タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

♪春高楼の 花の宴 巡る盃 影さして~   千鳥城

2013-03-27 | 風景
 
「春眠曉覺」・春眠曉を覚えず (孟浩然)
民家の庭先に、杏と紅梅の花が仲良く並んで、今満開です。紅白のコントラストが絶妙で、絵心を刺激され筆も進みました。枝支えの竹の支柱や、花の時期を想い描いた紅白の配置とい...
 

暖かい日が続いていたが、ここのところまた寒さがぶり返した様で、開きかけ

た「松江城」のソメイヨシノも、少し足踏み状態が続いている様だ。

城山を散策していると、一ノ門跡(?)を過ぎて本丸壇の入口の重厚な黒門、

その脇に桜の古木が一本七分咲きで、黒門にかかる風情は、古の昔を偲ば

せる光景である。

丁度、運良く黒門を潜って下りて来る、和服のお嬢さん二人と行き交ったが、

茶会の帰りでもあろうか!

これぞ「城下町松江・お茶処松江」ならではの、スナップ・ショットを撮ることが

出来た。

行き違って黒門を潜り、本丸ノ壇に入ると、辺り一面にボンボリが立ち並び、

「花の宴」の準備万端といったところだったが、残念ながらソメイヨシノは未だ

開花寸前。

満開までには、あと5~6日は掛かるだろうか。

そう言えば、その昔は、年に一度職場で、飛び切りの花見の宴を設定するた

めに、この本丸ノ壇の「場所取り」に、朝から敷きゴザを持って駆り出されたも

のだ。

あの頃は、まだまだ世の中がのんびりと構え、ゆったりとした時間が流れてい

た様に思う。

「古き善き時代だったんだな~」と、昔を思い出してしまった。

                     ~今日も良い一日を~

         ~今年は花見には少し早い様だ!~              (2013・3・26)