コンパクトカメラを買ってから、ひと月がたつ。撮ることは撮れるのだが、パソコンには、取り込めていない。画像の、縦横比が、四つあるが、その中で、どれが、いいのか、まだ、選択できていない。記録画素数も、設定できていない。被写体に応じて、どの設定がベストなのか。まずは、扱い説明書の、熟読して、「習うより慣れろ」だなぁと。ちょっとやそっとては、使いこなせない。カメラの有効画素数は、1600万画素とあるので、きれいだ。
雑草の中に、咲いていた。花の大きさは、3センチくらいかなぁ。白に近い、淡い紫の花弁だ。花に、接写ができるので、撮れる。種子は、風に乗って、どこからきたのか。あたりを見回しても、ほかにない。可憐だと、眺めていた。
カシャッとしていた、足元に、四、五片の花びらが、落ちていた。高い枝を、ズームして、撮ったので、ピンボケ。被写体を、かなり引っ張ってみた。このデジカメは、1000万画素?だつたかなあ。白い色の花弁は、背景が、鉛り色の曇り空なので、消えてしまう。撮り方に、工夫が必要なのだろう。
今日は、曇り空で寒い。街中の神社の境内の、桜が開花していた。三日前は、つぼみのままだった。カシャッとしている間に、若い女のひとが、賽銭を入れて、鈴を鳴らして、手を合わせて、何か祈っていた。小生をみて、びっくりしていた様子だった。老い人三人も、境内を歩いて、通りぬけて行った。カシャッとしているのを見て、桜の木を見上げて、「ここの桜は、ピンクじゃねぇなぁ」と云いながら、通りぬけて行った。三日前は、若い男の人が、自転車で乗り付けて、神社の廊下に、腰をおろし、タブレットを見始めた。小生の姿を見て、「ここに来ると、なんか落ち着くんだぁ」と、声をかけてよこした。ひつそりとしているが、参拝者が訪ずれるので、神様も、さぞかし、うれしいのかも。