八十路徒然なるままに

早稲田かりほすなど、とりあつめたる事は、秋のみぞ多かる。また、野分の朝こそをかしけれ。徒然草より

拒食のとき

2017年12月27日 15時14分35秒 | Weblog

軽度の、脳梗塞が、発症してしまい、入院治療後に、在宅介護になり、ご飯を食べさせていた。当時は、介護の様子や、ご飯の食べ具合は、知らなかった。日中は仕事、夜も食事のあとは、別棟で仕事の残りをしたりだった。あるとき、なんの気はなしに、朝のご飯を食べているところに、行った。すると、「それ食べろ、それ食べろ」と、無理じいをしていた。眠たいのを起こされて、機嫌が悪い。聞くと、前日も、十分には、食べていないという。まずは、安静にと、ベットに寝かせて。食べるしぐさをみると、口に入った食べ物を、舌で押し出す。飲み込む舌の動きが出来ない。飲み込む舌の動きが、できるようになるのに、ひと月かかった。今でも、半分眠って食べているときは、無意識に、舌で押し出してしまうことがある。


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