八十路徒然なるままに

早稲田かりほすなど、とりあつめたる事は、秋のみぞ多かる。また、野分の朝こそをかしけれ。徒然草より

さなぶり

2021年05月27日 20時01分54秒 | Weblog

親戚から、「さなぶり」をいただいた。「さなぶり」は、「さのぼり」と同じ、漢字は「早苗饗」と、辞典にある。早苗は、苗代から、田へ移す稲の若いなえというとある。「饗」は、ご馳走の意とある。田植えが終わって、田の神を送る礼儀という。田植えの前の準備にも、田の神を迎える儀礼もあるようだ。田植えの後は、天候のことも、なにかと心配をして、収穫まで、作業が多いようだ。一昨年の水害の時は、折角、収穫したコメを倉庫に積み重ねていて、水浸しになり、全部だめになつたと、聞いた。毎日食べる米に、あらためて感謝する。


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