人とタイヤとキーパーコーティング!

タイヤ「安全」と車「キレイ」の領域で 岐阜で専門店展開 ありがたいことです!

長い間お勤めありがとうございました!

2014年03月11日 | 日記
開業以来 25年間現金入金を一手に引き受けていてくれた
レジスターがとうとう機能停止になりました お疲れ様でした。
昨日行なわれた資本増資を見届けるかのような不思議なシンクロリズムです。

このレジスターを通過した総額は40億円以上になると推測できますが
お客様の出費が当社の売上げとなり銀行入金後 
仕入先に回ったり 給料支払われたり 経費として出て行ったりしたわけですが
カードやローンを除いた全てのお金が通過したレジスターです。
四半世紀の営業を見届けてお役御免です。


この歴史の証人は 
個人商店の時代は自己資金が無くて全て借入れの時代 
法人化して資本金300万を積んだ時代
増資して資本金780万の時代
そして再増資して資本金1千万の時代が始まった日を最後に・・・・・。

会社として成長分野を開拓し事業構造の転換をはかる道が
軌道に乗りつつある感じがすることに安心して・・・・かもしれません。


道具の一つというより 良きパートナーであった気がします。

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キーパー技術コンテスト参加がもたらしたお客様の視点!

2014年03月10日 | タイヤビジネス
アイタック技研(株)で開催されている キーパー技術コンテスト地区予選に
KPS岐阜店から大山さんと船橋くんが それぞれ参加して
両名とも4位という成績をいただいてきました。
上位三者との差はほとんど無くてレベルのとても高い人たちであるとは
主催者のコメントです。
参加した当人達も 「とても緊張しましたが勉強になりました。」と
笑顔でニコニコとして話してくれました。


居酒屋さんの集まりで「居酒屋甲子園」という 
お店のレベルアップコンテンスが
開催されているそうですが 
キーパー技術者も技術コンテストでますます腕を磨き 
お客様からより信頼をいただけるようになると 素晴らしいです。


KPS岐阜店では この機会を通じてスタッフの洗車・コーティング技術と
接客やおもてなしのレベルをさらに向上していくための武器を導入しました。



施工風景をビデオ撮影し 自らを客観視しレベル向上につなげます。
アルバイトさんには初期研修を撮影し 自らの動きを確認して修正すべきところを確認します。
上級者にも撮影データはいろいろと勉強になり
お客様の視点にたって 動きをより美しくレベルアップされていきます。

お客様の視点はビデオ購入費約二万5千円で手に入りました。

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資本増資して次に備える!

2014年03月09日 | 経営
歴史の年表を調べると 1868年より明治時代が始まり 
それ以前は江戸時代とくっきり境が表示されています。
つまり年表では明治に改元された年をもって「明治時代」と表しているわけです。
これはデジタル表示の良さであり このところが歴史のテストに出ると
「明治が始まったのは西暦でなんでしょうか?」という質問に対し 答えは1868年で正解です。

しかし世情が落ちつきをえたのは明治も10年が過ぎて
西南の役が終わってからであろうということが
司馬遼太郎さんの「翔ぶが如く」や「龍馬が行く」を読んだり 幕末からの出来事を知ると
歴史とは行ったり戻ったり大きくブレながら進んでいくものである事が分かります。
つまり年表ではデジタル表示されても 実際にはアナログのグレーゾーンがあって
時代が固まっていく(成長)していく姿が浮かび上がります。



当社の場合を考えてみると 
1989年創業してタイヤショップを始めた。
2011年第二創業をして車美容業を始めた。
2089年創業100周年を迎えた。     
  このような年表が残ったとしたら未来の人は 
  「2010年でタイヤ商売をやめて2011年から車美容業にチェンジしたんだ。」
    と 思うでしょう。

しかし 現実はまだタイヤショップは健全ですし 
タイヤとキーパーのコラボショップも健在です。


2088年の時点で当社が存在していて車美容業オンリーであれば
これからいずれかの時点でタイヤ商売はやめているわけです。
それを現実の経営に当てはめると 
「今」は時代の過渡期あり
向かう先は
「日本に新しい洗車文化を」という言葉を当社流に定義した
「不特定多数のオーナードライバーを対象とした洗車・コーティング専門店の展開」というビジョンです。


