のんきいきいき So(走) Happy! -櫻庭健一の日記-

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初対面で無利子無利息五千万円、普通ビビるでしょ。

2013年11月24日 05時25分57秒 | Weblog
猪瀬直樹東京都知事の「やったこと」が問題になっています。
やったことはともかくとして、問題になっている、という私の認識は間違いじゃないですよね。

猪瀬さんに関してはね。
この事件が起きるまでは特に良い印象も悪い印象も無い人だった。
その意味では公平な立場で語れると思うのですが。

五千万円の個人的な借り入れ、経緯も使途も曖昧っていうの。
政治家としては普通なんですかねえ。
おかしいと思う私のほうがおかしいのですかねえ。

ま、比べられないとは思うのですが。
仮に私が誰かから個人的に借金をして。
それが何千万円という額で。
初対面の人からの無利子無担保での借り入れで。
それも一年やそこら前の話として。
お金を貰った経緯も使い道もよく覚えていないなんて言ったらさ。
そりゃ大問題でしょ。
人格を疑われるでしょ。

政治家が多額多件のお金をやりとりする職業であることは理解します。
ひとつひとつの内容を政治家本人が詳細に把握していないというのもわかります。
でもさ。
初対面の人に無利子無担保で個人的に五千万貸します。
って言われたら、普通ビビるでしょ。
即は貰わないでしょ。
百歩譲って貰ったとしてもその経緯や使途はよく覚えているでしょ。

私だって完璧な善人ではない。
もっと言えば善人ではない。
悪いことを考える。
実際少しは悪いこともする。
コンプライアンス(法令遵守)という大前提はあるけれど。
やっぱり、いくばくかの悪は内包しているわけで。

だから悪に対して、「悪い悪い」と叫ぶだけの人になれない。
猪瀬さんをこの段階で糾弾する気も無い。
でもね。
この感覚。
人間としておかしいのじゃないの?
とは思うのです。
それとも。
おかしいと思う私がおかしいのかな?