八十路徒然なるままに

早稲田かりほすなど、とりあつめたる事は、秋のみぞ多かる。また、野分の朝こそをかしけれ。徒然草より

気象の変動

2007年06月25日 19時43分33秒 | Weblog
七十路徒然なるままに、毎年変化する気象、先日22日は、夏至。昼間の時間が一番長く、夜の時間が一番短い日だ。夏至、二十節気の言葉のひとつ。節気の言葉は中国の黄河流域で、4000年前に、農暦として作られて、日本に伝わってきた。太陽が投じる陰が一番長い日を、冬至として、次の冬至までの間を、二十四等分して、季節を分ける言葉で表している。月の運行を、新月から晦日までを、一か月、小の月、29日。大の月、30日、それぞれ六回、一年合計、354日、これが太陰暦だ。太陽暦は、一年365日なので、11日のずれがでる。考えだされたのが、旧暦に5年に二回、閏月を入れて調節する、これが太陰太陽暦だ。昨年、2006年は、旧暦七月が二回あった。このため、秋の到来が遅れ、十五夜様が、11月6日となった。ちなみに、今年は10月25日、来年は10月13日となる。
春夏秋冬、今年も来年も、季節は、早めに移り変りすると思う。
参考文献 小林弦彦著 「旧暦はくらしの羅針盤」
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