人とタイヤとキーパーコーティング!

タイヤ「安全」と車「キレイ」の領域で 岐阜で専門店展開 ありがたいことです!

あ、今井(あいまい)曖昧は「中途半端」なオーナーの代名詞!

2015年04月05日 | 商人
地下鉄サリン事件から20年が過ぎましたが 
まだ後遺症で苦しまれる人や最愛の人を失って傷心を抱く人が
多数おられるそうです。
人を救うはずの宗教が 
なぜ人を苦しめる事になってしまうのか?良く解かりませんが 
自己勝手な論理を掲げているとしかいいようがありません。
「人を救う」などというのは驕りの極みで傲慢な考え方のような気がします。
教祖という人の身勝手に解釈した救済という言葉によって
世間の人も弟子も苦悩の世界に引き込まれてしまいました。

何よりもこの世は
ただ単純に人様のお役にたてれば喜びなのです。
商売は誰よりも人様のお役にたてる立場を探求しなければ
存続が出来ず成り立ちませんから 
自らを律するのには最適なのです。

 
                                                    
永年 スモールタイヤ商売を実践している立場から
正しいか正しくないかというデジタル的な考え方より
白と黒の間に広大なグレーの領域があるアナログ的な考え方が好きです。
商売が上手くいくのも自己責任 
上手く行かなくなるのも自己責任
融資を受ければその全額を個人保証を求められます、
会社で起こること一切合財が自己責任の範疇になるのがオーナーという立場です。

最近でこそ洗車・コーティング専門店が軌道に乗ってホッとしているのですが
その洗車仕事を始めるきっかけは
「タイヤが売れなかった・売れなくなった」という事情があったわけです。
タイヤが売れなきゃ困るけれど 売れないのは仕方ありません 
なんせお客様という相手があることですから 自分の思い通りには行きません。
それなら「売れるまで待とう」と焦りを消して
どうやって売れない期間をしのいでいくか?
それが洗車を始めた動機です。

不純ですね 真面目に洗車に取り組む人たちに申し訳ありませんね。
しかし 真面目が正しくて不純が正しくないとは言い切れないのです。
真面目が白なら不純が黒というデジタル発想をせずに
不純でもいいよね 誰よりもキチンと洗って差し上げれば
お客様は喜ぶよね、
真面目に取り組んで喜ぶのがあたり前みたいな上目線で見られるより
不純な動機からでもキチンとやれば期待していない分だけ
お客様の喜びも大きかったね。

タイヤを売りながら洗車もやるコラボ店は 
中途半端な店のように思われやすいのですが 
実はお客様の期待値が低いというとんでもない長所を持っているのです。
逆に専門店はキチンとやってあたり前という
お客様の期待値はものすごく高いところにあります。
同じようで別の価値観が支配しているのです。
高級焼肉店でキチンと食べるか 
街角の食堂で手軽に焼肉定食を食べるかの違いです。

洗車において食堂タイプがコラボ店 
高級焼肉店が洗車・コーティング専門店というような違いです。
この二つに白黒はつけれません、どちらも世間様から存在を許されています。

オーナーも生身の人間ですから寿命があります、
いつまでも気楽な身勝手の中に甘えてはいられません
いろいろ検証してみると
将来性・継承性という一点では
コラボ店より専門店有利です、
グレーゾーンとは曖昧さともいえますが
曖昧さは組織経営にはそぐわないのです。(あっ今井か 曖昧ではいかんのです)

事業承継という問題を受け止めていくには
組織経営=マニュアルというモノサシ 
誰にも平等な基準が大切にされます。
曖昧さというオーナーの気分経営から脱皮する唯一の武器です。



商売ではお金の痛みを知る立場です
お金の痛みこそがオーナーという立場です、
アナログが許されるのはオーナービジネス以外ないのです。
お金の痛みを知るから 断るにも愛嬌を添えます、



タイヤ専門店を黒 洗車コーティング専門店を白と考えた場合
タイヤ・キーパーコラボ店はグレーゾーンに位置しますね、
するとタイヤも中途半端 洗車も中途半端に思えまますが
世の中の人も 私を含めて中途半端な人が多いので
それもうけちゃうのです。

お金の痛みを味わうことが出来るオーナー
このグレーゾーンを使いこなす達人です。
給料をもらう立場とは 一線を画す領域としか言いようがありません。
何せ気楽です タイヤが売れなければ洗車して気を紛らせば良いじゃん
洗車よりクリスタルキーパーが儲かるなら 
それに絞り込んで 今は忙しいので洗車は出来ませんと断ればよくて
タイヤが大繁盛なら今はコーティングは出来ませんと言えば良いのです。
ヒマな時は持ち込み歓迎でも 
忙しい時はスモールタイヤ商売は買ってもらったタイヤの取り付けで忙しいので
他所で買ったタイヤのた取り付けは受付できません。

人から嫌われようとするわけではありませんが 
己が実情だけで黒だったり白だったりグレーだったり行き来すればよいのです。

なんか不真面目のようですが
お客様も買うのは他所 付けるのは近くというような
自己都合だけで動かれる人もおられるのですから
店の都合・形態=グレーを使いこなす達人になっても
愛される商売をすれば良いのです。

真面目であるより中途半端がよいのですが
ただひとつ愛嬌という憎まれない要素を備える事を持たねばなりません。
ニコッと笑って断れば後味も宜しいようです。

社員という立場はオーナーとは違います
右肩上がりの時代はオーナーのマネが許されました
みんな自分のお客さんを大事にしていればおのずと売上げも上がりました
お金の痛みも感じる事はありませんでした、
しかしそういう良き時代は去って 
厳しい時代になったいま 
コントローラーという指図役の意思に統一されることが優先されます。


時代の大変化に対応する為 
自らの姿を変えるイノベーションが求められています。
タイヤ屋さんが始めた洗車・コーティング専門店という意識から
洗車・コーティング専門店の一分野としてのスモールタイヤ商売へ転換中です。

これから洗車・コーティング専門店のなかで差別化が求められる時代になったとき
タイヤ部門を持つという強味が武器になるかも知れませんぜ。


 
コメント
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