「春眠曉覺」・春眠曉を覚えず (孟浩然)民家の庭先に、杏と紅梅の花が仲良く並んで、今満開です。紅白のコントラストが絶妙で、絵心を刺激され筆も進みました。枝支えの竹の支柱や、花の時期を想い描いた紅白の配置とい...
暖かい日が続いていたが、ここのところまた寒さがぶり返した様で、開きかけ
た「松江城」のソメイヨシノも、少し足踏み状態が続いている様だ。
城山を散策していると、一ノ門跡(?)を過ぎて本丸壇の入口の重厚な黒門、
その脇に桜の古木が一本七分咲きで、黒門にかかる風情は、古の昔を偲ば
せる光景である。
丁度、運良く黒門を潜って下りて来る、和服のお嬢さん二人と行き交ったが、
茶会の帰りでもあろうか!
これぞ「城下町松江・お茶処松江」ならではの、スナップ・ショットを撮ることが
出来た。
行き違って黒門を潜り、本丸ノ壇に入ると、辺り一面にボンボリが立ち並び、
「花の宴」の準備万端といったところだったが、残念ながらソメイヨシノは未だ
開花寸前。
満開までには、あと5~6日は掛かるだろうか。
そう言えば、その昔は、年に一度職場で、飛び切りの花見の宴を設定するた
めに、この本丸ノ壇の「場所取り」に、朝から敷きゴザを持って駆り出されたも
のだ。
あの頃は、まだまだ世の中がのんびりと構え、ゆったりとした時間が流れてい
た様に思う。
「古き善き時代だったんだな~」と、昔を思い出してしまった。
~今日も良い一日を~
~今年は花見には少し早い様だ!~ (2013・3・26)