八十路徒然なるままに

早稲田かりほすなど、とりあつめたる事は、秋のみぞ多かる。また、野分の朝こそをかしけれ。徒然草より

秋の日は

2021年10月30日 14時56分31秒 | Weblog

画像は、以前に撮ったもの。夕暮れが早く早くなっている。「夕焼け空が真っ赤っかぁ、トンビがくるりと輪を書いた、ほおぃのほぃーーーー」。当地方の日の入りの時刻は、16時31分という。日が陰ってきたなぁと思うと、すぐに暗くなる。秋の夕暮れは、なんかうら寂しく思う。「秋の入り日と年寄は、だんだん落ち目が早くなる」と云うのがある。男の平均寿命は、82歳くらいのようだ。小生、今86歳。末期高齢者に、区分されているのかも。時々本屋さんに行く。目に付くものは、老いのことの本や雑誌。この歳では、本や雑誌に、載っていることは、一世代前に終わって、いなければならないこと。何もかも、準備万端すれるば、後はやらなくてもいい。思い残すことがなければ、それで人生終わりになるのかも。我が身に、なにか、思い残すことはと問えば、草刈りゴルフに行き、元気いっぱい、ショットをしてみたい。汗をだらだら流しながらや、北風の中、かじかむ手を、ホッカイロで温めながらや、移り行く山野を愛でながらの、爽快感は懐かしい。「年は寄れども心は寄らぬ」と、威勢を張ってみても、「年寄りの達者、春の雪」だっぺぇと、「ケ、セラセラ、なるようになるさ、先のことなど分からない、ケ、セラセラ」ト、自嘲をしている。

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