いというものです。例えば、話が上手いとか、外見が良いとか、頭が良いとかいったことです。オプションは、成功するために必ずなくてはならないものというわけではないが、成功を拡大させるものです。
以上を前提にして観察しているととても面白いことに気づきます。世の中、aとか、b、あるいはcレベルのところでこけている人がすごく多いということ。で、そういうabcみたいなことができないのに、オプションのh以下について、それが無いことに悩んでいたり、それを埋めようと熱心に勉強していたりするわけです。
abcの方が簡単なのに、やらない人が一杯いる。このことに気づいてから、何にしても、abcを重視して、絶対にこれを落とさないようにしようと思うようになりました。
これって、私が資格試験を受け続けている間にわかったことから来ています。私が受けていた資格試験のある講座で聞いてなるほどと思ったのが、「専門用語の定義テストをやって、それの点がいい人から順番に受かる」という話でした。確かによくよく観察していると、いつも基本書の難しい細かい所や長ったらしい論文ばかり読んでるような人はなかなか受かりませんでした。で、方針をそういうabcレベルを徹底的にやることに転換したら受かることができました。
何にしても、周りを見ていて、abcが落ちている人が大半で、しかもabcは簡単なのです。だから、こういう簡単なところを押さえることが、競争を勝ち抜いていくための最も簡単で効果的な方法だと確信します。
世の中、全て、こういう構造になっていて、これがわかると行動の原理も大分変わるのではないでしょうか。
もちろん、幸せについてももちろんabcってのがあるんでしょうね。自他ともに認めるような幸せな人の最大公約数がabcなわけです。何がabcかはもちろんそんな簡単には分からないけど、あからさまにaとかbとかを落としてる人がかなりいますね。絶対やっちゃならないことをどんどんやってしまう人です。
つらつらとそんなこと、考えてます。
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