スパシーバ  プーチン

魅力あるプーチン
偽ユダヤによって捏造されたプーチン像と歴史をくずす

「闇の正体は偽ユダヤ」海外記事の移行。 

サンクトベテルブルク / 美術館の猫

2016-11-04 17:05:03 | 感じるロシア




サンクトベテルブルク (旧レニングラード)

ロシア、レーニングラード州の州都であるサンクトペテルブルクは、ネヴァ川河口の泥沼地に人工的に作られた町。


バレエや文学が盛んな芸術都市として知られ、5月下旬から7月中旬には太陽の沈まない白夜がある町としても有名。


1703年にピョートル大帝が、ロシアの近代化の窓口として莫大な費用をかけて都市を建設。

のちのエカテリーナ2世によって現在のエルミタージュ美術館が建てられるなど、芸術都市としての礎が築かれていった。


19世紀にはロシア文学が花開き、世界最高峰の名作が次々に生み出されていった。

天才と謳われた詩人・プーシキンや、『罪と罰』のドストエフスキーなど、著名な人物もこの都市を拠点に活動していた。


ペトロハヴロフスク要塞やエカテリーナ宮殿など、歴史を刻んだ多くの建築物が、周辺の歴史地区と共に世界遺産に登録されている。



位置 ロシア西部のレニングラード州の州都。北緯59度58分、東経30度18分。

日本からのアクセス 成田から直行便が運航しているモスクワから入り、国内線に乗り継ぐ。ヘルシンキなどのヨーロッパ国内都市で乗り継ぐ方法もある。

http://www.jtb.co.jp/kaigai_guide/e.europe-russia-c.asia/russian_federation/LED/





血の救世主教会   Спас на Крови










玉ねぎの屋根で有名な血の上の救世主教会。よく、モスクワにあるポクロフスキー聖堂と見た目を間違えられがちですが、実際に自分の目で見てみると色使いやデザインが異なることに気がつきます。

また、ポクロフスキー聖堂が1560年建てられたのに対し、血の上の救世主教会は1907年に建てられた新しい歴史的建築なのです。外装だけでなく、内装のモザイクの下絵も楽しめます。





カザン聖堂  Казанский Собор





ネフスキープロスペクトと呼ばれるサンクトペテルブルグの中で最も有名な通りに面してそびえ立つ、カザン大聖堂。


観光地の中心にありながらそこに訪れるのは、観光客ばかりでなく、地元の人々も多いです。

大聖堂の前のベンチでサンクトペテルブルグの壮大な建築物を眺めながら少し腰を休めるのにもオススメです。





エルミタージュ美術館   Государственный Эрмитаж





文句なしの世界に誇る美術館。美術作品だけでなく、建物となっている宮殿そのものも世界遺産です。

内装もとても豪華で、サンクト観光のメインスポットだと思います。





https://retrip.jp/articles/14567/





美術館の猫







サンクト・ペテルブルグにある世界で最も有名な美術館の一つ、エルミタージュ美術館にはネズミ退治のために猫が飼われています。

今回はそのねこの中で一番偉いねこを紹介した記事です。


Тихон - главный кот Эрмитажа
チホン -エルミタージュ美術館の一番偉い猫


猫を飼うというのは世界の多くの博物館で行われている。
でも、エルミタージュの猫たちは一番ラッキーだ。
なぜならば、他の国の博物館猫はプレスサービス、医者はついていないし、「猫の日」なんてものもない


チホンは現在エルミタージュ美術館で暮らしている猫で一番年上。

12年前、裏口の前で発見された。

背中の骨が折れており、入り口まで這って気を失った。彼は拾われ病院で手術された。


それ以来、チホンはエルミタージュに住み、展示品をネズミから守っている。



チホンは病気になったことがある。

その時に歯を全部抜かなければいけなかった。
そのため舌が口からこぼれてくることがあるが、それにも拘わらずエルミタージュ美術館の250周年記念のカレンダー用に撮影された。







一日の習慣は固定されている。
7時にエルミタージュの地下室を回る。 そのあと庭に出る。

昔はスタッフに褒められるためにネズミを捕まえてスタッフのところまで運んでいたが、今はもうそんなことしなくても11時に必ずごはんをもらえる。


ごはんを食べ終わったら座布団に座って撫でてくれる人が来るまで待つ。

一番お気に入りなのは医者だ。

毎週木曜日に、ペテルブルグのとある動物病院の院長であるアンナ・コンドラチエヴァさんがやってくる。
彼女を見かけるとチホンは撫でてもらえるようにお腹を上にして寝そべる。