その始まりとして従来のタイヤ商売を「スモールタイヤ商売」として強味を再確認し 
その部分を根っ子として養分を吸収しながら
キーパープロショップ岐阜店を開き そこを母店としてノウハウの吸収と人の育成に取り組み
ビジネスとして成立する事を確認しているのが現状です。
ビジョンを現実化していく流れが明確になってきた「今」を捉えて
当社は明日資本金を増資する事になっています。
それは次に来るチャンスを確実に捉まえるための準備です。

夢を夢で終わらせる事なく現実化させる経営には
まずは資金という関門が待ち受けています、
毎年黒字を積み重ね税引き後の利益を配当せず自己資本に積み上げる道と
経営者を引き受け先に新株を発行し増資する道がありますが
当社の場合経営者=株主という典型的な同族経営のスタイルですので
過去に一度も配当を実施していません そのかわり決算賞与を従業員に出して
一部株主として出資していただき 社員株主化をしていましたが
今回その株式も譲渡していただいて全ての株式を握った上で
出資を引き受けました。

資本金は会社からみると返済義務の無いお金であり
出資者からみると返済されない可能性もあるが 
配当を得る権利と将来業績が目論見どおり上がれば
出資した金額の数倍にも評価が上がる可能性があるものです。
まさに資本主義という制度そのものです。

タイヤ専門店の時代から車美容業の時代に変わる
過渡期に差し掛かっているなか
必ずやってくるチャンスを捉まえるために
会社の資本増資をして資金の流動性を高めておきます。
まあ大げさなことを書いていますが 
ほんのちょっとの増資というのが事実です。

夢が現実化してくることは苦労もありますが
社員にしてもお客様にしても喜ばれる人が増えるということですから
経営者という役目はやりがいのある仕事です。
そのかわり資本を出して会社の債務を全て個人保証して
失敗すれば身ぐるみ剥れて簀巻きにされてしまいます。
だから誰より真剣になれて覚悟が決まった生き方ができます。
ハイリスクでローリターンが零細の現実です。
大変だから楽しいのです。・・・・強がりです。
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一枚の名刺から広がるお客様の認知度とタイヤ屋の一期一会!

2014年03月08日 | 商人
資金も無くて大きな商いは出来ないから 
小さな店から始まるのは普通で当たり前のことです。
身の丈にあったことしかできません。
当然チラシを折り込む費用もありません。


ならばどうするか ここからが商人頭の発想になります。
「自分がお役に立てる分野はこれです」という思いを込めた名刺を配りまくること。
チラシは商品の宣伝ですが 名刺は自分のアピールです。
ここに差別化の元があります。

同業他社は「チラシ」を配布して集客しますが 
そのチラシの有効性を確かめたくなるという心理がお客様に発生します。
195-65-15が特価27800とチラシに載っていたが これは安いの?
すると頼りになりそうな人(この場合は私です)に聞いてみようかな。
お客様の研究行動が始まるわけです。
チラシ社会に慣れきったお客様は チラシだけで購買行動に移られない慎重さを身につけていらっしゃるのです。
その時に 確かもらった名刺が財布に入っているのを思い出して電話をくださるのです。

すると電話を受けた私は チラシは○○だけど本当に売りたいのは別にあるはずだから
価格の安さだけで判断できませんよ 工賃や処分代を含んだ総トータルの費用は
もっと高くなるはずですよ。
このようなコミュニケーションによって 私とお客様の距離感は近づいて
「それならお前のところで買う」 このような感じで
大勢の人と知り合いになりました。
当社がチラシで宣伝しなくても不思議とタイヤが売れる最大の理由です。

私どもの小さな店はお客様の期待度は限りなく低いのが一般的です。
期待度が低いから よく知っていて話しやすいならより親近感がもてるらしいです。
すると タイヤのことならあそこのあいつといった認識がお客様に刷り込まれて
頼りにされる存在と認知していただけます。


但し一つの分野に限ります。
あれもこれもは今ひとつ信頼感が落ちます。
だからバカの一つ覚えのように 25年間同じ名刺を
丁寧に配る事を大切にしているのです。
他店様のチラシを利用して こちらの店で購入決断をしていただく為の
安くて最強の武器 それがパッと見てタイヤ屋とわかる名刺です。
長年タイヤ屋で働いていてご指名が少ない人は 
この名刺活用法の考え方を学んで やってみてください。
電話一本で注文がいただけるようになります。


「風が吹けば桶屋が儲かる」風に解説すると
「他社がチラシを巻けば当社が儲かる」
三月になって他社様のチラシがたくさん出ています 
すると当社の電話も鳴り捲り
タイヤが次々に嫁に行きだします。

他社の力(チラシ)を利用した タイヤ売り方ノウハウです。
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タイヤへの不信感とショップへの信頼感!

