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「闇の正体は偽ユダヤ」海外記事の移行。 

露政府が反撃の意思を明確に

2018-03-21 13:08:35 | プーチン ・ ロシア


自国を破壊しようとしている敵が存在すると認識したうえで 自重してきた露政府が 反撃の意思を明確に



 言うまでもなく、ロシア政府は自国を破壊しようとしている敵が存在していることを認識している。


ウラジミル・プーチン露大統領の側近として知られるセルゲイ・グラジエフはそうした状況を繰り返し語ってきた。


それでもプーチン政権はアメリカをはじめとする西側の挑発に乗らず、ルールに従って行動してきたのである。



 それに対し、アメリカは何をしでかすかわからない国だと思わせれば自分たちが望む方向へ世界を導けるとリチャード・ニクソンは考え、イスラエルは狂犬のようにならなければならないと同国のモシェ・ダヤン将軍は語ったという。

脅せば屈すると信じているのだろう。



 1991年1月にアメリカ主導軍がイラクを攻撃しているが、ジョージ・H・W・ブッシュ米大統領はイラクのサダム・フセイン大統領を排除しないまま2月に停戦してしまった。


1980年代からフセインを排除してイラクに親イスラエル体制を築こうとしていたネオコンは怒る。



 そうしたネオコンのひとり、ポール・ウォルフォウィッツ国防次官(当時)も怒り、イラク、シリア、イランを殲滅すると口にするわけだが、

そのときにソ連軍が出てこなかったことから、アメリカはソ連(後にロシア)を気にすることなく軍事侵略できると確信したと言われている。




 1991年12月にはアメリカの傀儡だったロシアのボリス・エリツィン大統領が独断でソ連を消滅させ、その直言にネオコンは国防総省のDPG草案という形で世界制圧プランを作成した。

これがウォルフォウィッツ・ドクトリン。

これが作成された当時、アメリカ支配層はライバルが消滅、唯一の超大国になったアメリカに手向かう国は存在しないという認識から単独行動を打ち出している。



 エリツィンが大統領だった1990年代にロシアでは軍事力も低下、そうした状態は21世紀なっても続いていると西側では考えられていた。


例えばフォーリン・アフェアーズ誌の2006年3/4月号に掲載されたキール・リーバーとダリル・プレスの論文では、​アメリカ軍の先制第1撃でロシアと中国の長距離核兵器を破壊できるようになる日は近い​と主張している。


 この推測をロシア軍は行動で否定する。


2008年、北京オリンピックに合わせてアメリカとイスラエルの支援を受けたジョージア軍が南オセチアを奇襲攻撃したのだが、その侵攻軍をロシア軍が粉砕してしまったのだ。



 シリア政府の要請を受けてロシア軍は2015年9月30日から軍事介入、アメリカ、イスラエル、サウジアラビアの三国同盟を中心とする侵略勢力の傭兵、つまりアル・カイダ系武装勢力やダーイッシュ(IS、ISIS、ISIL、イスラム国とも表記)というタグをつけた武装勢力を本当に攻撃、その支配地を急速に縮小させた。


その際、ロシアが保有する兵器の性能がアメリカを上回ることを示している。


軍事介入の直前、アメリカでは国防長官と統合参謀本部議長を好戦派に交代、戦争の準備を整えていた。



 そして今年3月1日、プーチン大統領はロシアやロシアの友好国が国の存続を揺るがすような攻撃を受けた場合、ロシア軍は攻撃してきた拠点を含めて反撃すると宣言した



地中海に配備されたアメリカの艦船からミサイルが発射されたなら、その艦船を撃沈するということだと理解されている。

ロシアにはそうした攻撃を可能にする高性能ミサイルが存在している。



 そうしたプーチンの演説をはったりだとアメリカのジェームズ・マティス国防長官は3月10日に語ったが、同じ日にロシアはミグ31が2000キロメートルの距離をマッハ10で飛行するキンザルと名づけられたミサイルを発射する映像を公表した




 こうした高性能兵器の発射実験をロシアは昨年の終盤に実施、成功させている。


兵器の完成をロシア政府は待っていた可能性もあるだろう。


それらの実戦配備が進む前に攻撃しようというグループもアメリカには存在するだろうが、すでに配備が進んでいる兵器もある。




 アメリカでは1950年代からソ連に対する先制核攻撃の準備を進めていた。



1954年にSAC(戦略空軍総司令部)は600発から700発の核爆弾をソ連に投下、118都市に住む住民の80%、つまり約6000万人を殺すという作戦を作成、

さらに300発の核爆弾をソ連の100都市で使うというドロップショット作戦も計画している。(Oliver Stone & Peter Kuznick, “The Untold History of the United States,” Gallery Books, 2012)




 また、テキサス大学のジェームズ・ガルブレイス教授によると、

統合参謀本部のライマン・レムニッツァー議長やSACの司令官だったカーティス・ルメイなど好戦派は​1963年の後半にソ連を奇襲攻撃る予定だった​という。


その頃になればアメリカはICBMを配備でき、しかもソ連は配備が間に合わないと見ていた。


この攻撃を成功させるためにもアメリカ軍はキューバを制圧する必要があった


ソ連の反撃を封じるため、キューバから中距離ミサイルを排除する必要があったのである。



 こうした計画を阻止したジョン・F・ケネディ大統領は1963年11月22日に暗殺され、

その責任をキューバやソ連になすりつけて戦争を始めようとする動きもCIA内にあったが、これはFBIからリンドン・ジョンソン新大統領へ伝えられた情報で実行されなかった。




 アメリカの好戦派は圧勝できると考えたとき、核戦争を始めようとする



彼らにとって核兵器は「槍」であり、「傘」ではない。


エリツィンがロシア大統領だった時期にアメリカの好戦派はそうした心理になった。


ユーゴスラビアを手始めに、アフガニスタン、イラク、リビア、シリア、ウクライナなどを侵略、ロシアを核戦争で脅しはじめたわけだ。



 すでに西側でもアメリカの軍事力がロシアや中国を圧倒しているわけでないことは認識されているが、核戦争でロシアや中国を脅すという行為は続いている。


ここで立ち止まると自分たちの支配システムが崩壊すると考えているのだろう。米英の支配層はブラフで勝負に出ている。



https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201803200000/










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