八十路徒然なるままに

早稲田かりほすなど、とりあつめたる事は、秋のみぞ多かる。また、野分の朝こそをかしけれ。徒然草より

官に当るの法

2007年11月28日 20時03分45秒 | Weblog
守屋洋著「中国古典の名言録」からの引用です。今日のニュ-ス、元事務次官逮捕。防衛省とゆう人を率いる組織のトップだ。名言録に「官に当るの法、ただ三事あり、曰く清、曰く慎、曰く勤」公職についていれば「清」、ワイロなどに見向きもしない。そうあるべきだと思う。ワイロを贈る方と受け取る方と、ふたりしかわからないと思うが「楊震の四知」で「天知ル、地知ル、子知ル、我知ル---」で結局地位を失い、のちのちまで汚名を着ることになる。とある。こんなことは百も承知していただろうに、部下の誰かひとり、早いうちに「やめろ-!」というひとはいなかったのかなぁと思う。言ってしまえば自分の地位が危うくなつてしまうとのだろうけど。
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