八十路徒然なるままに

早稲田かりほすなど、とりあつめたる事は、秋のみぞ多かる。また、野分の朝こそをかしけれ。徒然草より

じやんがら念仏踊り

2023年08月07日 11時47分22秒 | Weblog

画像は、2013年八月にも載せた。この念仏踊りが、盆踊りになっていったようだ。我が家では、明日がばあちゃんの命日で、すぐに盂蘭盆になる。彼の世に旅立ってからの見送りが、区切りになる。彼の世の事は分からない。現世で出来る供養の、仏教の行事が、盂蘭盆が区切りとするのかも。一年間の供養の行事が終わる。別のこと。ばあちゃんが百歳を過ぎたころ、車椅子に乗り、ぽつねんとしていたのをみた。目を見開いて、天井をまじまじと見ていた。おしゃべりついでの時、「死んだ方がいいべぇ」というので、「じっちさんとばっばさんが、三千子ぉっと、呼びにくるから、その時、行くんだよぉ」と、言い聞かせをしていた。そのことが頭にあったのかも。気付きもせず、瞬きもしないで、じいーっと天井を見ていた。ある時は、涙が一筋流れていた。「大丈夫、大丈夫だょ」と、肩をトントンとたたいて慰めた。うんうんとうなずいていた。生きているのが、迷惑をかけていると思っていたのかも。ずうーつと前の元気だったころ、小生がゴルフに、早朝にあわただしくおにぎりをほおばっていたのを、「そんなに慌てないで、ゆっくり気を付けていけよぉ。お土産は、洗濯物だっぺぇ」と、送り出された。介護は直接手は掛けなかつたが、排便で、オマルにさせるには、ベットからの移乗にリフトを使っていたので、リフトの扱いはしていた。在宅介護は、終わりが分からいのでも、あと少しあと少しで、十四年になった。在宅介護が終われば、のんびりできるなぁでいたが、将来の我が身の不安が、増してくる。


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