アンナが述べる。

「チホンとの付き合いは10年間。その間、いろいろなことがあった。半年に一回チホンと他の猫たちが健康診断を受けている。


お腹の毛をそられて、超音波検査、血液検査もされる。チホンはおとなしくすべて受けて、復讐などしようとしない。
 

2年前チホンはネコカリシウイルスに感染し、歯を抜かなければいけなくなった。

それでも私のことを嫌いにならなくて会うときはいつも喜んでくれる。歯のない猫の方が舌をよく出す。口の中から出ちゃうから。」



病気からでもチホンが利益を得た。

夏に、エルミタージュの正門に出て、観光客に向けて舌を出している。
観光客は大喜び。


ほかの猫と違って、チホンを外に出しても心配ない。必ず戻ってくるからだ。


猫が増えすぎたら(常に60匹くらい暮らしているが)、もっとも人なつっこい猫に新しい飼い主を探す。新しいところに行ったらだいたい戻ってこない。

チホンは何回か連れて行かれたことがあったが、毎回ダメだった。

普段は静かでおとなしいチホンが新しい家に連れて行かれると暴れて絨毯、靴、バッグ、帽子などにおしっこをしていた。

結果として、新しい持ち主が彼をエルミタージュに返す。


エルミタージュに戻るとすぐ落ち着いてちゃんとまた決まったところでおしっこをするようになった。



「自分の領土だととても礼儀正しい猫。地下室に知らない人が入ると、暴れることがあるけど、それはまた連れて行かれるのではないかと心配しているからなので彼を叱ったりしない。」とアンナが述べている。

エルミタージュの他の猫はチホンのことを尊敬している。

チホンは他の猫を殴ることもめったにないし、だれに対しても親切


ソーニャというメスだけが特別。

みんな手術されていて子供はできないのでチホンソーニャは家族になれないが、友達として付き合っていて一緒に散歩したり地下室でゆっくりしたりしている。



エルミタージュの職員は全員決まった責任範囲があってその範囲からはみ出ることはできない。

猫も同じ。

猫達は地下室と庭を散歩するのを許されている。

エルミタージュの展示室には出てはいけない。入れるのは特別な日だけ。しかも必ず人がついてくる。


エルミタージュの安全責任者、プレスサービス係、ボランティアがついてくる。

例えば、エルミタージュ250年周年の記念カレンダー撮影のときなどがそうだった。


猫のプレスサービス係のマリア・ハルツネンが語る。
「チホンは玄関の階段を歩けた猫の一人。ラッキーだね。まあ、チホンは嫌がってたけど。カメラマンがライトを設置している間、私はチホンを手にかかえていた。「Go!」とスタートの合図があってチホンを離したら、チホンは鳴きながら階段を駆けて逃げてしまった。地下室ならカメラは平気なのに。フラッシュをやたらと使われるとやっぱり嫌がっていて丸くなってカメラに背を向ける。」







猫に1ルーブル

マリア・ハルツネンが語る。


「猫達がこの建物に住んでいるのは1745年から。250年の間誰も気にしなかった。90年台の終わりに私と同僚が餌を与え始めた。そしたら、地下室に猫の軍団がいることがわかり、餌が足りないということが明らかになった。



そこでエルミタージュで、「猫に1ルーブル」キャンペーンを始めた。エルミタージュで働いている人が給料日に出来る限りの寄付をし餌をあげれるように。

一日が終わると、残った食べ物をとりに食堂に行って地下室で猫に与えていた。猫がだんだん慣れてきた。

エルミタージュの館長が地下室の一つの部屋を猫用に使っていいと許可を出してくれて、そこにガスコンロを置いて、猫の餌を作っていた。

あとでボランティアが参加するようになった。その中には獣医もいた。」



猫を避妊手術して予防注射もする。


エルミタージュの猫についてマスメディアが取り上げるようになった。


ペテルブルグ市民と観光客がエルミタージュを訪れるとき、餌のためお金を寄付したりするようになった。

寄付してくれた人をノートにリストしている。そして数年前、猫にスポンサーができた。


今はスポンサーのお陰で、質の高い餌を食べれて、なにかあったらペテルブルグの最もよい動物病院に入院することができる。


猫の布団を専用の洗濯機で洗濯する。

また、猫用の口座もあって、そこに入っているお金は猫のため以外には使えない。


もし、チホンがコロッセオの猫に自分の生活について語ったら、すごく羨ましがられたにちがいない。

ソーニャという猫はチホンより遅れて数年後に現れた。

猫汎白血球減少症にかかり、肝臓のトラブルが始まり、今は常に薬を飲んでいる。毛が薄い。

見た目はこの通り優れていないから誰も持って帰りたくないが、美術館の中だといい感じに見える。


「イタリアの猫のほうが先に出た。気候的にイタリアのほうがいいね。でも役割はみんな同じだ。ネズミを捕まえること。イタリアは、猫に餌を与えるという専用の人がいる。でもロシアのような医療サポート、世話、スポンサーはない。」
とマリア・ハルツネンは言う。


大体の猫がエルミタージュに現れるのが大きくなってからなので、誕生日も年齢も不明。でも、やっぱり特別な日を作ったほうがいいと。


2011年からエルミタージュの猫の日が始まって、エルミタージュのイベントの公式リストに入っている。その日は4月の終わり~5月の頭にある。


この日に向けて、ペテルブルグの小中学校で子供たちがエルミタージュの猫の絵を書く。

その中から10枚を審査員が選んで、エルミタージュで飾る。その10枚以外のものを地下室で飾る。エルミタージュ猫の日に地下室にだれでも入れる。

もちろん、Tihonがこの日のかかせない参加者で、多くの人に撫でられている。





http://osoroshian.com/archives/43465190.html





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