タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

  ~バラ:エレーヌ・ジュグラリスと、羽衣伝説~

2020-05-20 | その他

おあはようございます。

今日は朝から曇天ですが、心に太陽をさあ、さあ元気で行きましょう。


バラ「エレーヌ・ジュグラリス」の花を頂きました。  このバラの花名には、話せば長~く(笑)  そして深~い謂れがありまして。。。 

羽衣伝説の「羽衣の松」
 ひとりの漁師が、松に掛かっていた美しい羽衣を見つけ、持ち帰って家宝にしようと思いました。  その時、木の陰から天女が現れ、「私の羽衣ですから返して下さい。」と声を掛けました。   漁師は、この羽衣返すので、天人の舞を見せて欲しいとお願いします。   羽衣を身にまとった天女は舞い踊ります。   その躍動に羽衣も翻ります。   天女は徐々に天へと上がり、霞の彼方へと消えていきました。

この様な「羽衣伝説」が残っている、三保の松原(日本三大松原の一つ)にある「羽衣の松」ですが、初代は、1707年の富士宝永山噴火の際に海中に没したと伝わっています。   二代目も樹齢650年を越えて衰退し、2010年には世代交代が行われ、今は三代目の「羽衣の松」だそうです。 

エレーヌ・ジュグラリスの碑
フランスの舞踏家:エレーヌ・ジュグラリス(1916年~1951年)は、日本の能に興味を持ちました。   特に西洋に数多く伝わる「白鳥伝説」に通じ、ヨーロッパの人々にも分かりやすい能楽作品の一つ「羽衣」を研究し、独自の「羽衣」を創り、各地で上演して好評を得ました。   しかし彼女は35歳という若さでこの世を去ります。

能楽・羽衣の舞台である「三保の松原」に、生前、憧れを抱いていたエレーヌの遺志を果たすために、夫のマルセルがエレーヌの遺髪を携え美保を訪れました。これを機に、1952年にエレーヌ・ジュグラリスの遺徳を忍んで記念碑が建立されている様です。

エレーヌの碑には、夫 マルセルが妻・エレーヌに捧げた言葉が、フランス語で刻まれ、石碑には以下の和訳が書かれてあると言います。

※ 美保の浦 波渡る風 語るなり  パリにて「羽衣」に  いのちささげし わが妻のこと  風きけば わが日々の  すぎさりゆくも 心安けし ※

と、まあ。。。一輪のバラ(エレーヌ・ジュグラリス)にもこの様な、物語があるのです。

いつか静岡方面に行く機会があったら、是非とも行って見たい地です。


   ~ 季 節 の 移 ろ い ~

2020-05-19 | その他

「コアジサイ」
アジサイにも様々な種類がありますが、可憐な『コアジサイ』の花は、明るい林に自生する日本固有種の紫陽花です。   御覧の様に、普通のアジサイの様な花びら状になったガクでは無く、ちいさな5弁の花が密集しているのが、特徴です。  紫陽花と言えばで。。。梅雨入り近し。   もう直ぐ、またうっとうしい季節の始まりがやって来ます。   

梅雨と言えば、「青梅」や「イワシ」が、旬を迎える季節でも有ります。  そして、梅雨が終われば、また暑い暑い夏がやってきます。   つい先日までは寒い寒いと言っていたのに(笑)    毎日の様に野山を駆け巡っていますと、季節は確実に、移ろいを見せているのが体感出来ます。


キセキレイ

キセキレイも、昨年来た場所と同じ場所に来ています。  最近では、時折姿を見せるものの、見掛ける頻度は少なくなっています。   どこか近くの民家の屋根に、巣ごもりしているのではないでしょうか。  

やがて、子連れのキセキレイが姿を見せるのを、期待したいと思います。


  ♪ 美しい声で囀る「キビタキ」、大好きな野鳥です。 ♪

2020-05-18 | 野鳥

今日は、キビタキの囀りを動画で撮ってみました。  静かな森の中で聞くと、案外賑やかに囀る鳥です。(驚 き)











キビタキは、本来は、割とデリケートな鳥でして、撮影しようとして、そーっと足音を忍ばせて樹下に近付くのですが、いつも直ぐに逃げられております。  しかしこの日だけは違いました、ゆっくりと撮影させてくれました。  だからヒタキ類の中では「キビタキは、特別大好きなんです。」(笑・笑)

  ~水墨画練習と庭に咲く癒しの花々~

2020-05-17 | その他

水墨画 『富士山』

水墨画はいざやって見ると、「一発勝負」のところが随分有りまして、なかなか思う様には行きません。  練習あるのみかな。

 


我が家の花々

バラ:薔薇

マーガレット

大手毬

シャクナゲ

ツキヌケソウ?

クレマチス

と、まあ、この様に咲いている訳でして・・・癒しの花々です。


   ~大自然に包まれて~・・・♪ 哀愁のヨーロッパ:サンタナ ♪

2020-05-16 | 洋楽
哀愁のヨーロッパ:サンタナ

夜明け

モッコウバラのアーチ

一重のオダマキ:苧環

八重のオダマキ:苧

咲き出し始めたバラ:薔薇

ハマナスの花に蜂

黄色いエビネ蘭

ま、この様には、今を盛りにと春の花々が咲き乱れています。

今日も何事もなかった様に、陽は落ちて行きます。


  ~今年も「サンコウチョウ:三光鳥」が、森に来ました。~

2020-05-15 | 野鳥
サンコウチョのさえずり

サンコウチョウ:三光鳥

先日から、楽山公園(野鳥の宝庫)の森で、サンコウチョウ:三光鳥の、あの独特の ツキ(月) ホシ(星) ヒ(陽) ホイホイホイ と聞こえる、囀りを耳にしてはいましたが、姿を見ることは叶わず。(今年も、この森に入ったんだと、期待大でしたが。)  昨日になって、やっと今季初撮りが叶いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

