のんきいきいき So(走) Happy! -櫻庭健一の日記-

いつも笑顔と感謝を忘れずに
甘っちょろいと言われても希望を捨てず生きる
過去の少しの試練はそれで乗り越えたのだから

明日、始発列車に乗って・・・←映画のタイトルみたい!

2016年06月11日 23時22分41秒 | Weblog
では明日
平成28年6月12日(日)
始発列車に乗っていってまいります。
もう帰らないかもしれません。

い、いや・・・
嘘です。
信じてしまいそうな人が多いので、今回のジョークにはフォローが必要。

走り終えて、お疲れ様ご褒美旅行へ行こう、もとい移行。
よって明日は帰らないってこと、それだけです。
だから・・・心配しないでー!

いやあ、説明しなくちゃならないジョークって・・・(苦笑)

稲取キンメマラソンhttp://izufull.com/kinme/

父の死、そして・・・

2016年06月10日 19時19分37秒 | Weblog
昨日、無事、父の葬儀を終えることができました。
喪主として、その中心に立つことができた。
参列してくださった方に言われて一番嬉しかった言葉
「いいお葬式でした」
それはお世辞ではない、ピンとくる感性は持っていますよ。

一夜明けて、一日を過ごして。
初めての真の意味でのわが家の中での独りぼっち。
親戚、最も近い身内の姉一家。
例外なく別れるときにものすげー不安そうな表情になる。
言葉にださない、大丈夫?ってね。

信用はちゃんとされている。
小説や映画、ドラマ。
こんなときにありがちな、人生最悪で極端な行動。(←なんだかわかるよね)
何があっても、私だけでなく周囲をどん底に突き落とすそれには決して走らない。
参列者全員から私がそういう人間である信用はちゃんと得ている。
そこをひとりでも信用してくれない人がいるなら、この一週間で何よりのがっかり。
私の日々の言葉や行動、それが嘘とならず皆に伝わっていたことが何より嬉しかったですね。
そもそもそこのところの信用がなかったら、姉は一瞬たりとも私を監視なしの独りぼっちにしないでしょうから。

元気になりました。
別にカラ元気ではないですよ。
心から愛する父親、私を愛してくれた父親。
葬儀の翌日に無理をするわけでもなくニコニコしている。
とてもレアなケースなのでしょうけれど。

よかったです。
一昨年の四月末が始まり。
母が脳梗塞で倒れてから約三年。
ははを自宅で看取って、それからは衰えていく父を自宅でサポートする。
仕事をしないでそれに集中した生活。
やりきった、手を抜いたなんて誰にも言わせない。
シモの世話、私自身の睡眠サイクル、その他諸諸の生活状況。
最終的にとんでもないことになったわけですけれども。
三年前の父ならあり得ない「ありがとう」ってセリフを私の目を真っ直ぐ見て言ってくれて。

皆さんは想像できないでしょうけれどね。
「いつも笑顔」とこの私が一回だけワーッと泣きました。
けれどそれは父の死や介護そのものによるものじゃなかった。
そこに関する後悔、一切なかった。
やりきったという自負。
救急搬送の前日まで晩酌を欠かさなかった。
意識を失って、つねろうが何をしようが痛みを感じない。
姉と私、姉の子どもたち。
生きている間に全員が対面した。
そして二日後、私が手を握って、病院スタッフが気を利かして、部外者が誰も居ない個室で、心電図フラットを私が確認。
今しかないでしょ!と姪っ子にお願い。
父と私と母の写真、お酒その他の大好物。
それを全部入れた記念写真を私の満面の笑顔とVサインでハイチーズ。
テーブルには花瓶に挿した庭の紫陽花。

最高に幸せな死に方なんて言うと語弊があるのかもしれないけれど。
88歳。
少なくとも不幸な人生の仕舞い方ではなかった。

今日、外せなかったスケジュール。
お花屋さんに挨拶、お礼に行った。
わが家の花はいつもそこで買っていた。
亡くなって自宅に安置して、いわゆる枕花をお願いして。
父の写真といつもの私のイメージでと。
そのお花屋さんの中でも一番私が信頼していた人がアレンジメントを担当してくれて。
感動ものの作品になった。
骨になって自宅に帰ってきて。
葬儀社の用意したものと含めて仏壇と骨箱の周りは花でいっぱい。
うーん・・・できればその風景を生で見て欲しいなあ。
父も母も絶対喜ぶし。
ダメもとで遠慮した表現を心がけて意思だけ伝えて。
どうなるか、あとはわかりません。

同時に鉢植えを買った。
この日の記念に。
冬を越して数年は持つ、この季節に花を咲かす。
その条件でプロの視点で候補を出してもらって最終的に私に選ばせてくれた。

そして明後日平成28年6月12日(日)
お父さん、せっかくだから行ってこいと気を利かせてくれたのかな?
うん、行ってくるね!

