半分居眠りしながら、見るとはなしに、大相撲の千秋楽を見ていた。取り組みが終わり、表彰式になり、国家斉唱で、音楽隊の力強い前奏で、館内に「君が代は千代に八千代に」と歌声が響いた。久しぶりに聞いた。どこかの国では、「国歌」が聞こえたら、その場で、なにをさておいても、直立不動で、歌わなければならないと、聞いたことがある。国があって、国民がいる。国民がいて、国がある。偉そうなことを書いているが、祝日に、「日の丸」を掲げていない。国旗、「日の丸」をどこにしまいこんだかも、忘れてしまっている。いまさら掲げては、おこがましい気がする。せめて小さいのでもあればと思っている。画像は、「かな文字」の基本を習う手本にあったもの。ずうっと昔の、古本。「君が代はちよにやちよに さざれ石の いわおとなりて こけのむすまで」。
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