八十路徒然なるままに

早稲田かりほすなど、とりあつめたる事は、秋のみぞ多かる。また、野分の朝こそをかしけれ。徒然草より

何故鬼なのか

2016年02月03日 19時39分09秒 | Weblog
豆まきをした。話し声のの大きさで、「福は内、鬼は外」と、三回となえた。お隣さんは留守のようだし、「福は内、鬼は外」は、聞こえない。この歳になると、元日を迎えて、歳をとり、豆まきの豆を、八十二個食べて歳をとる。経年による劣化は、仕方のないこと。健康に気をつけて、過ごせばよいことなのだろう。そうそう、何故、鬼なのだろうか。永田久著、「年中行事を科学する」から引用すると、豆まきは、疫病や災害を追い払う行事とある。疫病や災害、陰気を鬼にたとえて、豆をまいて、退散させたとある。イワシの頭とひいらぎの葉を枝豆の枝に刺して、戸口に掲げたので、我が家は、今年一年、家内安全と願っている。
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