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八十路徒然なるままに

七夕まつるこそなまめかしけれ。やうやう夜寒になるほど、雁なきてくるころ、萩の下葉色づくほどーーーー。徒然草より

東風解凍-とうふうこおりをとかす

2012年02月07日 12時53分43秒 | Weblog
立春が過ぎ、ちょつとは、陽射しが柔らかくなった。節分のならわしの、豆まきは、この歳だから、小声で、「ふくわあぁうちいぃ」って。翌朝、道路のまいた豆を掃きいた。豆の枝に、いわしの頭を、ヒイラギの葉を挟んで、戸口に差した。子どもの頃の記憶に、庭に植えてあった、青々とした葉を、挟んだ覚えがある。冬から春の変わり目、気分的にも、明るくなった。一年を、七十二候にわけた、季節のことばがある。立春の第一候は、表題の「東風解凍」がある。暖かい風が東より吹きはじめ、氷をとかしはじめる、という。一年、365日を、五日単位で、季節の表現をしたものがある。まぁ、たぁいしたもんだの、一言だ。例によって、小林弦彦著から、引用をしました。画像は立春前の、夕暮れ。明暗のコントラストが鮮やかだった。当地方の、日の入の時刻は、17時過ぎだ。だんだんと、日の入の時刻が遅くなってくる。復旧した、火力発電所の煙突からの煙が、なびいている。「はあぁるよこいぃ、はやぁくこいぃ--」って、歌ってみっかぁ。

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