2014年03月07日 | タイヤビジネス
梅が咲き 寒さのぶり返しとはいえ
日が暮れるのが遅くなって いたるところに春の兆しを感じます。
卒業・入学という節目の時もやってきました。
私の兄弟の家庭も長男が中学を卒業し高校に進学します。
記憶の中でまだ子供と思っていた甥っ子も
いつの間にか昔の元服を迎えるまで成長しました。
自分はその分確実に老いの道を進み 大自然の循環サイクルの流れに乗っています。


さてさて商売の現場では 春のタイヤ交換需要期が到来し忙しくなってきました。
スタッドレス需要期から1月2月の端境期が過ぎて
夏タイヤへの履き替えに伴うタイヤ需要期です。
特に今年は消費税の増税を控えていますので
お客様からの注文もかなりの量にのぼっています。
ありがたいことです。


新品のスタッドレスタイヤに交換したら走行音タイヤノイズがひどくて
社内で会話も満足に出来ない どうなっているのか?
というようなお叱りを頂戴しました。
装着したのはY社のSUV用スタッドレスで車種はスバルフォレスターです。
電話でのお叱りでしたので聞くだけに徹していましたが
「タイヤ」に原因があると決め付けられた話でした。
そこでまず年式と走行キロを確認しました。
すると製造後12年ぐらいたった車で オドメーターも10万キロを突破しているとのこと。
お客様にしたらそのタイヤを装着したとたんにノイズが気になりだしたので
「タイヤ犯人説」は当然です。
しかし・・・・・・・。

そこで一つの記憶が浮かび上がってきました。
私がレガシーに乗っていたとき ブリジストンから新発売になった
楽ドラをうたい文句にしたプレイズというタイヤを新品装着したら
やはりノイズが気になり メーカーの営業所に文句を言った覚えがありました。
でもどうもおかしい タイヤを交換したからタイヤを犯人扱いしているけれど
「ひょつとしたらベアリングの磨耗かもしれないな
すでに10万キロも走っているしこのさい交換しよう」ということで
ハブベアリングの交換をしたらノイズは解消しました。
ようするにタイヤの走行音が静かになったから ベアリングノイズが
各段に協調されて耳障りな音として響いていたわけです。


そのことをお客様に告げて電話を切ったのですが・・・・・。
お客様の不信感はたくさん伝わってきました~。


それからしばらくしてそのお客様が別の用事で来店されましたが
ノイズの話はでません、不信に思って尋ねると
「実はベアリングを交換したら音はしなくなった タイヤが犯人と思っていたが
すまん。」と仰せになられました。


自分がスバル車で同じ体験をしているので 
今回のケースは無事解決を見ましたが 
タイヤを交換した→新品なのにノイズがひどい→タイヤが犯人→ミスアドバイスで音のうるさいタイヤを販売した。
という不信感が 逆に信頼感に変わった出来事でした。
因果関係はけっこう複合したカモフラージュをしています、
タイヤを交換する前は ハブのノイズと タイヤのノイズが互いに打ち消し合っていたのが
それほど気にならかった原因かもしてません。
新品タイヤ交換後すぐに気になるノイズはハブベアリングの劣化を疑ってみる必要があります。





今日も一台の車がタイヤノイズがひどくてストレスが溜まるといって交換中です。
このケースは大口径ホイールにアジアンタイヤのスポーツタイヤを装着されたもので
車格にふさわしくないタイヤを選択されたミスチョイスです。
圧倒的に価格の安いアジアンタイヤを選択して装着すると
「安物買いの銭失い」といこともありえます。

走行キロが10万を越えている場合 ベアリング犯人説をとってみることも必要です。
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