幻影日記

仕事と猫の世話をしながら、新旧織り交ぜて造りたい物を感じるままに造っています。

1/72 ダンバイン(金型の歴史と変更点)

2011-01-12 13:13:13 | 趣味

いい加減A.C.E.Rも飽きがきているので、今年最初に制作予定の1/72ダンバインの形状確認を行っております。(片隅でA.C.E.Rの7週目も進行中ではありますが

110112_1215191 これが1983年5月の初期金型です。

当時各誌で叩かれて変更される前の形状で、世間では“当時物”とか“初期型”とか言われている代物です。

確かに凄い形状ですが、この状態で当時3~4体は造った記憶があります。あの頃は余りその辺は気にしていなかったような感じです。

 



110112_1214511 これが初期から2ヵ月後の、1983年7月の金型です。

頭部が変更されて設定に近い形になってきていますが、足首関係はそのままです。相当急いで金型を変更したのでしょう。

基本的に全く違う物といっていい程に形状が変更されています。

 



110112_1220191 これは1983年後期に、マーベル・フローズン用のダンバイン発売時に変更された金型です。

1990年以降から現在までで、再版されたダンバイン(ショウ・トッド・マーベル)は全てこの形状になっています。

頭部は1983年7月と同様ですが、足首は生物的な形状に変更されています。(最初からやってろ

 


110112_1216491 画像の左の首パーツは1983年5月の初期型、右は1983年7月以降の首パーツです。

初期型は只の棒ですが、改良後は首らしくなっています。

ちょっと太すぎるのは、当時の技術的には難しかったのだと解釈しています。(もしかすると時間が無かったせいかな?そのせいか裏側から見ると中空になっています。)

 



110112_1220521 羽根ですが、これも1983年後期以降からクリアー成形に変更されています。

この点がこのシリーズの不満点なのですが、オーラバトラーによっては、この時期でも羽根がクリアーになっていない物が何点かあります。

例で上げると、ビランビーやバストールは1995年の再販辺りまでは、初期のままきているようです。後期のレプラカーンやズワァースは初期からクリアーでした。


110112_1222231 付属の関節用のケーブルですが、これはちょっと分かり難い時期(多分1995年以降だと思います。)から変更されています。

古い物は導線が太いので、堅めになっていますが、途中から細い導線に変更されて柔らかめになっています。

内袋から出して曲げてみないとちょっと分かり難いです。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
これは貴重な画像ですね (iyahho)
2011-01-13 00:33:40
これは貴重な画像ですね
金型が改修されたのは有名な話だと思いますが当時のキットを持ってる人ってなかなかいないと思いますので

こうして見ると以前作った奴は改修後のだなぁ

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スゴいですね! (いっち)
2011-01-14 21:11:00
スゴいですね!

楽しく勉強になります。
なんかプラモデルのストックが半端ないですね。
一体いくつくらいあるんでしょう?
(;^_^A
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