稲取キンメマラソンhttp://izufull.com/kinme/

【今日の写真】
それがこれです。
ほんと、みんなみんな、ありがとう!

父永眠

2016年06月07日 03時40分51秒 | Weblog
一昨日平成28年6月5日(日)午前10時34分
父 櫻庭康男
永眠いたしました

報告が遅れてしまったことを皆さんにお詫びいたします。

葬送は身内のみの家族葬で執り行います。
皆様からは「気持ち」がなによりも嬉しい。身内からの供花も遠慮しているような規模ですので、その点ご考慮いただけるとありがたいです。

私たち親子を支えてくださった方々に心より。
ありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします。

お日さま半分、夏みかん。

2016年06月02日 21時04分36秒 | Weblog
うーん、なんか文学的表現。
素敵~~
って、自分で言うか!

晴天の一日でした。
最近の習慣通り、目覚ましをかけないで寝て。
二回ほど、徘徊センサーで起きて「いろいろ作業」して。
それでも普通に朝早く目覚めて起きられて。

今日やりたいこと、やると決めていたことがちゃんとあった。
まず一発目、走る予定でした。
こんな調子のいい日に走らない手はない。

が、天気予報をチェックして。
今日の過ごし方、計画は大幅変更です。
一日中、鉄板で快晴、プラス西高東低の気圧配置で空気は乾燥。
今日やるべきことは、昨日までに決めていた計画をこなすことじゃない。
今日じゃなきゃできないことがある。
そっちが優先だ。

こういう考え方ができるようになった。
計画することはたいせつ。
計画通りに実行することはもっとたいせつ。
けれど立てた計画に縛られて「臨機応変」を忘れたら・・・

今日やると決めていたこと。
私の人生にとって大事なことだった。
やりたいこと、やるべきことであった。
しかしそれは今日でなくてもできること。
急に割り込んできたことだけれど、同じくたいせつで、今日じゃなくちゃできないこと。
今日はそっちを優先しなくちゃ。
事前の計画は「潰す」わけではない。
無期限の先送りではなく、またちゃんと計画に入れて実行すればいい。
要は「人生の優先順位」を間違えちゃいけないってことだよな。

起きてそこまで決めて。
今日やることの下準備。
そして日が昇り【今日の写真】
20160602お日さま半分、夏みかん。

ハイ、急に割り込んできた、今日やるべきこと、今日じゃなきゃできないこと。
寝具や衣類をまとめて洗濯、布団干し、家中に風を通して、整理・掃除。
晴天で湿気が少ない日じゃなきゃできないこと。
そういうことであります。

こんな感じになりました。
20160602快晴で洗濯三昧

父がデイサービスから帰ってくる前にやれるだけのことをやっつけて。
そして父帰還。
デイサービスからの報告、寝て休んでいる時間が多かったとのこと。
お風呂はスタンバイしていたけれど。
座った途端に「食べて寝る」と宣言する父。
なんとなく元気がない、首筋も少し熱を持っている。
清潔にこだわって。
お風呂に入ってぶっ倒れる。
そんなことになったらまさに本末転倒だものね。

ハイリスクローリターンのかけに突っ走ることはない。
今日、今やるべきは入浴誘導ではないよな。
こちらも方針転換、素早く夕食セット、一緒に夕食。
食べるペースが速い。
あっという間に食べ終わって。
そして「寝る」と宣言して布団へ。

食事中に寝る部屋の雨戸は閉めて、部屋を夜モードにしておいた。
こちらも総合的に判断してのことだ。
父、布団に入る、ばたんきゅー、文字通りそんな感じだった。
安心。やはり選択は正しかったのです。
消灯、午後4時35分。
十年前の父、小さい会社の経営者としてなら大問題ではあるが。
今の父に「一般的な社会人」の常識を押しつけて生活してもらってもまったく意味はない。

そして今、これを書いている。
何だかんだで楽しかった。
家中がサッパリして、とても良い気分。
うん、早めに寝て、余程のことがない限り明日こそ走ることにしよう。
ハイ、今日も明日も、ずっとずっと。
いつも通り、いつも笑顔と感謝を忘れずに生きる。
それでいい、そんな普通の、普段通りの生活を続ける。
そんな人生こそ最高だ!

