八十路徒然なるままに

早稲田かりほすなど、とりあつめたる事は、秋のみぞ多かる。また、野分の朝こそをかしけれ。徒然草より

天高く馬肥ゆる秋

2010年10月04日 13時29分29秒 | Weblog
今の時代、馬は見られない。競馬場ならば見られるか。これからのお天気は、ひと雨ごとに、木々の葉が色ずき、日の暮れるのが早くなってきている。急に秋が深まると、感じる頃になる。当地方の日中の最高気温の平年値は、上旬で22.5度、下旬では19.7度のようだ。寒暖の差が大きい月でもある。中秋の名月は見られなかったが、今月の栗名月をみたいものだ。先日の青空はまさしく「天高く--」だった。歴史上の「関ケ原の戦い」は、新暦では今月二十三日だ。その時は前夜からの雨で、視界不良だった、硝煙立ちこめていたと、ちょろっと読んだ。晩秋の冷たい雨だったのか。七十二候では「むしたちがつちにもぐる」から「みずがはじめてかれる」と、稲刈りの季節だ。秋のお天気は女心とか、男心とかに例えられるほど変わり変わりやすいのか。来月は「小春日和」の穏やかな陽気になるのを、期待している。

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