タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

 ~清楚で気品に満ちた花「桔梗」~

2016-06-21 | その他

朝早くに目覚めてしまい、南側の庭の見える縁側に出て見ると、桔梗の花が一輪

 

咲き始めていました。

 

紙風船を膨らました様な蕾をたくさん着けていて、これから日毎に紫色の清楚な花

 

が見られそうです。

 

今日は、はじめてハガキ二枚分ほどの小さな画用紙に水彩で描き、アトリエにあっ

 

た小さな額に入れて見ました。

 

万葉集に「桔梗」の花が詠まれていますが、この桔梗が平安の時代に、野に咲い

 

たものと同じものなのかどうか、私には分かりません。

 

その、平安時代の辞書によれば、 「阿利乃比布岐(ありのひふき)」と記されてい

 

て・・・

 

蟻の火吹き」

 

この桔梗には毒を含んでいて、蟻がこの桔梗の花弁を食べると、口から蟻酸(ぎさ

 

ん)を出し、桔梗の色素を変化させ、紫色から赤色に変える事から、蟻の火吹きと

 

名付けられたとか。・・・・

 

また、万葉集では山上憶良が「秋の野に咲きたる花を 指折りかき数ふれば 七草

 

の花。  萩の花、尾花、葛花、撫子の花、女郎花また藤袴、朝貌(がお)の花」と詠

 

み、これが秋の七草であるしています。 

 

ここに言う「朝貌の花」は、現在の蔓性の「朝顔」ではなく、今朝私が庭で見た桔梗

 

の花を指し、「朝一番に咲く花」と言うことの様です。

 

何はともあれ、朝一番に清楚で気品のある「桔梗」の、一番花を愛でることができま

 

した。(あぁ、雨が降って来ました。)

 

~あなたにとって今日も良い一日であります様に~

 

 

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