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てなことを書いてアップしようとした寸前。
父が起きた。
「いろんなお世話」が発生。
「大きいほうも含む」であった。
たとえばトイレ以外の床とか私の衣類とか。
本来「そういうもの」で汚れないほうがいい場所には一切被害はなかったのだけれど。
入浴せずに、夕飯を食ってソッコーで寝た。
そこで起きる可能性を考えておかなければならなかったこと。
時間が経過して、すでに「乾いている」状態であった。
父のデリケートな部分を拭き取る作業ひとつとっても「少しの困難」を伴った。
床や私自身が汚れるのとはまた別の意味で「手間や時間」がかかる作業になりました。

まあ、良かったんじゃないでしょうか。
『「人生の優先順位」を間違えちゃいけない』
って話をした日の締めくくりとしては。
今やらなきゃならないことを優先してちゃんとやった。
そういうことですから。

そして、今日、洗濯掃除三昧で忙殺されて抜け落ちてしまった、日課のトイレ掃除をちゃんとやって一日を終えることができた。
一日窓を開け放っていただけあって、床を拭いたらホコリで結構汚れていた。
トイレ掃除は心を綺麗にする。
ここ数年で知ることができた貴重な私にとっての真理。
布団に入る時間は当初の予定よりだいぶ遅くなってしまったけれど、これで気持ちよく一日を終えられる。

が、何だかんだの作業中。
結構、早めの対応が必要な姉からのメールに気付かずスルーしてしまったよ。
ゴメンゴメン~~~
いろんなこと、プラスとマイナスのことがある意味バランス良くアンバランスに起きる。
やっぱりこれこそが人生だなあ~(^^;)

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最後に書いたことの写真は割愛。
さすがに品格あるブログ(?!)Webでの公開には耐えられない映像なので。
ってか、そんな世界ですから写真そのものも撮っていないので。(苦笑)

ケンタくんにて。いつもながら撮るタイミングを間違えていますな。(苦笑)

2016年06月01日 20時08分37秒 | Weblog
今日は父の認知症外来通院日。
デイサービスの送り迎え付き。
こういうサポートもほんとうにありがたい。

今日はテストケース、そういう対応をひとつしてみた。
起きてからずっと父に「病院」「通院」「診察」というキーワードを出さない。
何も言わずにいつも通りデイサービスの車に乗って。
そして着く先が病院。
悪い言葉を使えば「だまし討ち」である。

チャレンジの理由はある。
そういうキーワードを出したとき。
最近は表情が曇るような感覚があった。
そこへ行っても愉快なことは何ひとつ起きない。
当然と言えば当然の感覚だ。

今日ためしてみて。
「騙された」という表情は感じなかったけれど。
「あれ??」の戸惑いは見て取れた。
続けたときどう転がるか。
後数回は見定めないとね。

帰り、駅の近くで私だけ車から降ろしてもらって父はそのままデイサービスへ。
少々の空腹を感じる。
まずは今日のメインのタンパク質補給だ。
駅のケンタくんへ。
で、【今日の写真】となる。

まだ正午までは間があったから「持ち帰りで」と告げた上でね。
一番安くボリュームある補給を。
それで選んだセットメニューをレジでお願いする。
付け合わせを選べるとのこと。
少し迷ってポテトを選んだところ
ポテトだとランチセットで(無料で)ドリンクを付けられるとのこと。
良い意味でも悪い意味でも誤算。
ドリンクを付けられるなら迷わずホットコーヒーとなる。
家まで持ち帰れば当然冷める。
チキンだってポテトだって温かいできたてのほうが旨いに決まっている。
方針を変更、ここで食べていくことにして、「申し訳ないのですが」と切り出す。
さすがの客商売、満面の笑顔での店員さんの対応だ。
支払い、ポンタカードはありますか、と言われたので差し出す。
支払い方法の一覧を見て「Suicaでお願いします」と言ったら、Suica払いだとポンタのポイントは付けられないとのこと。
再度謝って、ポンタに付いたポイントを消してもらってお会計。
「面倒臭い客」なんて表情はおくびにも出さずやはり満面の笑顔。
うーんプロフェッショナル!

チキンが冷める心配をしなくて済むことになった。
どこにも寄らずにソッコーで家に帰る理由はなくなった。
駅ビルの衣料品売り場へ。
タイミングがいいのか悪いのか二割引きセールをやっていた。

家に必要以上のものは増やさない。
自分の部屋の抜本的片付け成功以降に身についた習慣。
ただし如何せん私は急激に痩せすぎてしまった。
去年とは別人となってしまった体型だ。
ぶかぶか感なく着られる夏服の絶対枚数不足。
そして今は楽な家計状況ではない。
でもそんなに頻繁にある機会ではない。
二割引きを計算して五千円以内。
その縛りの範囲内でお買い物。

帰路。
ケーキ屋さんの前。
ここでまた小心者ぶりを発揮。
自分だけ贅沢をしているという罪悪感にさいなまれ、夕食後のデザートケーキを購入。

帰宅、いつも通りの日常に戻る。
父が帰ってきて、やっぱりいつも通りのルーチン。
いつも通りでなかったのはケーキを出して見られた父の満面の笑顔。
うん、買ってよかったんだ。
血糖値コントロールばかり考えているのは父も辛いし私も辛い。
これでよかったのだと。
幸せ。

そんな一日。