この鳥を見ると。。。なんかやる気が出てきます。


   ~異種カップルの『吉田さん』が、今年も米子水鳥公園に越境して来ました。~

2020-05-14 | その他

異種カップル誕生

コブハクチョウのカップルです。

本来この様に、同種でペアを組むものですが、、、

 

 

ところが『吉田さん』は違いました。  この様に、コブハクチョウとコハクチョウの仲良しカップルが誕生したのです。  これには、まったくの驚きです。

米子水鳥公園(鳥取県)に、翼が折れて飛べなくなり、北極圏に帰れなくなった雌のコハクチョウの「吉田さん」が、今年も元気に姿を見せ、園内の池で過ごしています。

このコハクチョウは、2011年に越冬のため安来市に飛来しましたが、翼が折れて北へ帰れなくなったのです。   一年のほとんどを近くの吉田川(島根県安来市)で過ごしますが、2014年からは、春になると中海を泳いで「水鳥公園」まで、越境する様になりました。   川名にちなんで『吉田さん』と名付けられ愛されています。   

どの様な経緯で、外来種のコブハクチョウとカップル誕生となったかは、定かでは有りません。(笑)   吉田さんと雄のコブハクチョウは、仲睦まじく寄り添い有りながら暮らしています。  確かに、滅多に見られない珍しい異種カップルの誕生ですが、本来出会う筈のなかった相手とのカップル誕生は、果たして喜ぶべきか否か。。。。。

 

 


    ~ツバメの巣掛け~

2020-05-13 | その他

こんにちは~。  如何お過ごしでしょうか。

今日のトップバッターは、超大型馬です。   ギネス記録を持つほどの、こんな大きな馬見たことない!   もしもこんな大型馬が中央競馬に出走したら、軸馬に最適だと思う。   普通の競走馬の1完歩は、約7~8メートルなのだが、この馬だったらゆうに10メートルは越えるだろう。   と言うことは、ぶっち切りの1着入線間違いない。 

 


ツバメ:燕

2020・5・12  撮影地:松江市生馬町

ツバメも今が繁殖の真っ最中、つがいで代わり番こに、田んぼの土を咥えて、巣作りをしているのでしょうか?

約2分おきに雌雄交代で、巣作りに励んでいる様です。

次は、雛が孵った時、写して見たい。


  ~ヒレンジャクを見た。・・・果たしていつまで居るのだろうか?~

2020-05-11 | 野鳥

初夏というのにまだ居る「レンジャク」

11月~5月まで、日本には越冬のため渡って来るが、

レンジャクは、シベリア東部・中国北東部の河川域で繁殖するが、自然環境悪化によって絶滅が危惧されている鳥であるとか。 
日本には、越冬のために例年11月頃に渡って来て、5月にかけて滞在する。  年毎の飛来数が極めて不規則で、まったく観察されない年があったり、一年を通して見られることもある様である。   

ほぼ本州以北に飛来し、東日本にはキレンジャク、西日本にはヒレンジャクが多く渡来し、私は、今年が初見・初撮りであったが、自宅周辺の公園や、隣接団地などで、100羽以上の大群を幾度となく見ている。 
冬の非繁殖期には、主に果実類・ネズミモチ・ヤドリギなどを食していたが、繁殖期の夏には、昆虫食の様である。  

先日も近くの林で10数羽見たが、昨日は我が家の真上の電線で、甲高く「ヒーヒー」「チリチリ」と悲し気な鳴き声が聞こえるので、庭に出て見ると、10数羽のヒレンジャクが電線に止まっていた。  なので、5月いっぱいまで居るのか、年中見られるのか? 興味は尽きない。  引き続き観察したいと思う。 

 

 

 

 

 

 

 

 

果たして、何時まで留まってくれるのだろうか。?

 


   ~ エナガの幼鳥・・・赤い瞼 ~

2020-05-10 | その他

エナガの幼鳥

野鳥撮影を始めてから約1年半が経ちますが、何と言っても、種の識別には、苦労をしております。  このエナガの幼鳥を撮った時も、この時期、森の木々の葉が生繁っている上に、小さな野鳥ですので、見付けること自体が難しい上に、忙しく動きまらるので、なかなか撮ることが出来ません。  最初は、尾っぽが長いので「エナガ」かな? とも思いましたが、背中や尾は焦げ茶色なので、あれ! 違うかな?。。。帰宅後、早速リサーチして見ますと、やっぱりエナガの幼鳥でした。

目の周りから顔(頬)・背中にかけて焦げ茶色、瞼の真っ赤が特徴の幼鳥でした。  私の既成イメージとしては、成鳥の黒・白ツートンカラーでした。

※『換羽』とは・・・古い羽毛が抜け落ちて、新羽に替ることを言います。  換羽は、繁殖時期や渡りの時期と関連し,成鳥は少くとも年1回、大半の鳥では、 繁殖前 と 繁殖後の年2回、少数の鳥では、年3回換羽する。   幼鳥は巣立ち後冬までの間に、幼羽から成鳥羽になる。  換羽は一般に翼、尾、体羽の順で起り、体の両側で同じ種類の羽毛が少しずつ抜け替っていく。  そのため大半の鳥は生活上、特に支障をきたすことはないが、ガン・カモ科の鳥は風切が一時に抜け替り、一時飛べない時期がある。

この様に一口に「換羽」と言っても、一時飛べない時期がある。のは、野鳥にとっては死活問題です。(餌が捕食出来ない。・天敵に襲われても逃げられない。)

瞼が☟赤いのが特徴

以上、今日の野鳥は、「エナガの幼鳥」でした。