朝一番に聴きたい曲 久石譲
シジュウカラ (四十雀)
全長約14.5㎝で、雀ぐらいの大きさである。 体重は11-20g。 シジュウカラ科の中では大型種である。 大きな特徴として、喉から尾羽基部の下面にかけて黒い縦線が入る。 まるで白のワイシャツに黒のネクタイの、『森の紳士』の様である。 嘴の色は黒く、足の色は淡褐色である。 雌雄の違いは、ネクタイの太・細によって見分けられる。 「シジュウカラ」は多くの人は、単に鳥の種類としては聞いたことがあっても、鳥そのものを見たことのある人は、案外少ないのではないでしょうか。 これは、私が「鳥撮り」を始めて以来、常に感じていることの一つなのですが、我々は様々な生き物と共生していて、これだけ多くの身近な野鳥が居るのに、それを知らなかったことです。
「シジュウガラ」は、ごく普通に見られそれをる野鳥で、この時も市街地の「北公園」で見掛けたものです。 七、八羽の小群で木から木へと渡りながら、虫などを捕食している様でした。
和名の由来は、地鳴きの「ジジジッ」が「シジュウ」に聞こえることによる様です。 囀りは甲高くよく通る声で、実際に川一つ離れた遠くで鳴いていても、聞こえてくるほどの声量がありました。 高い木の上などで「ツーピツーピ」「ツィピーツィピーツィピー」「チュチュパーチュチュパー」など多種かつ、同じさえずりを数回繰り返します。 危険を感じた時などには鳴き声が変わるそうです。 食性は雑食で、種子・昆虫・クモなどを食べる。
虫等を腹いっぱいに捕食したからでしょうか、高い木の上に留まって囀っていました。
公園などでよく注意して見れば、これから当分の間見掛けられます。